だいぶ時間も経っているので、構わないかと、
オープンで言いにくいことを、あえて言っておこうと思います。
まず大前提をはじめに。
どんなにモンスター化した実習生であっても、
そのモンスターがどんなトラブルを巻き起こしたとしても、
それは受入先と監理団体の責任となります。
あっと、別に保証人として連帯責任を負っているとかではなく、
ついて回り、振り回される行為に付き合わざるを得ないという責任です。
コチラをご覧の方々には、
あえて言うまでもないトラブル内容については触れません。
まず、勝手な行動を起こし、
唐突にいなくなった技能実習生については、
フツーに家出人捜索願を出し、
それらを機構はもちろん、入管、労基などへ、
全て報告しておきましょう。
あとは、
自らが出頭？してくるのを待つだけで構いません。
よくブローカーから連絡が届きます。
手続きを踏むだけ踏んでも、結局のところ、
監理団体側や受入先へ、
何らかの手続き上、協力願わなくてはならなくなるからです。
また。勝手に相手へ連絡が取れないとしても、
間違いなく当局から確認の連絡がかかってきますから。
素直に、実情を説明してあげればよいだけ。
ヤルこときちんとやってれば、
怖いことは何一つない。
足元見られるようなことをしていたならば、
それは自業自得なので、自らを振り返って改善してください。
それだけで、
自分の都合だけで、好き勝手に出ていったヤカラは、
不法就労でしか、働けなくなります。
そんな連中で商売しようとするブローカーもまた、
犯罪行為でしか稼ぎようがなくなります。
今やおかげさまで行政も横連携ができつつありますので、
家出人捜索願が取り下げられなければ、
次の手続きはできなくなる場合がほとんどです。
あくまでも、心配しているし、
だからといって、
コロナもあって出迎えに行けるワケでもないので、
最悪は、当の本人にちゃんと戻ってくるよう伝えてもらえば良いだけです。
そして、当の本人か確認しようがないので、
直接本人が戻ってこなければ、
家出人捜索願も取り下げることはできかねると
答えておけばそれで構いません。
次に、事前に相談を受けて、
都会へ行きたい、
もっと良い給料先で働きたい、
付き合いのある旦那さんや奥さん、彼氏彼女、親戚、友人知人の場所で働きたいなど、
次の選択肢へ進みたいと言われた場合。
ちゃんとメリットデメリットを説明し、
これらの説明を理解したうえで、
なおかつ当事者責任の下、自分が進みたい道へどうぞどうぞと、
行かせてあげるコトがおススメです。
フツーに考えて、
いくな！やめろ！と言えば言うほど、
人は行きたくなるものですよね、こういう場合。
同時に、自分で痛い目を見ないと気が済まないし、
実感わかずに理解できない場合も多くあります。
であれば、止めても意味ないので、
むしろ応援する体で、自分でハンドリングできるよう立ち回るほうがお利口さんです。
次の就労先はどこか。
どんな雇用条件先なのか。
住まいはどうだ？
誰が面倒見てくれるんだ。
などなど、おそらく目が届いていない部分を、
事前に指摘して、自ら確認させると良いのではと。
恋に恋している盲目状態であれば、
受入先や監理団体側に帰責性を求められても問題ないよう、
入念に署名をもらっておくことでしょうか。
その後、送り出し先まで含め、
管轄当局へは、同様に報告を上げていきますし、
そういう手続きを踏むしかないことも、ちゃんと伝えます。
つまり、一度出ていったなら、
片道切符になるんだぞと。
無論、帰国費用についても、
次の就労先との協議や合意を持って、
受入先や監理団体が負担せず、
次の就労先が負担するよう、整理整頓しておくことも大切です。
そうできなかったとしても、
帰国費用相当額を支払って、受領書を受け取っておくと良いのかも…
あ、この点、管轄先の機構に確認してください。汗
注：転職の自由を主張する方々もいますが、
現時点でそれを容易に許すルールではないことをご容赦願います。
どうも、自分の頭で考えない人たちは、
いつだって出来高の事後対応で、振り回されて困ると、
日々ボヤいてます。
受入先にしたら、そういった担当者には嫌気がさしていくことでしょう。
オマエの仕事はトラブルを解決することだろ！
そのために会社はお金を支払っているんじゃないのか？
って考えるのは、当然の人間の心理でしょうから。
追伸、
そうはいっても…の現実論が多々あることも承知しています。
ただ、どこまでいっても、受入責任、監理責任はついて回るので、
立ち回り方をブラッシュアップするしかないよね…ってことを、
言いたかっただけです。
外部監査人も、こういう解決策を提示していけると、
粗探ししかしない人よりは、よっぽど重宝されると思います。
それは自分の仕事じゃないって言う方は、それまでかも…
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