特定技能の登録支援機関は資格を取ることが大事じゃなくて…

問題解決

申請代行業者の宣伝をよく見るので、
つい一言申し上げたくなってしまいます。苦笑

申請代行業者の方々を悪く言うつもりはありません。汗
ビジネスチャンスなので、頑張ってください。

特に士業、それも入管への申請取次業務に取り組んでいらっしゃるところは、
この取り込みから、特定技能申請業務自体の発注が見込めるので、
良いフロントエンドのチャンスだとも思います。

ただし、
個人的には好みません。
個人的には…です。

なぜならば、
資格を取る代行をするだけで、
資格を取った後は、誰が何をどのようにやろうが、
それらは自身には一切関係ないのですから。

マネーゲームの輩こそ、
アウトソースしがちです。
つまり、安易に考えているところですね。苦笑

そういう輩と、
取引相手にしても付き合いを遠慮願いたい私にとっては、
好ましくないということ。

おそらく、私が個人的に好ましいのは、
自らが当事者意識をもって、
申請自体も主体的に有資格の意味を、責任(義務)を、権利を、
それぞれに理解して、取り組んでいる先。

主たる目的は、あくまで支援であり、
それは外国人労働者であり、
受入企業でもあり、
win-winを紡ぎ続けることこそが業務であり、
そのための資格であるというコトです。

資格なんて付随的なものであり、
見えないコストや労力ばかりが求められる。
さらには、知っていなければ法令違反増産行為となり、
自身も不法就労助長罪の対象となりうる。

こういうリスクに対して、
一職員、一担当者として直視できないプロ根性のない人たちは、
そうそう軽々に関わって欲しくはないと。

つまり、
外国人労働者一人一人の人生をも大きく左右する、
いや、そこに関わる家族一族郎党まで振り回す仕事に、
安易な気持ちで、知らなかった、悪かったで済まない仕事に、
関わるべきではないと、心の底から思うから。

この仕事、物販や他のサービス業とは大きく違う点が、
正にココにあります。

コップ一つ、バッグ一つ、好きなものを好きなだけ
売ればいいし、買えばいいのですが、
人はモノじゃない。

好きな料理を食べに、好きなお店に入り、
お題を支払って、メニューから選んで、
好きなものを食べれば良い。

好きな場所へ行って、好きなところへ泊まれば良い。

でも、この仕事は刹那的なサービス業じゃないんです。

少し似てるのは介護と同じ。

でも介護とも違う。

介護は、人生の終末をどう生きていけるかに寄り添う仕事ですが、
この仕事は、老い先はまだまだ長い若者を中心に支援する仕事。

これからの人生をより豊かにしていけるかどうかのお仕事。

言葉すらうまく伝わらない方々と一定期間関わるお仕事。

これらをちゃんと理解しようともせず、
いや、めんどくさいから誰かに聞けばいいやという他力本願的な方々、
臨場感をできるだけ想像することもなく、
マネーゲーム第一優先で取り組もうとしている方々。

ぜひ、万分の一でもいいので、
伝わればとの想いです。

誰もが初心者なので、
最初からプロである人なんていません。

私も10数年前には、初心者で、
こんな面倒なコトなんか、これっぽっちも考えていませんでした。

お互い自業自得だと。

でもね。

とことん知っちゃったからには、
とてもOKOKとか、ええわええわではいられません。

まして、この業界の成り行きは、
これからの日本自体の在り方にさえ、大きく影響していく。

自身の老後はもちろん、
子供たちへとバトンリレーしていく社会すら、
かなりの確率で相当に様変わりしていく。

OKOKじゃダメなんです。

行き当たりばったりじゃ、ムリゲーなんです。

結果として、事業自体も『安定継続的に成立』しないんです。

どうかこの事業に関わる方々には、
何が大事なのか。
誰にとって大事なのか。
ナゼ、どこが大事なのか。

これらをちゃんと落ち着いて、
地に足つけて考えていただきたいと思います。

あぁ、まためんどくさいこと言ってる。苦笑

しょうがないですね、こういうタイプなので。

お付き合いいただける方だけでかまいません。

無理やり、当方の考え方を押し付けているつもりもありません。

少しでも、考えてもらえたらなと。

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