外国人労働者受け入れに失敗する企業の共通項

先日、ある行政書士事務所の代表の方が、
外国人スタッフのパスポート取り上げで、
プチ炎上してましたね。
他にも４，５カ国のスタッフがいるように載ってました。

この代表の方、
元警視庁職員。
更に養子縁組のセンターやら、
国際結婚の紹介斡旋のビジネスまで手掛けていらっしゃるようです。

中身を知らず、
外身だけで見てれば、
おー素晴らしい事業家？

そういえば、
某大手の会社も、
技人国の職種不適合斡旋でニュース沙汰になったところがあったり、
国会議員の先生へ賄賂を贈っていたであろう会社もありましたね。

いずれも、HPはキレイに作りこまれ、
歴戦の事業実績とその規模が羅列し、
顧問弁護士やら行政書士やら社労士やら税理士やら、
公的信用性がいかにも高そうな方々で固め、
イケメンや美女が責任者やスタッフにたくさんいて、（ヒガミです。笑）
社会的にとっても意義のある会社方針を掲げ、
取り組んでいらっしゃるところでした。

あぁ、お金かかってるなぁ。
儲かってそうだなぁって。（だから、ヒガミです。笑）

長い読者の方は、もうお分かりですね。

『どこ』と付き合うのではなく、
『誰』と付き合うのか。

もちろん、自前で取り組むのも良いでしょうけど、
あまりにコスパが合わなすぎるほどの手間暇とリスクとコストを抱える事態になることを覚悟して、
何事も経験と、最初から全てを求めず、お試しくらいの感覚で、頑張ってみるのは手だと思います。

あ、そうそう、コレ、
小さいから責任感もって取り組んでくれるだろうとか、
大きいからダメだよねとか、
そういう意味じゃないですから、お間違えなく。

それと、儲けているところが、すべからく悪質だとも言いません。
そうそう、社会的に高い付加価値をたくさん生み出しているからこそ、
その分、儲かっているともいえるからです。
商売が上手な方は、やっぱりどこにもいらっしゃいますから。
私がヘタクソでそこにあまり興味や執着がいかないだけで。汗

そして、
受入失敗先の共通項は、もう一つ。

「人選」です。

特に特定技能はまだまだ選べる状況にありません。
選べる技能実習生でも、失敗があるくらいなのに。

有資格者ならば、誰でも良い…
そう言いたい気持ちはわかりますが、
無理なものは無理。
余計に傷口を広げ、クリティカルにさせかねないので、
気をつけましょう。

これも実は、
『誰』と付き合うのか、とも言えることです。

そだねー
でもじゃあ、この付き合うべき『誰』って、誰よ？苦笑
その『誰』かさんは、いったい、『どこ』にいるのよ？苦笑

一生懸命、探して自分でアプローチして、
答え合わせを重ねるしかないですかね。

労働者と同じで、
待ってれば、口を開けて営業に来てくれるなんて時代じゃありません。
欲しいものは自ら取りに行きましょう。
今じゃ、情報だけなら、AIがすでに機能していて、
検索などで探せば探すほど、カスタマイズされた情報が出てくるようになってきてますから。

もしくは、そういう方々が集っている『場所』を見つけて、
そこでアプローチしてみるとか。

その『誰』かさんを紹介してくれる人と接するのも手ですが、
その場合、悪質ブローカーに上手に料理されてしまう可能性もあります。

そうなんですね、最終的には、自分の目で確かめて、
判断するしかないんですね。

個人的には、どうせなら、
こういう情報発信をされている方は、かなり増えていますから、
色んな人の意見を見聞きして、
この人が言ってる内容が正しい。
こうあるべきだと思える。
そういう方とお付き合いしてみるのが宜しいのではと思います。

まだ多少なりとも、解決までの時短に繋がることでしょう。

なんなら、言い続けていることが一貫している人。
さらに、その過程において、成長がみられる人。

そういう部分からみても良いのかもしれません。

目に見えてわかりやすいコトで判断するのではなく、
目に見えない部分をちゃんと見極めて、
受け入れに舵を切りましょう。

そして、
誰かのせいにせず、自身が当事者意識をもって、
取り組んでいきましょう。
人間誰しもYDKです。笑

誰かさんを恨んで責めて責任を負わせようとしても、
実際には、それはあまり意味のないコトですから。
（明らかに非のある場合は、逆にキチンとさせねばならないですけど）