ご存じですか?
すでに監理団体の総数が、減り始めていることに。
ここ数回、12月くらいからかな。
たまに公表数もアップデートされているんですが、
行政処分された先を除いたとしても。
すでにここ2、3回は立て続けに減ってるんですよ。
まぁ、ある意味、当然ですよね。
いつの年も、設立、事業スタートしていく監理団体が、
全国津々浦々で、何団体もあるんですから、
2019年に設立に動いて許可が出ていても、
2020年になって、一人も入国してこない。
その間、固定費を支払い続け、
入国者はいつまでたっても来ない月日が続くなんて、
維持費支払いが持つ先ばかりなワケがない。
そして、
どうやらこの先、2021年中も、
あまりストレスなく受入ができるとは思えない。
同時に、今時、新規受入先を増やす?ような営業活動も、
動けるような状況が続かない。
手も足も封じられて、先が見えない金策に走り続けるくらいなら、
いったん、事業閉鎖するのは、自然な流れです。
余談ながら、
維持費がほぼかからない特定技能の登録支援機関は、
まったく問題なく、増え続けています。
特定技能案件もちゃんと対応してまっせっていう宣伝効果も期待して、
なおかつお役所お墨付きって印象もありますからね。苦笑
さて、問題は、
この減少数字先が、新設組合みたいな先ばかりなのかどうかってことです。
またこの先、長年やってる組合も事業閉鎖へと追い込まれないかってことです。
たぶんイチ職員のステージでは、
目の前の個別具体的な案件とその対応については、
誰よりもよく知っていて当たり前なんですが、
自監理団体、全体の数字は、把握できていないことが多い。
まして、内部留保=資金的スタミナがどれだけあるかなんて、
全く知らないし、真の懐事情は、教えてもくれないでしょうね。汗
当然、事業運営自体の責任は負ってはいないでしょうし、
ただでさえ何かと忙しい毎日を送っていると、
考え確認する意識すらない。
おそらく、それぞれの監理団体では、
大なり小なり、受入人数は減っていく一方でしょう。
多少の増減は個別に抱える状況に応じて違いはあるにせよ、
ミクロより、マクロでみれば、
そうなっていますし、少しずつ加速していきます。
厄介なのは、日々少しずつ変化していくこと。
ひと月に平均10人ずつ目減りし続け、去年から10カ月も続いたら、
100人減ってることになります。
だけど、
これが今月一気に100人減ったら、
さぁどうしようって心配になるけど、
少しずつ減っていくと、意識すらできないんですね。
10カ月前から比べて、同じく100人減ったのに。
そんで、
この100人減った理由も様々なのが厄介なトコロ。
帰国で減ったり、失踪だったり、転籍、転職だったりと、
今や色んなトラブルでも引っ掻き回されるので、
維持可能な数字も、出来高で振り回される。
そして、ココには、
目に見えない色んなコストがかかっている。
運営側もさすがに全く考えないワケじゃないでしょうから、
あの手この手は打っているのでしょうけど、
特に受入人数が決して多くはない先であれば、
そもそもの事業運営に大きな支障となり、
安定運営をし続けられるか、とても心配される。
目先のこれらの現実を大きく変えられる経営者など、
そういるハズがない。
結果、マトモな人たちが忌み嫌うほどの、
金持ち監理団体が生き残っていく。
(私は別に、金儲けがうまい先が全て悪質とは夢にも思ってはいません。苦笑)
コレ、受入先であろうが、どんな事業体であろうが同じ。
潰れる時は、いつだって寝耳に水で通達されます。
一カ月後に潰れますからねー!
って、事前告知をしてくれる先ばかりじゃないのが現実です。
経営者の情けなさはいったん置いといて、
イチ職員も、振り子の先で、振り回されるのが常だってことです。
ココまで書いていて、
私、別に監理団体が潰れるほどに
打撃を被っている先が現状でソコまで多いとは思ってはいません。
今のところは。
ただ、既に潰れた先が今、既に複数あるのが現実であり、
去年に続いて、どれだけの新規入国不可を続けるかによっても、
体力が持つかどうかは、分かれていくことでしょうね。
まして、先行きなんて、
人は自分が信じたい情報を信じるものです。
怖さから逃げたい、考えることさえストレスな人は、
「いや、ウチは大丈夫だろう!」って、
自身が思いつく一つ二つの根拠を信じようとします。
2月7日は無理でも、3月には解除されるし、また入国も始まれば、
この1,2カ月だけのことだから、大騒ぎするほうがおかしい…とか、
国はもはや実習生抜きでは成り立たないから、
世論がどうでも、経済界からの突き上げにはかなわない=また近々受入再開になると思うよ…とかね。
新規入国が再開されれば、
大きくは潰れる問題はないと考える。
逆に過剰なほどに自身が被害を被りたくないと考える人は、
誰にも言わずに、
いつ辞めても良いような心構えや、次をどうしようかとさえ、
冗談半分でも考え始めます。
今まで300人いて、この人数で回していた。
100人のオーダーがあっても、50人は去年受け入れできたけど、
50人はまだ入国できない。
その間にも、また30人は減っていく。
現在、10人で回しているけど、
この固定費って持つのかな。
誰か削られるのかな。
振り回され続ける今、めっちゃ疲弊しているんだけど、
このまま続くと、自分はモツのかな。
こんだけ大変な思いをしてるのに、給料上がんないのかな。
まぁ、団体の収入自体が減ってるんだから、
自分のとこまで回ってくる分け前はないよなぁ。
こうやって、また入国停止、解禁、また停止…なんて振り回され続けたら、
現場のコッチは体がもたないよ、どうしようかなぁ。
給料も増える要素ないし…
肩たたかれるより、早めに転職しよっかなぁ。
どうせなら、コロナに振り回されないほうが良いし…
色んな人がいるのでしょうね。
この業界にヤリガイやikigaiを感じられない人は、
たぶん去っていくんでしょうね。
そして、問題はやっぱり、
去っていかない人。苦笑
どっぷり魅力にハマって抜け出せない人。笑
一般大衆宜しく、今さら他の業界へ行こうとはみじんも思っていない人。
愛すべき技能実習バカ、外国人労働者バカ。笑
この業界が好きで好きでどうしようもないならば、
この業界の中での様々なリスクヘッジをしておく必要があります。
少なくとも、そんな視点で、自身のみの保全も、
よくよく考えてみる良い機会だってことです。
去年、夏頃くどくど言ってますが、
サラリーマンやってれば、
会社都合に振り回されるのは、致し方ない。
コロナに振り回されるのも、致し方ない。
変わらない現実を嘆いていても、どうしよーもない。
自分なりに、この業界で立ち続けられる手段を見つけましょう。
確立させましょう。
この業界も、一時的に縮小するだけだから、
たぶん、2022年以降はさすがに正常化して、
それこそ今までの反動もあって、
ますます申し込みも増えるから、
なんとかして今だけ、今年だけ乗り切れれば、
それで大丈夫!
って、思考停止するのも自由です。
何でも同じ。
気づきもしない。
気づいてもやらない。
やってみたけど、うまくいかなくて止めちゃう。
99%はそんな人たち。
ナゼ、そうなるのか。
自分の頭で考えるのがストレスだから。
自分で調べるのがメンドクサイから。
今すぐ困ってないから。
その痛みを感じられず、想像もできないから。
わかっていても、できないのが人間です。
じゃ、どうすべきか。
コレもまた同じ。
同じ意識を持ち、同じ方向性へと向かう仲間を作ること。
ソコで様々な交流をし、互いに支え、励まし合う環境に身を置くことです。
一人だけど、一人じゃない状態を作り出すこと。
そうやって、
知恵も工夫も絞り出し、
仕組みまで上手に活用して、
歴史にも経験にも今現在からも学んで、
現状を踏まえて乗り越えていけばいい。
この業界なりの稼ぎ方、儲け方だって、
様々あります。
あ、もちろん、誰に後ろ指指されることなく、
匿名で、身元もバレず、
自身の今までの経験値さえあれば、
やりようはいくらでもあるってことです。
つまり、安直な悪質ブローカーに転落せずとも、
悪質ブローカー以上に稼げる手段はあるってことです。
自分の頭で考えないし、調べないなら、
自分なんかじゃ、正解?にたどり着けないから?、
そのままでいるか、
誰かにたとえお金を支払ってでも、知ってやってみるか。
いつもながら、個別に相談には乗りますが、
本気な方だけですね。
そして、たぶん、それらの稼ぎ方、儲け方は、
あくまでも個別でしか響かないのでしょうね。
人それぞれに、得手不得手も価値観も考え方も、
微妙に違うので。
つまり、あの人にはできても、
アタシにはできない…そう思う人が多いのでしょう。
あぁ、話がどんどんズレていく。笑
まぁ、お話聞きたい人は、いつでも個別にどうぞ。
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