出入国在留管理庁初代長官、佐々木聖子氏の会見からみる、入管の姿勢や考え方

問題解決

とっても良い方ですね。
といっても、詳しくは存じ上げず、会見の印象だけですが。

日曜でもあるので、お時間あれば、ぜひご覧ください。
日本記者クラブでの会見の様子です。

佐々木聖子・出入国在留管理庁長官 会見 2019.7.17

余談。
ご存知でしょうか。
意外とIT?に詳しくない方もこの業界では少なからずなので、
念のためお伝えしておきますが、
スマホのアプリで、Wi-Fi環境下などで、端末自体に動画データを保存して、
車の中でブルートゥースでスピーカーへ繋いで、
移動中に聞いたりとか、
電車移動中にヘッドホンで聞いたりとか、
色々と隙間時間の活用が可能なんですが、
あんまり使いこなせていないような方も多く、
せっかくなので、ご紹介まで。

詳しくは、ネットで詳しいやり方を検索するか、
お子さんや若い方々に聞いてみてください。
フツーにそうやって活用してますから。
何なら実習生でも?苦笑

個人的な印象を述べてみます。

まず、動画の展開が前後しますが、
記者からの質問が気になりました。

当然業界の人ではないので、
詳しくはご存じないとは思います。
でも、
適正かどうかはわかりませんが、
私でもお答えできる質問ばかりで、
どうも本質を突くような深い質問が無いのが残念だったように思います。

いや、勉強にはなりましたけど。

長官の説明は、30分ほどです。
残りは記者からの質問に、丁寧にお答えされています。

全てを言葉通りに鵜呑みにするほど、
素直には生きてこれてはいませんが、
真摯に立ち向かおうとしている姿勢は感じられたし、
肩に力が入り過ぎている様子も見受けられなかったし、
今後も色々変わっていく余地があるとの意向も説明されていたし、
私のように平気で他社批判をするようなこともなく、
表で一つの組織のトップに立つ方の答弁なんだなぁと思いました。

アンポンタンな方のトークや、
逃げ腰受け売りのトークは、
やっぱりこういう動画でも節々で伝わってきますので、
確かに入管行政のプロの方だと思われます。

そして、お役所だけに、やはり個別に、
一人一人のことだけを取り上げて、
対応するのは改めて、無理だと感じました。

結局、現場の方々でしか、一人一人は救えない。
支援できない。
その適正適切な支援の度合い、関わり方、手法などは、
それぞれに違うと。

他国の高級官僚の方々が、どんな方々なのかは、
わかりませんが、
少なくとも、まともそうな方がこの外国人労働者関連の権力トップ?の一人であることは、
とてもありがたいことです。

(私は、右翼でも左翼でもなんでもありません)

日本は、高度な技術や能力の高いとみられる外国人人財は、
ウェルカムな姿勢をもっています。
同時に、単純労働的な高度な技術や高い能力を必要としない外国人人財は、
国民のコンセンサスを基に、受入するという姿勢です。

当然ながら、前者は数が多くはなく、
後者は分母が比較にならないほどです。

教養、教育は、コミュニケーションにも表れます。
身勝手な独りよがりのワガママしか言わない人材は、
ナニジンであっても要りません。

その部分のスクリーニングは、関わる業者と、
受入企業側の責任です。

万が一にも、変な外国人が紛れ込んでしまったならば、
その招聘の関係者で、最後まで面倒を見るのは当然です。

また、そうならないためにも、
水際でちゃんと選別しないといけません。

そして、どんな外国人労働者が来日しても、
帰国するまでは、
入口から出口まで、必ず寄り添い続けることが必要です。

こんな当然のことができないから、
法がこれほどまでに小うるさくなってきているだけです。

逆を返せば、みんなちゃんとしていれば、
最低限のルール設定だけで、ストレスをそれほど感じることなく、
むしろストレスをかけねばならない部分に、
注力することができます。

佐々木長官の最後の結びの言葉は、

和を以て貴しとなす。

お名前だけに、聖徳太子のお言葉で締めていました。

そして、その直前に、
誰とでも和を成すわけではないともおっしゃっていました。

入管など法や行政のせいにしてばかりいずに、
我が身を振り返ってみれば、まだまだ出来るコトはたくさんあるんじゃないかなと、
そう思いました。

詳しくは動画をご確認ください。

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