【受入企業側】技能実習生や特定技能の本質…みんな上っ面だけで振り回されている

問題解決

せっかくなので、
昨日のお話の視点から考えてみて、
いざこの技能実習生や特定技能に落とし込んだ場合、
どういう流れになるのかについて、
私なりに考えてみました。

サイモンシネックに言わせれば、
WHYから始まります。

コレは本来は、

『自分が』ナゼ、
この業界にいるのか?
この業界で頑張ろうとしているのか?
(=生き方に他ならないのですが)

からスタートすべきなのですが、
イチバン大事なところながら、
ココではすっ飛ばして、汗&苦笑

ビジネス的に『受入企業が』、
ナゼ、外国人労働者の受け入れをしたいのか。

の視点から考えてみます。

更に、読むスタミナ的に限界もあるので、
ナゼ?から『始める』ではなく、
ナゼ?を『考える』ことにだけフォーカスしてみます。

コレはただただ、端的に言えば、
ナゼ、労働者の確保をしたいのか?ということです。

当然ながら、好き好んで「外国人」労働者でなくてはならないコトはありませんよね。
*技人国的なニーズが社内にあれば別ですが。

じゃ、ナゼ、労働者の確保をしたいのか。

一般的には、人手不足だから。
一般の方々は、ココで終わります。

イヤイヤ、ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん♪(ふるっ笑)

いや、日本人は来ないし、
来てもすぐに辞めちゃうし…

イヤイヤ、だからちょっと…もういいですね。苦笑

日本人だって職を探している人が全くいないワケじゃないし、
倒産がこんだけ増えてきているので、
どこかに自分や家族の為に懸命に働きたいと渇望している日本人は必ずいます。

ナゼ、そんな日本人は自社へ来てくれないのでしょうか。

給料が安いから?

…いやいや、東京オリンピックに20万人のボランティアが集まっています。
いっときのボランティアと同じで考えるなって?
ココで言いたいのは、本質的には給料(お金)の問題じゃないってことです。

キレイごと抜きに、お金の問題ならば、
求職者はイチバン高い額面で募集する求人へしか問合せしていないコトになります。

そもそも「給料が安いコト」が本当に問題だとしたら、
給料を上げられる会社にせねば、労働者は誰一人来てくれません。
この点、経営者の能力不足、怠慢としか言いようがない。
鶏が先か卵が先かじゃない。
高給を支払えないコトが問題です。
借り入れしてでも高給を支払って、
それで会社が回る事業を生み出し育てるのが経営者の仕事でしょう。

もしくは、そもそもが労働者に依存せずに回せる事業へ取り組むべきことです。

3K4Kの不人気職種だから?

…いやいや、どんな業界であれ、
業界というほどその職種に従事している人の数がいるのですし、
その業界へ足を踏み入れていく人がゼロではありません。
そもそも、どんな業界であっても、人を確保できている先がゼロではありません。
同業他社でも、あの会社は良いなぁ、良い人がたくさんいて…って会社、ありますよね。

不人気職種と言われる業界であっても、
その会社に引き付けられる理由が何かしらあるものです。
それは、一従業員や中間管理職が築き上げるものではなくて、
経営者が導き、築くべきものです。
それも、3K4Kの自社のいる業界内だけではなく人気職種と言われる他社よりも、
魅力と思える理由を。

人がいないから。

特に地方によっては、
その募集をした、その輪切った時点(1週間やそこら)では、
確かに求職者が一人もいないことが考えられます。
であれば、遠く離れた地域からでも、
自社へ引っ越してでも来てくれる理由を用意し提示する必要に迫られています。
もしくは、
そもそも富士山のテッペンで100人以上必要な工場を操業しようとしている時点で、
今の人口減少時代での経営は根本的に選択が間違っています。

他にも、色んな理由が考えられます。
ココでは便宜上3つだけ挙げていますが、

全ての理由を潰して、踏まえて乗り越える策や仕組み、仕掛けが必要です。
レッツ、シ~ンク!苦笑
(偉そうに、ヒントや考え方は匂わせているつもりです。)

…現実は、確かに、

給料が安いから。
3K4Kの不人気職種だから。
人がいないから。

などの全ての理由が複雑に混ざり合って、
一経営者にとって、大きく超えられない壁へと連なってしまっているかに見えます。

同時に、
これら全てにおいて、相場的なレンジもあります。
全てにおいてイチバンに成るなんてありえない。
(給料や待遇や事業規模や立地やもろもろ)
また、イチバンでなければならない、その必要もない。

でも、
自社よりも好条件、好待遇ではない求人情報を見たとき、
フツーに、それじゃウチよりも人は来ないよね…って、
客観的に思うような求人、ありますよね。
ソレと同じ。

アナタが求職者だとしたら、
働きに行きたくなる会社、職場でなければ、
誰も行かないってこと。

どうもこれらの「労働者確保マーケティング」が見えてない経営者ばかり。

難しい言葉じゃなく、
私の言葉で言えば、「求心力」ってヤツですね。

そして、ただただ、言いたいのは、
この点について『考えて改善することから逃げて』、
じゃあといって、外国人労働者に飛びついているだけでは、
いっときだけの、バンソーコーでしかなく、
バンソーコーでは、何の解決にもならないってことです。

外国人のみならず、労働者を受け入れる会社の中身が変わらないと、
たとえ、どんだけ外国人労働者を受け入れ出来たとしても、
意味は全くないってことを、どうかご理解いただきたい。

ちゃんとその現実と向き合っていただきたい。

踏まえて、乗り越えていただきたい。

答えは与えられるものじゃなく、
自ら探し見つけ出すものであって、
その気づきやキッカケこそが、与えられるものだと思います。

ぜひ、アナタなりの答えを、自分で見つけ出していただきたいものです。

そんで、

業者側で、実際にハンドリングする方は、
どうかこの視点の、この意識を忘れないでいただきたい。

明日は、業者側から書いてみます。

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