技能実習でも特定技能でも、受入先へも外国人の若者たちへも…

受入企業向け

魅力的なオファーを出そう。

よく監理団体(組合)がキレイごと抜きに受入先を増やしたいと願っている。
でも、そう簡単に獲得できるものではない。

むしろ、簡単なオファーにすぐに乗っかってくる先へは、
何かありそうだぞと構えて受け答えする。
リスクや赤字になりそうでは、元も子もないから。

そんな中、どうやって受入先を獲得していくべきか。

ひとえに、他とは圧倒的に違うオファーであることが大前提となる。

人手不足対策は外国人しか補填できませんよー!
受入すれば制度上、転職できないから定着できますよー(何の苦労もなく縛れるよ)!
コストも安くしておきますよー!

アホの一つ覚えのステレオタイプの提案に、
響く経営者はよほどの情報弱者、アンテナ弱者か、
どこまでも1円でも安く受け入れデキる先へと乗り換えたい損得勘定最優先の先でしかない。

 
この業界は極論、陣取り合戦。
良質な客先が欲しいなら、
他と付き合いのある受入先を自団体へと乗り換えしてもらわねばならない。

=より自団体のレベルを上げていなくては話にならない。

コスト面は経済活動に取り組む受入先も大きなポイントの一つではあるものの、
大きく変わらなければ、検討のテーブルにも乗らないし、
良質な客先ならば、むしろコスト面より中身で決める場合がほとんどなのが、この業界。

より良い受入先は、より良い監理団体と、
長いだけあるコンセンサスが分厚く積みあがっている。

ソレをひっくり返すには、前述のステレオタイプのままで、
口を開けて待っていれば向こうから鴨葱でやってくるなんて誰一人思わないでしょう。

 
良質な人材を受け入れたい、斡旋したいと願う気持ちもまた、誰でも同じ。

であれば、コレも同じく、フツーに?最賃提示で臨む人材が向こうから勝手にわんさか集まって、
労せず定着確約してくれる労働力の確保が実現すると考えているのは、
まったく時代についていけていない経営先。

 
自団体の中身をレベルアップするというのは、
正にこの業界で、有識者会議で言われている、
「人材育成」ワードに集約される。

つまり、良質な現場職員を育てられるかどうかが、
受入先獲得、増加の礎となる。

業界知見はもちろんのこと、
相手に届き、響く提案ができるかどうか。

そのためには、個別具体的に相手のかゆいところがどこなのかを調べて知ることから始まる。

こういう足元、根活(久々に使ったワードだ。苦笑)ができているか。
地道に実力を育んできているかどうか。
自然と無理なく加速させられているかどうか。

そのための環境、習慣を組織として根付かせていられるかどうか。

経営者のホンモノ加減がハッキリと浮き彫りになる現在です。

この先ももっともっとこの路線でハッキリクッキリしていきます。

学んでいない経営者は、
成長のない経営者は、
レベルの低いままの経営者は、

遅かれ早かれ時間の問題です。

その経営者(リーダー)に付き従う労働者もまた。

 
相対的に見ても、
「アナタが頑張っている以上に、歴戦の実力者はもっと頑張っています」
「頑張るレベルが、ステージが、手段、手法が、そもそも違います」
「息を吸うかの如く、日々の習慣、環境で半自動的に勝手に成長し続けています」
残念な方、力及ばない方は、たいてい、そういうものです。

それをまた、他責にするか自責にするかで、その後の伸びも粘りも結果を大きく変わっています。

昭和も平成も令和も、本質、根っこは変わりません。

 
相手を知り、己を知り、
人を知り、社会を知り、
世の理をわかっていれば、
自然と魅力的なオファーもまた、勝手に生まれてくるものです。

生まれてこないのは、ひとえに自分の実力が足りてないだけのこと。

そう言い聞かせて、私も日々、踏ん張ってます…というか、
楽しんでます。笑
(好きこそものの…って最近書いたことです)

その結果、稼げているのかどうかがついてくるだけのこと。

アナタはいかがですか?

 
追伸
「稼げるかどうか…」から逆算してる方がほとんどだと思われますが、
こんな意味合いで「楽しめるかどうか…」基準で取り組めばよいのに。
いつもながら、自分に言い聞かせています。
もっともっと洗練させていかないと…と。

————————————————————–
*こんな私から様々な企画、案内が届きます。
フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
メルマガ登録はコチラ
自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
————————————————————–

コメント

タイトルとURLをコピーしました