【業者側】技能実習生や特定技能の本質…みんな上っ面だけで振り回されている

問題解決

昨日の続きです。
前提も同じ。

ただし、今度は業者側。
監理団体や登録支援機関、有料職業紹介(送り出し機関側含む)ってヤツですね。

『業者側が』、
ナゼ、外国人労働者支援事業に取り組んでいるのか。

儲かるからなのか。
やりがいと言えるほどに、これらの仕事に惚れ込んでいるからなのか。
何をメリットとしてとらえているのか。

ココによって180度、結果が変わってきます。

業者側は、当然のごとくこれ自体がビジネスです。
ビジネスとして、自転自走できるほどには、
利益を上げていなくてはなりません。

でも、その利益の稼ぎ方=ビジネスをどうとらえているか。
ビジネス自体をどう定義しているのか。

ビジネスとは、

『お手軽な話でお客さんを引き寄せて、
 騙してお金を稼ぐ行為であり、
 1回限りお金を稼げればそれで良いものである…』

とビジネスをとらえている人と、

ビジネスとは、

『外国人労働者とお客さんと一緒に働く仲間、
 そして、社会、最後に自分自身を、
 長期間に渡り、理想へ連れていく為の手段である…』

ととらえている人では、
必然的に向かう方向や辿り着く結果は変わってきますよね。

どちらの人も、同じ『ビジネス』って言葉を使っていますが。

ココが、業者側の『ナゼ?』という根っこの部分だと思われます。

巷では、外国人労働者を低賃金で安くこき使っている。
住まいもままならず、十分に休むことすらさせず、奴隷労働だ。
ケシカラン!プンプン!
そういう人々が、相も変わらず社会への不平や不満をぶちまけ続けている。
『弱い犬程よく吠えるっていうけど、何もしないよりはマシなんだぜ…』
確かにそうでもありますし、そういう時期もありますが、
『アナタ、いったい、いつまで弱い犬でいる気なんですか?自分は弱いまんまで居座る気ですか?』
ってことです。

話がそれるので元に戻すと、
この業界に棲んでいる当事者が、自ら、
ダメダメなところはケシカラン!と言いつつ、
何もしていない人は多い。

何かしている人であっても、自分の業務範囲から手離れしたら、
後は手離れした先の問題であり、自分は関係ない。
たとえそれが悪質な受入先であっても。

そう、自分はやるべきことはやってる。
後は周りの問題であり、自分の問題ではないと。

いやいや、モノじゃないし、一人ひとり人生かけてるんだから、
社会の、人生の先輩として、最後まで世話しろよ、と。
先進国の一員なんでしょ。

別に業界全体のことなんかどうだっていい。
自分が関わった案件ならば、そのケースだけでも中途半端に投げ捨てるなよ。

自分が関われる業務範囲ではない場合もたくさんあるけど、
ならば、自分が信頼できる相手と連携して、
入り口から出口まで、一貫して全員で責任持てよ、と。
持てるだけのリーダーになり、ワンチームをつくれよ!と。

ビジネスとして、『儲ける』ことを考えたとしても、
苦労して獲得したお客さんとは、長く良い関係を築く方が、
生涯獲得利益がとんでもないコスパになっていくことが、
経営者のレベルによっては、理解できない方が少なくない。

ナゼ、みんなこの根本的な問題を考えないのだろう。
いやいや、ナゼ、この『ナゼ』を世に広く訴えないのだろう。

恥ずかしいから?
人に笑われるから?
自分の考えがもしかしたら浅いんじゃないかとか、
他所と比較して薄っぺらく思われちゃヤだから?

別に軽々しく考えたことじゃなければ、
自身の奥深くにあって、譲れないモノであるならば、
心の底から、これだけは裏切れないモノであるならば、
別に構わないんじゃないかなぁと。

もしくは、そこまで周りはもちろん、自分自身と向き合っていないから自信がない…
というか、良い意味で開き直れないのでしょうか。

例えば、
私が公表しているのは、
笑顔と感謝が自然と溢れだす社会
になります。

やれ、同業他社は値段がいくら?だとか、
どの国が流行っているからだとか、
どの分野が狙い目だとか、
すべて大事なコトではあるのですが、

本当に大事なところは、ソコじゃない。

そのもっと手前のところ。
奥の深いところ。
自分の考えの部分。

話の流れから言えば、

ナゼ、同業他社の値段が気になるのか。
ナゼ、流行っている国を気にするのか。
ナゼ、狙い目名分野を模索してるのか。

コレらが全て、まずもって、自分の利益のためなのか、
誰にとっての為なのか、
何のために、気にかかっているのか、
そこが大事であり、
start with why…まず始めにソコを話せってことです。

ソコにアナタの本心や、取り組む姿勢や、考え方がにじみ出てくるのだから。

ここの前提が相通ずるワンチームであればこそ、
win4allも成立します。

仲間内で互いに明後日の方向を向いていたなら、
もろくも崩れ去るのは当然です。

逆を言えば、
ワンチームであればあるほどに、
互いに助け合い、支え合い、背中を押し合い、
前へ上へと勝手に進んでいきます。

良い意味でもまれ、仲間の為に懸命になり、
勝手に成長していきます。

良いサイクルを作れるし、自然と自動的に回っていくので、
ストレスがない。
自身の能力も十二分に発揮できる。

私たちが築き育んでいる場でも同様のことですが、
この深いところでの前提がなければ、
そもそも利害関係でのみの繫がりでしかなく、
実はそれはつまんないし、ストレスフルでもあるだけです。

相手を喜ばそうという答えにまで、繋がらない。

受入先に、カネ払ってもらってるお客さんだからという義務感だけで、
相手を喜ばせるまでのクオリティを維持発展できるとは思えない。

むしろ、自分が信じた道を少しずつ共有し共感いただくことで、
お客さんまでを含めたワンチームにしていく。

その為には、どうあるべきか。
自身がどう立ち回るべきか。

経営者で言えば、
ナゼ、スタッフは自社で働いているのかについて、
前述同様、スタッフをワンチームにしていくことが必要であり、
肝心要なコトであり、
イチバン考えて取り組まねばならないコトなのではないかと。

法が変わった、
ビザが一カ月足らずで下りた、
こんなトラブルがあった、

コレらは全て、ネタの一つにすぎず、
これらのネタを通じて、
ナゼを語っていく。

このナゼを、どうやって語っていくべきか。

そして、結果、何をすべきなのか。

コトこの人財支援事業に従事するプロを自負するのであれば、
コレくらいの深みや厚みを持って、
相手に相対するほうが、よほど信頼も得られるし、
結果、利益にもつながっていきます。

もちろん、そんなアナタやワンチームに招かれ、お世話される外国人労働者は、
心の底から安心して、必要な指導を素直に受け止め、
頑張って能力を発揮しようと輝きだします。

経営者だの一職員だのと、立場にこそ違いはあるかもしれませんが、
コレらは一人ひとり違います。
当然、一人として同じ人はいませんから。

だから、一人ひとり、自分自身の頭で、
自分自身のことを深く考えるべきです。

コレが良い機会になってくれたなら、嬉しいなぁ。

追伸、
良かったら、アナタの答えを聞かせてください。
アウトプットすることで、より整理ができるものですから。
私で良ければ、丁寧に拝聴させていただきます。

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