送り出し機関がどうあがいていくべきか…

お金

日本国内のコトばかり書いていて、
送り出し国で頑張ってる方々も忘れちゃいけない…汗
(日本語でしか書けないから、日本人の方向けで)

以前も何か書いた覚えがありますが、
私ならどうするんだろうって思い、
今、また考えてみようと思います…いや、

実際にやってない私より、
どうせなら、たまには私の周りで、ひと際光る方が、
どんなことをしているのかを、書いてみようと思います。

 
実は…その方、マンゴーを売るお手伝いをしてます。笑
無論、基軸の当該事業の傍らで…なので「も…」かな。
ソレも、ソコで利益も取ることなく…

正確には、
コロナ前、仕入れ先が欲しいって届いた相談に対して、
ちゃんと色々探してきて、
あてがい、契約成立まで、長いコト通訳やお世話を「無償で」していたみたい。

そんで、別に今でも「ソコで横抜き」してない。
自分は繋げただけで何もしてないからと。
(外国人なら間違いなく抜いてるけど。苦笑)
(当時の見学同行、商談同行、書面フォローなどの実費は頂いてると思いますが)

それが、今になって、数度納品が進み、
その話を聞きつけた、日本国内のある人財会社が、
別事業やらんと干上がるからって、
補助金とって、マンゴー売りたいから、仕入れを分けてもらえないかと。

この方がお世話したものだから、
マンゴーの会社も、輸出元も、
日本側の輸入元も、
多少のお願いは問題ない。
むしろみんな商売がプラスに繋がる。

また、モノが良いと評判なので、
色々と売り方も考える。

私は私で、便乗して、
ある食品加工会社へ、マンゴーも一緒に卸売りしませんか?と、
打診する。

ソコの社長も別枠で、仕入れコストなどノーリスクで、
商品力、価格力がある程度面白いと思える範囲に収まりそうかと、
テストマーケティングに動いている。

 
生意気言うようですが、
実はこの方、私が2017年終わり頃から、
アレコレとこの業界の難しい面を教えてきた方。

この業界、ゼロ経験から、
現地住みにて、送り出し機関ビジネスに関わるべく、
色々お伝えしてきた方。

最初から、どうあがいても真っ当に取り組んで、
足が長くなる事業だから、
可能ならば、
まだキャッシュインサイクルの早い物販などの別事業を並行してトライするのも手ですねと、
無理な話をしていた覚えがあります。苦笑
ちなみにこの方、しっかりしたスポンサーがいるし、
この方の素質もあって、全くブレずに一直線にジタバタもがいてやり続けました。

そもそもの実力がハンパないので、
後発ながらお客さんもバンバンとって、
わずか3年で、それなりに食えるようになった方。
2020年春先、コロナが始まる頃までにたどり着けたので、
そういう意味でもラッキーな方ですね。

今は日本へ避難中で、
先はわからないにせよ、
このマンゴーもネタの一つに、
後発としてのメリットを一つでも増やそうと、
アレコレとやり続けてます。

人間関係を作るのが得意でお上手だし、
欲張らないし、
フツーは無駄と思うようなことでも、
コレは日本側の仕事だろうってコトでも、
喜んで自分が引き受けて、依頼された倍のコトを返していく方です。

私の言い方で言えば、
9割ボランティア1割ビジネスみたいな。
返報性の原理を肌感覚でわかっているので、
営業マンとしても相当レベルの高い方。
もちろん、経営のコトもわかる。

あ、英語も必要に迫られて、若くもないのに、
あっという間に習得してましたね。

本人はいちいち言いませんが、
ハンパない方です。

 
いつも思うのは、
送り出し機関のメリットは、
やっぱり「送り出し国に居る」こと

日本国内に退避中の方でも、
そもそもの所属の根っこが、送り出し国であることに変わりはないので。

では、そのメリットは、どういう部分で活かせるのでしょうか。

こういう時、意外と自分では当たり前のことになっているので、
わからない、気づけない方も少なくない。

ビジネスはギャップがあるからこそ、ソコに生まれるもの。

そのギャップを埋めたい人にとって、
許容可能な範囲にマトメたメニューを提示すれば、
そのメニューを見て、相手が判断するもの。

今回の例で言えば、
日本のオイシイお米やフルーツが送り出し国では作れないように、
送り出し国ならではのオイシイものは、
日本では作れないから輸入するしかない。

そんなん無理だよ…って思ってる方は、
永遠に無理。
何事も同じ。

できる実力が無いなら、
できるようになるまでトライし続けた人だけが、
その果実を得られるようになる。

別の親しい送り出し基軸の方は、
日本のオイシイものを、送り出し国へ持ち込み、
そこで加工して直接売るコトを計画して動いてる。

ソコでは送り出し側、日本側、共に共通して、
その食材を加工する人材需要も生まれるので、
送り出し国側⇔日本側と、良いサイクルもまた、
生み出せることを当然狙っている。

 
今回はたまたま食品の例でしたが、
送り出し側だって、手をこまねいてる方ばかりであるはずがない。

ジタバタしてる中で、光明って見えてくるものだと思いますし、
見えてこない人は、ジタバタ度合いが全然足りないだけなんじゃないかなと。

ヒリヒリとした焦燥感を感じながらも、
次はどんな手で乗り越えていこうかと、
そんな楽しみ方ができるくらいのメンタルタフネス力もまた、
今は特に、求められているのかもしれませんね。
(ひたすらストレス回避してる若者たちって、この先こういうイレギュラーにそもそも耐えられるのかな…)

何事も、真剣なほうが、夢中になっているときのほうが、
楽しい
ものです。

ただ、思うのは、相手の気持ちをおもんばかることも忘れないようにしないと、
自分がテンパってるだけで、相手はそうでもないってコトを、
ついつい忘れがちになるので。汗

 
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