監理団体の経営者の方へ、アナタはどこへ向かうために、どうやって導いていますか?

問題解決

人財育成に取り組んでいます...
国際貢献・国際協力に励んでいます...
架け橋になりましょう...

うん、わかりました。

...で?

ナゼあなたはその旗を振りたいのでしょうね?

それを具現化するためには、
具体的にどういうことに取り組んでいるのでしょうね?

だから外国人技能実習制度事業に取り組んでるんじゃないか!

うん、それは良いんだけど、
別に架け橋になりたいなら、物販でも旅行でもなんでもいいよね。

国際貢献・国際協力するためなら、
国境なき医師団に寄付したり、
ボランティアできることたくさんあるけど、
なぜお金を取って制度事業やるのかね?

人財育成って、おざなりにも日本語を教えているだけなの?
それも送り出し機関や一カ月講習委託先任せで?

えっと、全ての根幹的な理由は、
儲かりまっせ!なのですかね?

アナタ、いったい全体、何がしたいんですかね?

HPにある代表挨拶や、団体としての方針的な部分は、
別にテキトーに当たり障りのないことを書いとけばいいんですかね?

アナタの団体は技能実習制度事業において、
本当のところは、ドコを目指しているのでしょうか?
アナタの団体は、ナゼ、技能実習制度事業に取り組んでいるのでしょうか。

私が申しあげたいのは、
別に自分や職員を食わせる為とか、そういうレベルのお話ではありません。
(それならば、別に当該制度事業でなくてもいいワケだし)

(経営者)
...ホラ、言わなくてもわかるでしょ?

うん、まったくわかりません。汗

言語化って、できてますか?

職員、一人一人と直接、熱をもって話すとか、
朝礼や何かしらの挨拶の際に話すとか、
そういうことも大切ですが、
であっても、人が立ち止まったり、ふと疑問を感じる瞬間なんてのは、
バラバラなので、
常に立ち戻れる方向性を掲げて露出しておくことは、
安定事業を目指すうえで、とっても大切なコトだと思います。

そして、それは何も体内的な問題ではなく、
対外的にもしっかりとアピールしておくべきコトです。

何かトラブルがあった際にも、言い訳に使えるじゃないですか。苦笑

トラブルがあった際の解決方法は、
すべからく基本に立ち戻ることです。

ナゼ、この制度事業に取り組んでいるのか。
その為に、どうすべきなのか。
コレがトラブル解決のための判断基準になるし、
その延長線上にこそ、解決策があるべきだから。

この時は、コッチの視点を重視してとか、
偏りは多少なりともあるでしょうけど、
やはりどこかに偏り切っての解決策は、
そもそも解決策ではありませんから。

言語化と言っても、
ただただ言葉にすればいいって問題じゃありません。

相手にきちんと届く、誤解なく伝わるように洗練されているべきです。
ココで言う洗練とは、キレイな言葉とか、カッコいい言い回しとか、
そういう意味ではありません。

ど真ん中ストライクって意味です。

アナタの腹の底って、見せられないモノばかりなのでしょうか?

ケチケチしなくたっていいじゃないですか。

別に「金持ちになりたいから」であったとしても構いません。
ナゼ、金持ちになりたいのかが問題であるから。

そして、その金持ちになりたいのが、自分一人だけなのか、
周りも全員なのか、
その為には、自団体内でどうすればいいのか、
そういうことをキチンと考え整理して、
自分の頭の中だけじゃなくて、
外部へも、他人にも伝わるように明文化すべきだってことです。

できないし、しないってことは、
他人からも好き勝手見られても構わないとも言えます。

つまり、自団体内の職員から、
ウチの理事長はカネの亡者だから...
自分さえ良ければいい人だから...
そんな風に思われていたならば、
ちゃんと目の前の仕事に熱が入るわけがない。

逆にこういう不安や懸念を払しょくできていたならば、
そこに心から同意を示して、
共に歩もうと意識を持っていてくれたなら、
たぶん人は目の前の仕事に安心して集中して、
なんならその先にいる人のことまで慮って、
能力以上の業務に取り組んでくれることも考えられます。

常に日々、自己の成長も促進されることでしょう。

それも、宿題をヤレヤレとガミガミうるさい母親役をやることもなく、
そんなことすらしなくとも、
自然と机に向かうことでしょう。

現場で適正かつ適切な立ち回りをするようになることでしょう。

もちろん、そんな簡単なことではありませんが、
少なくとも、そこに賛同してくれる仲間の絆は深まります。

コミュニケーションも、常に心のこもった、
身のあるやり取りになることでしょう。

なんかこう、イメージ、伝わりますでしょうか。

最近、あるあるケーススタディやちょっとしたポイントなど一切書かずに、
まったくもって一般受けすることを書いていない私ですが、

その分、本質的な抽象的なことばかり書いています。

ソレもコレも、
ケーススタディをいくら積み上げても、
根っこの部分がしっかりしていないと、
積み上がり切らないからです。

ちょっとしたことで、見事に崩れ去っていく。

いや、もしかしたらいつのまにやら間違った方向へと向かってしまう。

そもそも意思決定の権力のある、
経営側こそしっかりしていないと、
空中分解すらままならず、
せっかく身につけたケーススタディさえも、
まったく活用する場が得られなくすらなりかねない。

相手のことを、まして身内のことすら深く考えられない経営者の元にいる職員が、
実習生のことや受入側のことなんて、
深く考えられるワケないじゃないですか。

特に新入職員は、「親=トップ」を見て育ちます。

金儲けだけに余念のない理事長の元であれば、
職員も金儲けだけに業務の重きを置くことでしょう。

受入側も実習生側も、監理団体を、その担当者を見て、
この制度事業について学びます。

受入側が大事なお客様だと偏っている代表理事の場合、
そういう対応しかしない担当者と接している実習生は、
心が離れていくことでしょう。

逆に実習生だけしか見ていないような専務理事や事務局長の場合、
担当する職員を通じて、
受入企業側は必要以上に余計なストレスを抱え込むことになるでしょう。

これらのバランスは、団体のトップが、理事会が定める、
向かうべき方向性によって定まります。
送り出し機関を選ぶ基準も、
新規企業からの受け入れ依頼を受けるかどうかも、
新入職員を採用するかどうかも全て。

むろん、根幹を言語化し、明文化、露出、浸透していくうえで、
様々な事象が体内でもケーススタディとして、
具体的に蓄積が増えていけば、
より収束した強いチームに成長していくことでしょう。

こういう延長線上にあっての実績や経験値こそが、
本当にやればやるほど、身のある中身になっていきます。

アナタの団体が目指している世界は、
いったいどんな世界なのでしょうね。

それはほとんどニアと言える範囲で、
一職員にまで、浸透しているものなのでしょうかね。

受入先の担当者にまで、それは認識いただいているものなのでしょうかね。

...そんなことメンドクサイだけだし、誰も見てないし興味もわかないだろうから、
実際に直接会った時に聞かれたなら説明すればそれで十分だから、
おざなりに書いとけば、それでいいのでしょうかね?

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