外国人技能実習機構へお金支払ってばかりいないで、逆に仕事をもらっても良いんじゃない？

マニアックな人しか、ロクに見ない機構のHP。
イヤ、業界に棲む皆様は、アップデートチェック程度はしていることでしょうけど、
他にも様々のぞいてみると、色んな宝物が公開されています。

ちょっとだけ列挙してみましょう。

技能実習生向けのアプリ開発…なんてワードも…ホントか？
評議員とやらの息のかかった利権につなげたいだけじゃないのか？苦笑
機構の評議をする、有識者の肩書をお持ちの方々だけに、
けっこう素人くささがにじみ出ているコメントが多く見受けられます。
まぁ、現場を経験したことのない方々が、どれだけ議論しても、地に足付いてない会話にしかならないんですけど。
こんな意見を言うだけで、結構良いお金をもらってるんでしょうね。

お金といえば、

役員報酬規程

職員給与規定

役員報酬はオマケ。
職員給与規定の記載を見て、これくらいのジョブ型規定を設けていれば、
文句を言われようもないというイチ適正事例根拠と参考にしてみれば。

ちなみに、P29にあるように、機構で働いていらっしゃる方々は、
各種手当を除くと、基本給としては559,500円がマックスってことで、
146,100円からがスタートってことですね。

ちなみに、職務手当だけでも55,500～139,300円の加算がある。
他にもアレコレと手当がたくさんつくので、
基本給くらいしかもらえていないなんて、勘違いしないように。
無論、退職手当もチョー手厚い。
つか、退職金じゃなくて、退職手当…1年につきいくらを毎年って？？？笑えん話。

機構勤めは高給安定、辞めてからまでウラヤマシイ。笑

統計・令和元年度

P22にある、令和元年度の実習先変更個別支援受理件数は 54 件（36 件）って、
そんなに少ないんだ、機能していませんね。
つか、機構の設立根拠法の名前が、『保護』をうたっているくらいなんだから、
摘発、取り締まりができ始めたなら、個別支援もガンバレ！
セーフティネット的な最後の砦は、間違いなく機構の役割なんだから。
（繊維・衣服関係が 13 件、機械・金属関係が 11 件、など）

P23では、実地検査統計。
技能実習法違反が認められた実習実施者及び監理団体の数は 6,253（4,169）
（違反割合 34.6％（40.2％）…7割違反って、誰が言ってるのでしょうね？）
主な違反の内容は、
・実習実施者については、
「帳簿書類の作成・備付けの不備」（2,258 件（1,904 件））
「実習内容等が計画と相違」（1,575 件（608 件））
・監理団体については、
「帳簿書類の作成・備付け、届出等が不適切」（1,170 件（2,115件））
「監理団体の運営体制の不備」（679 件（1,107 件））

実地検査で技能実習法違反が認められたものについては、改善に向けた指導を行うとともに、改善状況を確認している。
また、特に悪質な事案については、出入国在留管理庁長官及び厚生労働大臣による行政処分等（実習実施者については改善命令や計画認定取消し、監理団体については改善命令や許可取消し等）の対象となる。

『悪質』でなければ、ミスは改善できればお咎めなしだし、最悪は許可を辞退出来る。

色んな事が見えてきます。

あっと、話がそれた。

お伝えしたかったのは、入札公告の件。
2020年度
https://www.otit.go.jp/news_nyusatsu_2020/

ざっと見ただけでも、
印刷、web関連のみならず、
（実習生手帳、アプリになるみたいですね）
事務所内装工事、
ヘルメット購入、
お引越し代、
備品購入、
日本語教育教材開発、
調査、
翻訳、
自動車リース、
色々あります。

全部じゃないけど、受入先や監理団体、送り出し先などの関係先でも請けられる内容もありそうです。
特に翻訳なんて、通訳抱えてる先なら、どうとでもできそうなのに。

問題は、イチイチ案内が公表されずに、
ひっそりとココで公開されているってこと。
案件が発生したとしても、誰かが、どこかの知り合い先やコネ先へ、
出来レースとなるように、事前に情報を流しているであろうと推測されること。

だったら、機構へ何度も足を運んで仲良くなった人へ、
色々聞いて、話が出た際、声かけてもらえるよう頼んでみたら？苦笑
もしくは案件発生が集中している月だけ、集中的にチェックするのもアリかな？

美味しいのは、こうしてハードルが高いので、
競合には、なりにくいってこと。
単価は市場価格ほどには、こなれていないだろうってこと。
早いほうが、継続発注や受注拡大の可能性があるってこと。

こういう見方もオモロイと思うんだけどなぁ。

ロハで受注して、機構との別パイプと実績をつくるだけでも、
色々と使い道はありそう？苦笑

言ってる私は、
こうやって、やいのやいの言ってるのが好きなので、
ご興味ある方は、ご参考まで。