特定技能、技能実習制度ビジネスを成功に収めるコツ

問題解決

監理団体、登録支援機関(有料職業紹介)、送り出し機関、
それぞれにビジネスで取り組んでいます。

でないと自転自走や自組織(スタッフ)を守ることなんかできやしないし。

でも、上手くいってるところばかりじゃありません。

でも、上手くいってるところもあります。

何が違うのでしょうか。

当然ながら、当方やみなさんが忌み嫌うキックバックなどの
収益モデルは論外とします。
要は、そんな裏金で喜んでいる輩は一顧だにせず、
そんなことなくても、きちんとビジネスとして成立させられるということを、
世に広めることも大切なのかなと。

基本的に足元を見れば答えは簡単。

お金の出所を大事にする。
ただし、、、

お金の出所である受入企業側を大事にするというのは、
決して甘やかすばかりではなく、
その会社にとって本当に良かれと思われることは、
どういうことなのかについて、
相手の耳に痛いコトであったとしても、
ちゃんと指導し、またそれを納得して聞かせられるだけの
グリップ力を持つことが肝心要であるということ。

そして、この業界で絶対忘れてはならないのが、
外国人労働者本人のケア。
人を商品というと聞こえが宜しくはありませんが、
この商品が、有効に機能してくれなくては、
受入側も、全く意味がありません。

つまり、有効に機能してもらうためには、
どういうことをすべきかということです。

人はモノじゃないので、感情もあれば、
モノも言います。

不公平を感じれば、不平不満を言いたくなるし、
イヤになれば、その場から逃げ出したりもします。

それって、受入側にとって、決して望ましいことじゃありませんよね。

踏み込んでいえば、
許容できる範囲で、教育できる範囲で、
労働力としての力を発揮し続けてもらうことが、
受入側にとっても、最大の目的ですよね。

(人を労働力と言い換えることは嫌いですが、便宜上キレイごと抜きに。)

であれば、
その目的の為に、労使の需給バランスも、
きちんとケアすることが大切なのは、当然です。

ナゼ、こうまでいうのか、答えは簡単。

外国人労働者が受入側からいなくなったら、
ビジネスとして成り立たないからです。

業者は存在価値ないですよね。

受入側にすれば、何のためにお金を支払っているのか。

ビジネスライクに言えば、
コレが成立できている=受入側と労働者側とが許容範囲に収まっている間は、
ビジネスが成立します。

業者側の責務は、
これを成立し続けられるかどうかがポイントです。

事業の収支だけ考えるのであれば、
いかに安く、いかに最小限の労力で、
この状態を維持できるのか。

コレだけです。

ただし、このコレだけを成立させ続ける為に、
どれだけ膨大な手間暇と、時間と、コストをかけねばならないのか。
また、かけるべきなのか。

ビジネスライクに言えば、
これが十分なところは、ビジネスとして成立しているだけであって、
成立しないところは、コレが十分ではないからです。

あ、もちろん、お世話する企業の数や外国人労働者の人数も
ある程度のボリュームがないことには、成立しません。

ここで、マネーゲームに走る輩は、
目指せ千人、1万人と数を追いかける方向へ転がっていきます。

スタッフの気持ちや労力や、受入側のリスクなどしったこっちゃありません。

もちろん、キックバックも追い求め続けます。

結果、ビジネスとしてロクに成立していなくても、
次から次へと新たな組織を作り、
上手に企業を見つけてきて、だまくらかして、
焼き畑作業を繰り返します。

人のお世話や教育指導というのは、
本当に難しく、手間暇かけたワリに、儲けが少ない商売なので、
よけいに、マネーゲームへ走る輩がでてきてしまいます。

人の良い優しい日本人が多いからこそ、
今の失踪や事件の数に収まっているようにも思えてきます。

海外を多少なりともご存知の方であれば、
他国でこのビジネスが、今のスタイルで十分機能するとは思えないのではないでしょうか。
というか、もっと奴隷商人みたいになっているのでしょうね。

脇にそれましたが、お分かりのように、
当たり前のことを申し上げている次第です。

そして、その求められる業務レベルを問いたいばかりです。

ちょっと精神論ぽくなるやもしれませんが、
実は、けっこうシンプルなんです。

外国人労働者の為に、何ができるか、
どう指導すべきか、
どう立ち回るべきかについて、
ひたすら考え、尽くし、寄り添ってあげていれば、
自然と労働力は有効に機能し、
結果、受入側にとっても、満足につながります。

それは継続を成立させ、自社にとっての利益に結び付きます。

お分かりいただけますでしょうか。

途中で外国人労働者がいなくなったら、
そこで利益は途絶え、企業も落胆し、終了です。

外国人労働者を甘やかすのではなく、
どれだけ成長させ自立できるように導くのか。

ちょっと上から目線ですが、
企業側にも、労働者側にも、
自分の言うことを聞いてもらえるだけのグリップ力につきます。

どちら側にも、下から目線でご機嫌伺いをしていると、
何一つ解決できません。

お分かりいただけますでしょうか。

つまりは、
一職員に、一スタッフに、外国人労働者はもちろんのこと、
一介の社長さんでさえ、モノを申して、助言や提言に折り合いをつけてもらえるだけの
力、能力、人間力、スキル、などなどが求められるということです。

コレは、組織として、こんなレベルのスタッフを、
どれだけ揃えられるか、育てられるかのチカラも、経営者には問われます。

個人的には、かなり本質的な要点を上げたつもりです。

これは、日本側、海外側、監理団体、登録支援機関、職業紹介事業、
どのポジションにいても、同じです。

外国人労働者側の気持ちに立って、ちゃんと考えられるかどうか。
動けるかどうか。
指導できるかどうか。

経営側の方が、ぜひともこの視点に立って、
事業に鋭意取り組んでいただけたなら、不幸は減り、
笑顔と感謝が溢れる世の中になっていくことと思います。

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