技能実習、特定技能、日本語学校、それぞれ狭間で頭を悩ませる経営者たち

問題解決

ある会員の方とのやり取りの返信の一通をご紹介してみます。

複雑怪奇で、現場の方はもちろん、
特に今は、経営者の方が悩んでいることが多いですね。

どう立ち回るべきか、かなり頭を悩ませているようです。

以下は、ある国のある日本語学校の方からのご相談に対してのメール返信です。
少しでも参考になればと思います。

さすがに少し変えてますが、
なるべくそのまんま転載しますね。苦笑

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○○様

昨日お繋ぎしました件、
ご活用ください。

(ホントはアベンジャーズサービスになりますね。
 このコメントはご本人にはお送りしていませんが。汗)

当方も基本的にはEmailが多いのですが、
ちょっとした待ち合わせや、
電話でのやり取りが必要な場合も多く、
SNSは今や欠かせないコミュニケーションツールです。

どんな企業でもLINEグループなど作り、
情報交換や共有に励んでいます。
時代の流れでもあり、ご自身のご活用次第で、
また世界が広がるようにも思われます。

日本の日本語学校との提携の道とのことですが、
こちらもそう容易な道ではなかろうかとお察しいたします。

そもそもの本筋は、支弁能力ハードルに難があり、

なおかつ、留学生30万人達成したことと同時に、
特定技能など就労可能ビザ枠を創設した半面、
出稼ぎ留学生を排除する流れ(ブレーキ)と、

逆に、有能な高度人財は受入したいとして、
その卵となる優秀な留学生ならばドンドン入れたいという国の思惑(アクセル)の、
両方が踏まれていると思われ、

留学希望者個々の諸事情、
受入学校側の諸事情、
東京などの都市圏と地方都市など地域によって、
留学生輩出国との関係などなど、
複合的な背景や要因に影響を受ける在留資格の許可率に振り回され、
経営は不安定になって行くようにも感じられ、
不安感が募っているようです。

特定技能については、
まだまだ憶測の域を出なかったり、
おそらく4月以降ですら、
行政による後出しじゃんけん的なルール改定や追加が
出て来ることが想定されます。

この不確実性の高い状況で、
何をどう判断され、先手を打つべきなのか、
まともな方であればあるほどに、
周りとの意見交換に努め、
軽々な実際の行動には移せていない状況が、
往々にしてあるようです。

ただし、○○様のポジションは明確で、
特定技能の人財狙いで、
現地にまで、
リクルーティングに来る受入希望企業へ、
ご縁をつなぐことに定まっていらっしゃると思われます。

『○○での良質なエージェント(人)と繋がること。』

おそらくはコレが最大公約数的な、
一歩目かと。

別に当方では、
決してエージェント斡旋ビジネスをしてはいません。苦笑

でも、そう導くようにできているのが、
○○の業界ルールです。

選択肢が増えているため、
アレコレと考えを巡らせることも多かろうと思われますが、
根っこは「○○から実際に日本へ送り出せるレール」に乗せられねば、
どれもまた絵に描いた餅です。

どれも整わないのであれば、
○○国内での別の出口を探すべきことなのかもしれません。

選択肢が増えたからといって、
全て成立するかどうかは別物です。

また、例え入口だけ成立しても、
継続発展が出来なければ、意味がありません。

入口から出口までの道のりは長く、
両国間にまたがっての各種法と、
様々な立場の人が介在し、同じ方向を向いて望めねば、
一人でできることなどたかが知れている業界です。

かといって、
大企業に頼んでも、担当者次第で振り回されます。
大企業でも法令違反などザラです。

ならばと、
担当者など一個人=誰とお付き合いして、互いに協力し合えるか。

この1点でご縁を紡ぐのみです。

それでも、相性などありますので、
良縁とまで発展するかどうかは、ご本人次第です。

ご本人の学習力と応用力にもよります。

「絶望」をちゃんと直視し理解し整理して、
それらを踏まえて、
誰とどう乗り越えていくのか。

これがこの事業の大きなポイントだと思っています。

頭を抱えることばかりですが、
それでも、
目の前で困っている人がいるなら、
まだ恵まれてる自分が何とかしてあげたいなぁってなるのが、
人間です。
(偽善者っていう人もいますけどね。苦笑)

そして、
そんなお世話した人たちから、
心から感謝され、その笑顔が見られる瞬間は、
何よりもうれしく、
また何とかしてあげたいなぁって続いていくのが、
このビジネスです。

ぜひ頑張ってください!

何かございましたら、またお気軽にどうぞ。

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大変僭越ながら、ご支援くださっている有料会員の方々とは、
届くご相談に、真摯に対応しています。
キャッチボールが続くこともしばしば。

ホントに、良い流れに変えられるかどうかは、
その人次第です。
どうせなら、良い流れへと、自らが導けるようなりたいものです。

*いつもながらですが、自身に言い聞かせるつもりで書いていることがほとんどです。

*一方的に届くご相談全てに対応できる時間は
 私にはもうありませんので、
 悪しからずご了承ください。

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