最近当方へ多いお問い合わせを書いてみます。

問題解決

まずは、組合設立、そして監理団体の許可申請。
この辺りは、ご自分たちで対応される方が多そうです。

問題はその次。

組合は設立できる。
監理団体の許可も何とかなる。
受入希望先もある。

じゃあ、実際に、提携送り出し先をどこにしよう。
(申請時にはある程度の送り出し国と送り出し先は決めてはいる。)

実際に動くとしたら、本当にココで良いのか。
手続きの書面はどうすれば良いのか。
いやいや、一つ一つどうやって現場を進めれば良いのか。

特に他の監理団体で実務に取り組んだことのある人がいない場合、
イメージすらわかず、スタートしてみたはいいけど、
さぁどうしよう。。。

組合立ち上げの会社は色々協力的だけど、
資金を使わせている分、
1社だけでない分、決して失敗は許されない。

それこそ、責任問題だし、
そもそも自分が言い出したこと(そういう方が多い)ので、
懸命に色々調べてはみるものの、
はたして本当にこのやり方で良いのかどうか。

漏れはないか。

心配な方々からの、ご相談が届きます。
そして、実はコンサルの方や、行政書士などの方からである場合も、
少なくはありません。

ご不安はわかります。
そして、失敗したくない、するわけにはいかない、
だけれども、その加減がわからない。

実は、たぶん、この2,3年、こういう案件が増えています。
人手不足がココまで表面化、深刻化してきたからこそですが、
かつては、実は、新設の協同組合や監理団体許可については、
元の監理団体からの分かれが、ほとんどだったように思われます。

つまりは、実際に勤めていた、提携していた監理団体が、
あまりにもよろしくない、納得がいかない、
実習生や受入企業がないがしろにされ過ぎている。

そういう方々が、有志を募って、勝手がわかっているからこそ、
組合新設に踏み出す。

こんなパターン。

つまり、現場を知っている人が、新設していたんですね。
この頃は、逆に経営を知らない方々が多かったこともあって、
また違う意味で、苦労されていたこともあります。

でも今は、経営は知ってはいても、
組合経営にも不慣れで、現場も知らない。
だけど、今からの事業だととらえて、参入してくる方々。

私がおススメするのは、
前々から変わっていません。

それは、自分でちゃんと学びつつ、
水先案内人に頼ることです。
特に最初は。

それを、「解体新書企画」としていたり、
「アベンジャーズサービス」などご紹介しています。

アベンジャーズサービスは、ほとんど紹介してないし、
実際、おカネを支払ってまで、
「わからないこと」を「事前に」リスクケアする予防策に、
重きをおける方があまりに少ないので、
無理に営業するつもりもなく、
たまに相談いただく方に対応していることばかりですが、
内容をわかっている方には、
コンサルを上手に使えるだけの頭がある方には、
うってつけのサービスだと思います。

ややこしいし、「わからないこと」という漠然とした印象でしかないでしょうから、
使い方も判断も、難しいところですけどね。

でも、賢い方は、上手に使います。笑

現場の匙加減や具体的な立ち回りについての肌感覚は、
どこかの監理団体先に1年でも2年でも修行に出てみないコトには、
わからないコトでしょう。

事業をスタートしたうえで、はたとそのシリアスさに気づき、
それを習得するためには、
そういうことができる時間もない、
またたかだか数カ月であっても、修行させてくれるところなど、
そうは見つからない。

見つけられるくらいなら、
最初から悩まない。

結局は、現場経験豊富な方で、
頼りにさせてもらえる人に聞くしかない。

頭の良い方は、そういう方の経験を、
自身に置き換えられるほどに、臨場感を高めて、
想像力を駆使して、自身の糧にすることができます。

この点で、補強する以外、道はありません。

すでに走り始めてしまっていて、
ちょっと横に置いておいて、別先で1,2年、修業し直してから、
さぁ、リスタート…ってワケにもいかないでしょうから。

こういう時に、先回りして、ケアしてくれる、
頭の良いコンサルの方は、相当に重宝されます。

ちゃんとしている方は、
コンサルにかけたコスト以上の付加価値を、
きちんと残してくれるのですから。

この猛暑のシーズンは、マインドが冷え込むと思いきや、
時期関係なく、熱い込み入ったお問い合わせをいただき、
そうか、それほどにみんな困っていて、
それぞれに取り組みが進んでいるんだなぁと実感しています。

ありがたいのは、

「スミマセン、登録支援機関の許可はとったんですが、
 どうしたら儲かりますか~?」

など、バカな質問が届かないのが、
有難い限りです。

手前味噌ですが、
そういうレベルの方は、読者にはいないのかなぁと。苦笑

当方がお付き合いいただいているコンサルの方々は、
独自でも案件が向こうからお願いできませんかと
寄ってくる方ばかりです。

別に、私からのお仕事を待っている方ばかりではありません。

そう、仕事が出来ない人が、仕事を待ってる集まりじゃないんです。苦笑

また、私というスクリーニングがかかっているからこそ、
テンプラ話や、話だけ聞いて「はい、さようなら」の方ではないからこそ、
更には、マネーゲーマーではない方だとわかっているからこそ、
お付き合いくださっているのかなと。

逆を言えば、
ご自身で、ちゃんとした実績も実力も方向性も間違いない、
そういうコンサルと自力で巡り合えるならば、
余計なお世話でしかありませんが、

もしそうでもないならば、
そこまでの時間を考えれば、
様々な面でスクリーニングがかかっているコンサルにつながるだけでも、
相当な付加価値があろうかと思われます。

なによりも、
コストでは買えない替えられないご縁を紡ぐのだからです。

相変わらず、営業トークにしか取れなければ、
それで構いませんが、
本当に、時間と労力の短縮を図りたいならば、
無難なコストを必要な分だけかけて、
さっさと必要な経験値を補って、
健全経営の実現化を図る方が、よっぽど頭が良い対応とも思えます。

もう一つ。
自分の価値観のモノサシだけで、常識を図らないほうが宜しいかと。

私、アホみたいに、9割ボランティア1割ビジネスを地でやってます。苦笑

だからといって、何でもかんでもは無理ですが、
これほど自発性や積極性が大事だと言い続けている中で、
お問い合わせをくださった方は、すべからく対応し続けています。

カネありきではないということです。

なぜならば、本気で健全化を目指しているし、
カネがないから不幸の量産が始まってもいいとは思ってもいないから。

自主性や自責性は大事ですが、
自力だけでなく、他力も上手に使った方が、
出来るコトも増えるし、出来なかったこともできるようになるんですけどね。

この辺りは、本当に、依頼される方のレベルも問われるところなのでしょう。

なんて偉そうに言っていますが、
私自身に、いつも通り、言い聞かせているつもりです。

お互い、頑張りましょう!

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