盛者必衰とは、『平家物語』でおなじみの言葉である。
この世は無常であり、勢いの盛んな者もついには衰え滅びるということ。
ダーウィンが、
変化に最も適応できるものが生き残ると言ったとか言わないとか。
大中小問わず、
企業は時代の過渡期にさらされている。
2代目、3代目のジュニアが多い中小企業。
はたして生き残っていけるのかどうか。
どうしたらいいのか。
コレをやったら失敗する、中小企業の「働き方改革」
【短期集中連載】中小企業はここから変えよ(第2回)
2019.3.21野崎 大輔
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55793
全くもっておっしゃる通りです。
以前、SNSでシェアしたものです。
以下、もう一度、抜粋引用させていただきます。
—
技術力や営業力ばかりではなく、きちんと社員を育成して、
自分たちで自分たちの会社を良くするという
「自浄能力」のある会社が生き延びる会社なのだと私は考えています…
社員が育つ仕組みがない中小企業はこれから滅びます…
—
合同分配率は、上がり続けています。
今後も、もっと上がり続けることでしょう。
従業員を抱えている先は、
彼ら彼女らの生活を責任もって面倒見ていかねばなりません。
文字通り、彼ら彼女らを育成して行けなくては、
一人ひとりの生産性を上げていけなくては、
年月が経つにつれての昇給原資など、
生み出せるハズもありません。
どうすべきなのか。
ここでは個人的に思い至っている答えだけ言えば、
『求心力』を作れるかどうか、
『定着化』に至れるかどうか。
これらを現実化させてこそ、
経営者ですね。
利益原資をいかに増やせるかどうか。
しかし、
労働者をいくら集められても、
いくら定着化ができても、
そもそも、この先の時代を切り開いていけるだけの、
新たな事業を築けなくては、
そもそも、これらの努力は実りません。
いや、今の事業が将来に渡り問題なければ構わないと思います。
しかし、そうでもない会社も。
そう、既存事業でこの先乗り越えていけないようであれば、
今の時代に見合った、
新しい事業にトライするしかないと思います。
そのトライした事業を成立、成功に導く以外、
道はないでしょう。
上述通り、
社員を育成できる会社であることを前提に。
日本国内で、既存事業の枝葉を広げていくこともアリなのかもしれません。
海外に進出するのもアリでしょう。
全く別の事業に国内外を問わず、
取り組むことも気概のある挑戦だと思います。
いっそ、新規事業は、ご自身だけで、
独立独歩できている、当事者責任で受益者負担できる、
そういう仲間同士で、
事業を起こしてみたらいかがですか?
アナタの実力だけで勝負する。
アナタが生み出す結果だけで飯が食えるのならば、
どんな時代でも生き残っていけることでしょう。
それで、十分な利益を生み出せる仕組みを作れたならば、
従業員を雇っていけばいいでしょう。
今までと同じことを、
必死にこなしていれば、今が永遠に続くと思っている経営者は
たぶん一人もいないでしょう。
そして、
じゃぁ、何をどうしていけば生き残っていけるのか、
今の生活を維持していけるのか、
あまりわかっていない経営者も少なくないと思われます。
そもそも、労働者が集まるか集まらないかなど、
現状維持自体の問題であって、
現状維持さえがんばっていれば、
どうにかこの先の時代を乗り越えられるとは思ってもいないハズです。
日本人よりも割高になろうとも、
外国人労働者が来てくれている間に、
色々生き残り策を考え、実行していくことこそ、
盛者必衰を乗り越え、
変化に最も適応して生き残っていけるものだと思われます。
失敗を恐れること自体は、大切ですが、
それがゆえに一歩を踏み出せないコトのほうこそ、
大損です。
リスクは学び気づくことで、
仲間に助けてもらうことで、
自分自身が成長していれば、
解決して行けることです。
時代を切り開いていけるかどうかは、
アナタ自身にかかっています。
別に経営者じゃなくてもね。
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