技能実習生、特定技能者の受け入れに戸惑う人たちへ

問題解決

技能実習新法が施行されて、
早丸2年が経過しました。

受入企業側も組合側も、
だいたいなんとなく勝手や流れが見えてきたのかなという感じでしょうか。

最終的には、実際に、やってみなくちゃ、わからない。
そして、じゃあとりあえずやってみようと、
やってみたら失敗する。
(そのリスクは高く、やったことの無い人には特に具体的には見えない)

パラドックスのドツボにハマりこみ、
けっきょく、踏み出せない。

ズルズルズルと、時は過ぎていき、
いつの間にやら浦島太郎。

20年前にパソコンが普及し始め、
便利だからと皆がこぞって使い始めた。

当時、自分はそういうのは苦手だし、
キレイな読みやすい書面を作ることが仕事なんかじゃないと、
敬遠していた諸先輩たちは、
今でも慣れないPCを使っている。
もしくは、使わなくても済む体を張るお仕事に流れていった。
(良い悪いではない)

10年ちょっと前にはネットインフラ(定額制)ないし速度が上がり始め、
メール利用が進み、HPを立ち上げるところが増えていった。
年賀状がまだまだ主流、でも、
年末年始に足を運べない先へはご挨拶のカードをメールで送るスタイルも出始めた。
変わらぬことに価値があるとしていた方々は、
丁寧に足を運び、最近の若い奴らはと言われていた。

数年前(まだ数年前なんですね!)、
SNSが始まり、スマホも広がり、
今ではPCと変わらぬ作業ができるほどに。
ネットのインフラ整備はもっと進み、
昔々、安い国際電話サービスを探し求め、
イチイチお金を気にしながら国際電話をする人は、
ほとんどといっていいほどいなくなった。
(日本のみならず、海外でもネットインフラは急速に整備されていった)

スマホなんかよくわからないからイヤだ。
電話はガラケーで十分。
そういう方々は、今の時代についていけず、
「ぼっち」で陸の孤島化を自ら進めている。
情報弱者になるのは至極自然な流れと言わざるを得ない。

時代はドンドン変わっていく。
10年前の数倍、20年前の数十倍、30年前の数百倍の速さで。

今を生きる私たちは、
今の時代の流れに乗れなければ、
とても自身の生活を、家族や仲間の生活を守れなくなっている。

この情報化社会では、ほぼ全てにおいて、
冷たいほどに、世間は公平に平等に、
接する機会を与えている。

膨大で煩雑でどうしたらいいのかわからないと立ち止まるものヨシ、
何でもかんでも取り入れてみて混乱するのもヨシ、
全て自分次第。

所属する組織がどうこうなんて関係ない。

最初はワープロで文章ベタ打ち程度だったPCスキルも、
ワードになり、エクセルを使い、
今ではパワポすら不慣れでも使いこなす。
これらPCスキルでいえば、私は落ちこぼれ組ともいえるくらい。
でも、なんやかやと、何とかついていっているつもり。苦笑
ついていけるよう自分で色々学んでいるつもり。

どこかのPC教室に行ったこともない。
誰かにつきっきりで教わったこともない。

ただただ、自分が必要だと迫られて、
自分で調べてやってみて、
こうかな?どうかな?と試行錯誤しながらやってみているだけ。

理屈は、全く一緒なんですよね。
誰かに教わるか、自分で調べてやってみるか。
ただただ、違うのは、モノやスキルじゃなくて、
日本語もロクに話せない異邦人に、
自社の都合で働きに来てもらうということ。

違うのは、

アレ?間違えちゃった…てへぺろ(笑)

…で、済まない事態になるってこと。
人一人の人生を大きく狂わせ、
自社もクリティカルなリスクがあるということ。

端的に言えば、左右確認せずに飛び出して、
車にひかれて、運悪かったら人一人簡単に死んじゃうってこと。
飛び出す人が出てきそうだと学んでいて、分かっていて、
引いたら自分と家族を巻き込んで、人生真っ暗になるリスクを承知で、
気をつけながら運転していることと同じ。

それがコワくて、車の運転できないって言ってるのと同じ。
可能性を自らが大きく閉ざしているだけだってこと。

ちなみに、
みんな便利だから、免許取って車に乗ろう!
人手不足で困るくらいなら、外国人労働者をどこでもなんでも積極的に受け入れていこう!
そんなお話をしているのではないです。

車利用が必要ならば、
リスクと向き合い、リスクを承知して、
どう気をつけて運転するか。
それだけでしょ。

ミラーの死角とか、事故にあう確率の高い場面とか、
小学校の近くとか、雪道とか、色んな場面場面で、
気をつけなきゃってことでしょ。

路面電車が走ってるところあれば、
アレ、どんなルールだったっけ?って調べたり確認したりするでしょ。
(まぁ、周りの流れに沿って真似して運転してれば、実際は大丈夫ですけど)
要は、調べればわかる便利な時代だってコトでしょ。

前出通り、
時代の流れに乗るのが嫌な人って、
自分の考え方を変えたくない、
ポリシーとか何たら出してきて、
けっきょく変わりたくないだけ、
変わるストレスから逃げたいだけなんですよ。

若者は良くも悪くもそんな信念なんかないし、
どんどん便利なものは吸収するし、
偏見もない=活用できるだけの柔らかい頭があるってことです。

そして、時代の主役は、常に移り変わっていきますよね。
どんな著名人でも人は死ぬます。
老います。

時代を動かす人たち、
そんな影響を与えるほどの人たちであっても、
現役は引退していくし、
表舞台から去っていくし、
死して時代から退場していくんだから、
今の若者たちに移っていくんですよ。

イヤで逃げていても、時代の流れがゆっくりだったら、
無事に逃げ切れる場合もあるけど、
今はどうやっても逃げきれないほどに移り変わりが早いんですよ。

自分が現役を終える前に、
周りがあっという間に当たり前の世の中になって、
自分だけ浦島太郎だったら、やはり取り残されていくじゃないですか。
できることが少なくなり、遅くなり、
会話が合わなくなり、
むしろ自らがその輪から外れていってしまうじゃないですか。

変わりたくないアンチ派の仲間でも募って、
時代の変化を止めようシュプレヒコールでもあげますか?

先日、有名な全国チェーンのビジネスホテルに久々にお泊りしました。

今では当然ですが、
例えば、ユニットバスの洗面台は、
コンタクトレンズが流れてしまわないように、ネットが張られている。
いや、
「自然環境保護のため、節水にご協力ください」
「(同上)、冷蔵庫をご利用の際には電源をお入れください」
「ベッドでの喫煙はご遠慮ください」

居酒屋のトイレでは、
「一歩前へ」
男性用小便器の掃除の手間を減少させる。

ちょっとちょっと、一つ一つ、局面局面で、
丁寧に、知恵を絞り、工夫を凝らして、
より効果的に、効率的に、経済的に、良心的に、
ブラッシュアップに励み、全体のレベルを、
クオリティを上げ続ける努力をしている。

外国人労働者だって同じ。

保健所の検査や消防の立ち合い、調理師免許?衛生管理者?
色んなハードルを越えて、維持管理しつつ、
事業スタート時に勉強して準備して、
計画立てて取り組むのは当然。

それらを保健所に聞きに行くのか、
外国人技能実習機構へ聞きに行くのかの違いでしょ。
入管や労基にも聞きに行くかどうかの違いでしょ。

一人じゃとてもできないと思えば、
専任の業者に声かけて相談してみるだけでしょ。

業者が悪質かどうかなんて、
選ぶ自分に見る目があるかどうかだけでしょ。

業者の能力を120%引き出して、
支払うお金以上のパフォーマンスを引き出せるかどうかは、
自分次第でしょ。

騙すほうが悪い?
そうですね、日本では特に騙すほうが悪いんですよ。

でも、騙されたら、
騙された後始末や労力、治めるためのコスト、他、
当事者として対処の必要に迫られるのは自分なんですよ。
その間、騙した輩を捕まえて、全てを補填させられるコトなんて、
ほぼないんですよ。

けっきょく、自分の選択の問題、
当事者責任、受益者負担なんですよ。

変わるのを嫌がるならば、
変わらない自分でいた先の責任は自分がとるんです。

変わり続ける努力をしていたならば、
(好奇心をもって変化を積極的に受入、楽しむくらいの姿勢で臨んでいる人は、)
その先の移り変わった時代に、
変われた自分が居心地よかったならばラッキーってヤツですね。

失敗を怖がって、何もせずに終わるほど、
つまんないコトってないですよ。

決して素っ裸で街に繰り出せと言ってるワケじゃなく、
ちゃんと自分の頭で考えて、スピード上げろってことです。
(いつも通り、自分に言い聞かせています)

人は、特に目の前の必要に迫られないと、動きません。
そして、メンドクサ―って思いながら、
しょうがないと重い腰を上げ始めます。

それが手遅れになると分かっているのに、
動きません。

動く人は、
多少スタートが遅かったとしても、
気づいた瞬間がスタートで、
四の五の考えずに、ドンドン進んでいきます。

わかる人は、わかる。
わからない人は、いつまでたっても分からない。

ホンモノだけが生き残っていく時代です。

厳しい世の中の現実は、
仕事のできない人、
世の中の役に立てない人は、
その貢献度に応じて、
収入も決まっていきます。

何も生産性だけの問題じゃない。

ストレスにしかならない人もいることでしょう。
その場合は、自分のストレスにならない居場所で、
どうやって世の中に貢献していけるかを考え探して、
この業界からは去っていきましょう。
(部署移動を願い出ましょう)

面と向かって言ってくれる優しい人なんて一人もいません。
みな、アナタのコトを気遣って、表面的に非を責めるような言葉は使いません。
それが礼儀であり常識であり、アナタのコトをそこまで真剣に考えてなんかくれません。

自分で気づくしかないんですよ。
自分で学ぶしかないんですよ。

十分に気づけなかったなら、
気づけるようになるためにはどうすべきか考え、
そのヒントを探せばいいんですよ。

何をどう学ぶべきかわかんなかったら、
同じく、自分で考えて探せばいいんですよ。

みんな特に、忙しいから、自分の頭で深く考えることをしない。
ストレスでしかない。
何も考えずに、機会のように毎日が平穏にルーティンに過ぎ去り続けると思ってる。

時間が無いならば、時間を作るところからで良いじゃん。
時間を作るためには、どうすればいいのか考えましょうよ、自分で。

やりたいことがあるならば、
やりたいことがやれるように、
自分で考えて、やれるように立ち回ればいいじゃん。

アレもイヤコレもイヤ。
なら、座して死を待ってください。

それは、アナタの責任です。

嫌ならば、求めましょう。
もがきましょう。
自分でも考えて、何なら他人にも頼りましょう。

戸惑っていてもいいんだけど、
まだ時期尚早だと判断すれば、時期が来るまで待ってればいいし、
一歩目を歩むべきだと思えば、歩んでみれば良いのに。

ある程度学んで大丈夫そうかなと思えるまで来ているならば、
後は最終決定権者が、GOを出す勇気があるかないかですね。苦笑

誰もがはじめは初心者。

若葉マークの時期は誰にだってあるんです。

私だって、もっとプロの方だって、
飛び出して、事故ったこともあるんです。
たまたまラッキーなことに、クリティカルじゃなかっただけです。

そう思うと、無難に教習所で学んだほうが良いなぁと思えば、
教えてくれる先生を探せばいいじゃないですか。
少しでも不安やリスクが見える化しますし。

あぁ、なんかこう、止まらない。笑

色々考えたり、思うところがあります。

アナタはどうしてますか?


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