日本人が考える、
特定技能者にとっての転職リスクを考えてみた。
注：人権侵害、明らかな法令違反先で苦しんでる人には、全く別の話になります。
証拠を揃えて、すぐに助けを求めましょう。
契約途中で転職を考える特定技能者へ。
以下の主だった理由について。
・時給が高い＝今よりキツイ仕事である。
ナゼ、高い時給で募集しているのかを考えよう。
集まらないから。
ナゼ、集まらない？
ミンナ、すぐに辞めるから。
ナゼ、辞める？
仕事がキツイ、人間関係が居られないくらい悪い、実際に暮らしてみるとお金が残らない、などなど。
・都会に行きたい
行くと良い。
だけど、出ていったら最後、戻って来れないと思ってください。
アナタの為に今の受入先はたくさんのお金をアチコチに支払っています。
アナタにとっては関係ないからと知らないだけで。
アナタが契約をアナタの都合で一方的に途中破棄したら、会社は当然、アナタに良い印象は持ちません。
裏切られた、支払ったお金を返せとさえ思います。
だから、一度辞めた会社は、アナタをもう一度雇うコトはないと思ってください。
ソレをわかって、転職してください。
（脅しに聞こえるけど、事実なんだから致し方ない）
契約の輪から、身勝手に飛び出した人は、契約に関わった人から何も助けてもらえないと理解してください。
相手の気持ちを考えれば、身勝手に飛び出す人は、誰一人として助けようと言う気持ちにはなりません。
・悪質ブローカーのリスク
アナタの国の人にも、日本人にも、会社にも、
良い人と悪い人がいます。
特に悪質行為を繰り返す同胞は、アナタが思うよりも遥かに多くいます。
そして悪質な人こそ、ニコニコしてアナタに近寄ってきます。
アナタはその目で危ない人かどうか、自分だけで見極められると思っていたら、大きな間違いです。
情報弱者のアナタを簡単に騙せるから、悪質ブローカーとして活躍している人たちです。
転職したい場合は、必ず今、契約している利害関係のある人に相談しましょう。
その後、別の人、3人以上に聞きましょう。
判断材料がたくさんあると、失敗する可能性は低くなります。
（コチラは、個別の信頼関係が構築されていなと、無理な内容です）
・VISAの問題(在留資格)
特定技能は、雇用契約が入管に認められて初めて、その会社で働けます。
つまり、次の会社で内定をもらっても、
明日から時給が高い先で働きたいと飛び出すと、
ソレは法令違反となり、
アナタはいきなり生活に困ることになります。
内定をもらっても、入管申請して、長いと3ヶ月は許可が下りるまで時間がかかります。
浮かれることなく、もう少し我慢して今の職場で働きましょう。
なお、入管申請すれば、今の会社にもバレますので、内定をもらったら早めに報告しましょう。
・・・・・
他にも、いくつも出てくると思われます。
ただし、
コレらは、
お世話するアナタと、
特定技能者との間に、
ちゃんと人間関係や信頼関係が構築されての話であり、
なおかつ、
事前の人選がちゃんと機能している場合に限ります。
最初からルールを守らない人材を選んだ時点で、
全てはマイナスへとしか働きません。
感覚的には、７：３くらいで、人選比重が高い。
（当然、見方によっては100ゼロです）
ただし、残りの30％で、
きちんと説明してあげていなかったら、
マトモな人材も、いつの間にやら、残念な色に染まってしまっている可能性もあります。
痛い目を見たくなければ、
先人の助言を活かして、同じ轍を踏まないのが、
学習効果の高い先。
リスクも知らないまま受入を進めるのもまた、
自業自得なのは誰の目に見ても明らか。
日本語もろくに通じない外国人へ、
怒鳴り散らしているのもまた、
自分の底の浅さを表面化させているに過ぎない。
技能実習制度は、うるさいくらいにガードレールが整備されているので、
よほどアホな運転をしなければ、
谷底へ転落することもないのですが、
特定技能制度は、現状でも全然ガードレールは整備されていない。
道ができただけで、
ガードレールも、カーブミラーも、センター線も、標識も、
下手すればアスファルト舗装じゃなく、
砂利道のまま、スタートしているだけ。
やっと、轍（わだち）ができてきつつあるって感じでしょうか。
こんな時には、
ハウスルール作りって、めっちゃ大事だと思います。
アナタの受入先では、ちょっとずつでも、整備されていますか？
————————————————————–
さてさて、次の企画がいよいよ一つ一つ表面化していきます。
カミングスーン。笑
・当方からの様々な企画、案内をお求めくださる方は、コチラ。
・“20minutes”YoutubeLIVE 配信リンク案内LINEオプチャはコチラ
＊よくわかんないけど情報が欲しい方は、とりあえず一通りご登録ください。笑
————————————————————–
コメント