世の中、今、VUCA時代なんですって。
奥さん、ご存じでした?笑
Wikipediaより。
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VUCA(ブカ、ブーカ)はビジネス用語。
Volatility(変動性)、
Uncertainty(不確実性)、
Complexity(複雑性)、
Ambiguity(曖昧性)
の頭文字を並べたアクロニム。
1990年代後半にアメリカ合衆国で軍事用語として発生したが、
2010年代になってビジネスの業界でも使われるようになった。
「今はVUCAの世界になった」というような文脈で使われることも多い。
—
技能実習生、特定技能、他、正に、
この外国人労働者業界でも、
VUCAが訪れていることは、
現場に関わっていらっしゃる方は、
よくよくご存知のことと思われます。
移り変わりが激しい。
先が今まで以上に見えない。
アレもコレもケアせねばならないからとても複雑。
法だけ守っていればいいじゃ済まない。
おぉ、なんてドンピシャな言葉でしょうか。汗&苦笑
頭の中がこんがらがって、
混乱した脳はいつでだって何だってストレスを感じて、
なんでも否定的になったり、
周りを攻撃したり、
メンタルが不安定になるので、
言動がおかしくなったりする方が増えていきます。
今回は、もう一つ、ご紹介したい言葉というか、
記事があります。
人事関係者が口を揃えて証言「テレワーク時代にリストラ対象になる人」5つの新基準
5/25(月) 6:15配信
別に、テレワークがどうとかお伝えしたいわけじゃありません。
注目すべきはその中身です。
特に中小企業では、とても手が回らなかったような、
成果に応じた人事評価がなされるようになっていくということ。
個々の成果の一つ一つが、透明化され、見える化され、
評価されることで、
特に経営者、管理職の方々は、
自身のレベルが、ステージが、人間性が、成果の出来不出来が、
あぶりだされてくるってことです。
ホンモノしか生き残れない。
準備してきた方は、準備を加速させて、実践に生かしていく段階です。
準備してこなかった方、
自分の頭で考えられない方、
まだまだ不慣れな方、
頑張りましょう。
頑張り方自体、考えないと、
どんどん取り残されていきます。
時代は冷たいくらいに平等で公平です。
自分を知り、他人を知り、
自身の付加価値をビジネスを超えて、
ドンドン高めていきましょう。
正に、昨日書いた、頭脳労働の世界です。
新規参入者の方々には、
ある意味、キツイところかもしれませんが、
技能実習のことだけわかっていればいい…
特定技能のスペシャリストであればいい…
それだけの人は、とんでもないレベルにまで行かねば、
生き残っていきにくくなってきています。
新規参入者の方も、そもそも何か別のスペシャリストであれば、
掛け合わせることで、オリジナルな付加価値を生み出せるのかもしれません。
…この流れはグダグダ書きそうなので、
ココで切りますが、
VUCAの時代は、頼れる絶対的なモノサシは、
誰も持ってないし、
だから自分で見つけるしかない。
定めるしかない。
さてもまぁ、厳しい時代の到来です。
いや、緩やかに変化の道をたどっていましたが、
本当に強制的に加速させられています。
マジで、ついてこれない経営者が率いる会社は、
時間の問題で遅かれ早かれです。
糖尿病やがんと同じで、気づいたとき=問題が表面化した時には、
すでに手遅れなんで。
経営者、中間管理職ではない方々、
全く持って他人事じゃないっす。
振り回されるのは、いつだって、
振り子の先にいる人のほうが、
振り幅は大きくなるので、
辛い思いをするのは、自分自身です。
そう、特に人生経験や社会的な常識が薄い若者たちは、
誰と組むか=どんな人たちと付き合っていくかによって、
その後の自身の人生が大きく変わっていくことでしょう。
若いから、経験が薄いからと言って悲観する必要もありません。
若いからこその有用性、付加価値は、たくさんあります。
何よりも、年寄りの私と違って、
元気、パワー、勢いがあります。
吸収力も年寄りとは比較にならない。
時間も有り余っている。
どうやって、それらを武器に戦うかですね。
自問自答して考えてみてください。
誰かと話し合ってみてください。
明らかに私のような年寄りたちとは違って、
今じゃ何年も早くから、
様々なことに気づけたり、学べたりする機会がそこかしこに転がっていますから。
明確な方針を示せない経営者や中間管理職、
自身の理念を言語化できない=明確に伝えられない上司の元からは、
人は去っていく時代がすでに始まっていて、
知性も思いやりもない上司は、
不要の人材として新陳代謝されていきます。
ひたすら楽になりたくて目の前の諸問題から逃げてきた人、
人間として、大人として、
自身の中に積み上げてこられなかった人には、
とっても生きづらい時代の到来です。
イイカゲンに直視して、向き合って、自分なりの答えを、
見つけていきましょうよ。
失敗を恐れず、トライしていきましょうよ。
人はミスを犯す生き物なんですから、
100戦全勝せねばならないことなんてないんですから。
失敗したら、素直に謝って挽回するだけです。
今後、より一層、技能実習生受入先、
特定技能者受入先の真価が問われていきます。
業者でいえば、
良いお客(受入先)と良い関係性を築けているならば、
当面、続いていくことでしょう。
受入先で言えば、
良い従業員を雇い、良い教育を施せていて、
良い関係性を築けているならば、
生産能力はより一層、研ぎ澄まされていくことでしょう。
もっと言えば、
中身が良い会社であれば、
立ち回りが適切であれば、
良い労働者どころか、
良い仕事すら、勝手に舞い込んでくる時代です。
スケールアップじゃなくて、
クオリティアップ。
未だに薄利多売を追い求めているよりかは、
良い顧客を良い客単価で捕まえて、
より良い関係性を築き続けられる人こそ、
時代に求められている、寵愛を受ける人でしょう。
残念な取引先は、どんどん淘汰されていきます。
遅かれ早かれ、潮が引いていきますし、
もしかしたら、その原因すら理解できないでしょう。
気づけもしない。
ドンドン浦島太郎化していきます。
いわゆる大衆は自分の頭で考えないので、
いつだって批判的であり、他社を攻撃し、
国のせいにするばかりです。
そういうポピュリズムで政治が動くことも、
よくよく理解したうえで、
踏まえて、どう乗り越えていくべきかを、
考えて実践していくのみです。
向き合いましょう。
直視しましょう。
絶望を愛して、積極的に受け入れていきましょう。
受入先側の方、
自社がどうあるべきか、経営者はどうあるべきか、
考えて整理して、言語化、体系化していきましょう。
鶏(売上)が先か卵(社内の生産力)が先か、
明らかに卵が先です。
卵がちゃんとしてないと、
せっかく獲得した鶏は、利益を生み出せず、
下手すると損害賠償という巨額のマイナスすら生みかねません。
業者側の方、
前述に加えて、
監理先、支援先を、いかにして良い会社に導けるか、
このレベルでの支援が必要になってきています。
必要あらば、売上づくりすら支援していくべきです。
だって、そうしないと、
業者としての事業が回らなくなっていきますから。
より深い部分で繋がっているからこそ、
取引先の適切かつピンポイントの支援が、
可能となるハズです。
それらができない先は、見事に出来高。
付き合いが続けばいいなぁって他力本願でしかありません。
双方ともに必要なのは、
こういった、様々な求心力です。
コレも同様に言い続けてきていることです。
本質とは何かを考えましょう。
極論を言えば、
技能実習生が、特定技能者が、いったいいつから入国して、
受入先で働けるようになるのかは、
とっても気になる部分ですが、
そこは大したポイントじゃない。
アンテナを張ってチェックしておくだけのこと。
誰一人として、入国時期や配属時期を事ロールできる問題ではありません。
むしろ、向き合って考えるべき最優先課題は、
もっと深いところにある。
企業と言わず、組合や登録支援機関のレベルも、
そうとうな格差が開いていきます。
駆け出しの客先がひたすら欲しいだけの組合。
客の相手だけしている組合。
客が逃げていく組合。
逆に、
客が勝手に集まってくる組合、
並んで順番待ちしてもらわないとまずい組合、
とても手が回らないからとお断りすらせざるを得ない組合…
人数だけひたすら追い続ける組合。
少ない人数でも安定的に経営が続く組合。
技能実習生や特定技能周りだけしか、やらない組合。
他にも様々な提案をしてくる組合。
組織改編から売上づくりまで手伝える組合。
同じ組合という言葉を使っていますが、
中身は雲泥の違いです。
人も組織も二極化していきます。
さて、アナタはどちらへ転がっていくのでしょうか。
*いつも通り、何よりも自分に向けて言い聞かせています。
追伸、
上っ面なことばかりで人を集めるのではなくて、
こういう本音を伝えてくれる人のほうが、
むしろ少なくて構わないから、
付き合いやすく、付き合いたいと思うのは、
私だけなんでしょうかねー…
会話の頻度や中身にもよりますが、
腹の探り合いをしてる時間が本当にもったいない。
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