特定技能の各種法を学ぶ前にすべきこと。

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今だからあえて言いますが、
だいたいの人は、考え方の順序がおかしい。

一生懸命に各地の説明会に出て、
ルールを知ることに目が行き過ぎている。


確かに、サッカーをするには、
キックオフとか、オフサイドとか、
イエローカードとかレッドカード、
PK、試合時間、もろもろ、
ルールを知っておくことは最低限のことですが、


ルールを知ったからといって、
じゃぁ、コレができる、アレができる、
こうすれば儲かる、
これでウチのお店も会社も外国人労働者の受け入れができて助かる、

などなど、安易な考えにはなりません。
読者の方も当然のことだとお考えでしょう。


じゃあ、何が基準となるのか。



まずもって、
外国人労働者にとって、様々魅力的で働きたくなるのかどうか。

それに見合う、投資であり、実際に稼げる額であり、
自分でもそれが可能な業務なのかどうか。

ここがこの業界の普遍的な出発点です。


日本側がどれだけ偉そうにルールを決めても、
どれだけ出稼ぎに来てもいいぞと上から目線でのたまっていても、

肝心要な外国人労働者本人が、
母国を離れて、遠い日のいずる国まで、
家族や友人と別れ、
生まれ育った町を飛び出してまで、

相当なストレスと不安の天秤を大きく傾けるほどの、
メリットが無い限り、
出稼ぎには来てくれません。


こういう視点がゴッソリ抜けている新規参入者が、
あまりに多い。

集められるだろう、
来るに決まってるという残念な想像力しかなく、
目線が届かない。


その人にとっても、選択の自由があるということを、
全く理解していない。
日本だけが魅力的な出稼ぎ国ではなくて、
台湾、韓国、中国、中東、英語圏、
それぞれに各国で労働者獲得競争がどんどん激化していて、
アジア各国から見た出稼ぎの行き先事情は、
どんどん労働者側が選べるようになってきている。


今、この国はどれだけの所得が相場であって、
過去を振り返れば、どれだけの伸び率で所得が上がり続けていて、
これから日本へ出稼ぎに来てもらうためには、
いったい、どの程度の格差があれば、
労働者にとって魅力的な額なのだろうかと、
考えて、調べている人って、どの程度いるのだろう。


介護ならば、手取りでこのくらいはないと、
これらのハードルを乗り越えてまで、
わざわざ日本へ来てくれないのかとか、

この10年でも大きく変わった日本の世界におけるポジションも、
日本目線だけで、
相手先目線で考えてみることもしない。


視察にすら行くこともない。
行ってもせっかくだからと遊ぶことしか考えていない。

どの国が良いかすら具体的な根拠がない。

親日だし、みんな周りがベトナムベトナム言ってるからとか。

軽い気持ちで取り組もうとしている方々は、
まったくこういう視点がない。


ナゼ、どの国なのか。

ナゼ、その国のどの送り出し機関なのか。

ナゼ、その費用なのか。

どうしても、明確に答えきれず、
取ってつけたかのような答えになりがち。



次に、
受入企業側の事情。

受入企業側だって、外国人労働者の受入ができるならば、
いくらでも構わないなんて会社は一社もない。

コストが整うかどうか。

登録支援機関や有料職業紹介や、
かかることスト支払ってまで、受入が成立するのか。

コスパが成立しないならば、
技能実習だろうが特定技能だろうが技人国であろうが、
いっさい受入する意味はありません。


そして、
コストさえ整えば、誰でも良いワケでもありません。

労働者は自社が欲しい人かどうかが、
選べないとこれもまた意味がありません。


受入企業側に見えなければ、

100万も200万も借金がある子が良いと思いますか?
人によって態度を変える子が望ましいと思いますか?
ウソをついたり、人のものを盗ったりするような子が良いと思いますか?


それは、どうやって見破りますか?

人なんて実際雇ってみないコトにはわからないとして、
当たるも八卦、当たらぬも八卦と、
ギャンブルしますか?

N4資格や技能試験合格をお金で買って、
まったく日本語が話せない人を雇いますか?


アナタはいったい、『誰』を頼りに、
この仕事をするおつもりですか?


ルールを学ぶことは必要です。

でも、それ以前に、すべきことは山ほどあります。

順番が逆とは書きましたが、
一丁目一番地は、外国人労働者であり、
受入企業になります。

「法」じゃ、ありません。

入管から許可を取ることじゃないんです。


どうもこの辺りの順番が、バランスが、
あまりに見えていない方々が、
その意味を十分といえるほど理解できている方が、
それほど多くはないように感じてしまいます。

ちなみに、
これらを整えるのが、
プロのプロたるゆえんです。


だから、
特に日本側の業者の立場は、
監理とか、支援とかい言葉遊び以前に、
必然的にとても重要なポジションなんです。


そうして、本ブログタイトルにあるように、
win4allでない限り、
全てが整わない限り、
現実的には、人もお金も動きません。


外国人労働者側にとって整わなければ、
来日後に転職か失踪です。

受入企業側にとって整わなければ、
そもそものスタートにはなりません。

どうにかのど元過ぎさせたとしても、
受け入れた後になって整わない結果となれば、
それもまた、トラブルの元です。

業者にとっても無論ビジネスにはなりません。


海外という仕入れ元や、
客先となる業界それぞれの諸事情についても、
ちゃんと色々調べましょう。




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