無事、仕事納めとなりましたでしょうか。
カレンダー的には、昨日で年内営業終了なんて先が多そうです。
コチラをご覧の方の中には、
お休み関係なく、飛び回っていらっしゃる方もいそうですね。
今日も一つ、この業界で仕事がスムーズに動き、
相手から信頼を勝ち取るポイントをお伝えできればと思います。
早速、記事タイトルにある『コツ』の答えを言いますね。
『考える』
コレがイチバン、めんどくさくて、
人がしたくないコト。
また日々忙しくて、アレもコレもゆっくりちゃんと考えているヒマがない。
こういう方がほとんどではないかと。
そうやって、アレもコレもが忘れ去られていく。
もう一つ、付随して、決断(判断)すること。
コレは考えた工程の後に、初めてできること。
だから、
この業界では、監理団体や登録支援機関などの、
日本側業者の立場の人は、
リーダーシップを発揮して、
送り出し側のことまでちゃんと『考えて』、指示や確認をする。
受入事業者側へは、全体最適を踏まえて、
都度都度どうすべきかを『考えて』、対応にあたる。
技能実習生や特定技能者へは、
彼らの主張とその背景を十分『考えて』、適切な指導や支援にあたる。
問題は、その考えられる範囲。
視座の高さ、視点の多さ、
相手の背景や諸事情、各種法、
深いところで、置かれた諸状況との兼ね合いを含めて、
後先がどうなるのかまで、四次元的に考慮して、
最適な判断ができるようになると、
トラブルは減り、行き違いも減り、元々のミスマッチングも減り、
これらの確率が高まっていきます。
(それでも、残念ながらゼロにはならない)
瞬時に適切な答えが出てくる場合と、
少し時間をおいて熟考すべき場合と。
たぶん、こういうところから、
相手からの信頼が自然と芽生えてくるのではないかと思われます。
他にも、筋を通したり、理屈で諭したり、
伝わる言い回しをしたり、
感情を揺り動かしたり、
色々な伝え方によっても、相手に届く度合いは変わっていきますが、
その根底にあるのは、
やはり『考える』チカラ。
ちょっと失礼な言い方になりますが、
相手から信頼を寄せていただいている限り、
相手はアナタのいうコトに従います。
なぜならば、この人はちゃんと自分のことを考えてくれている人だから、
この人の言うコトに従っておけば間違いない、という思考回路になるからです。
つまり、
そこまで考えが深く網羅されてケアできているかどうか。
ココが深い人ほど、相手は「考える」というストレスから解放されるので、
悩まずに済むし、相手をもっと頼りたくなる。
質量ともに、必要十分な判断材料という知識や経験、歴史や最新情報を知っていれば、
リテラシーという、
必要な情報を仕入れる力、
必要かそうでないか、またその情報の真偽まで含め判断できる力、
があれば、
集めた情報を整理して、最適な問題解決のストーリーをカスタマイズ構築できる力、
=考えるチカラがあれば、
道はおのずと開けていきます。
真剣に考えれば考えるだけ、
アイデアも出てきます。
(人によって、アイデアが出てきやすい環境やシチュエーションもあります)
「考える」という行為は、けっこう習慣化できます。
私はある時期、ディベートなどかじったこともあるからかもしれませんが、
常に、ナゼ?って自問自答すると、クセにできます。
習慣化をお進めするのは、そのほうが楽だからです。笑
普段の仕事の中でも、なぜコレが必要なの?
ナゼこんなことをしなくちゃならないの?
なんでこの理由じゃダメなの?
などなど、理由を探し求めていくことで、
理解も深まり、記憶にも残り、良いコトしかありません。
あ、あんまり考えすぎるのも、困りものです。
ノイローゼになっちゃう人もいそうだから。汗
もし無事に戻ってこれるなら、
ノイローゼになるくらい、一度は考えてみるのもいい経験ですけどね。
振り切ったことをしないと、ちょうど良い中間が浅いものになるだけですから。
話がいつも抽象的になってしまいます。
でも、そのほうが、不特定多数の方々の誰に対しても、
届きやすく、それぞれに応用が利くことではないかと。
以上が、外国人労働者業界でのいっぱしのプロ職人になるコツではないかと。
ま、いつも通り、別にこの業界でなくても、なんでも同じなんだと思います。
こういう意味での、考えるコトは、
たぶん、AIがどれだけ進化しようとも、
なかなか追いつけない人間固有の特徴だと思います。
確か、営業も消えていかない職種の中に含まれていたかと。
(営業だけじゃなく、人間関係のど真ん中ににいる仕事はたぶん全て)
この業界が、性根がちゃんとしていることはもちろん、
キチンと幅広くケアできるプロの職人が自然と増えていくことを、
願ってやみません。
関わる人がみんながみんな、笑顔を溢れさせられる人になれたら、
とっても素敵なことだと思います。
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