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日本側の外国人労働者需要は減らないも、送り出し国からの供給が減るかもしれない理由

昨日は、外国人労働者が減らない理由と書きましたが、
実は減る理由もあると思われます。

その考え方から今日は書いてみます。

ウィズコロナが少なくとも当面は続くことが想定されています。
一部で、業界人の多数が寄せる希望的願望がたくさんシェアされるので、
あたかも7月、8月の門戸開放が既定路線かの如く受け止められていますが、

冷静に俯瞰(ふかん)的かつ時系列的に見れている方々は、
以前のように人の行き来ができるようになるまでは、
まだまだ早くても数カ月はかかると踏んでいます。

その間、当然ながら、技能実習の契約が満了して、
当面、3号や特定技能などで再来日できないことがわかっていても、
母国へ帰国する方々は、少しずつ増えていくことでしょう。
留学生も日本での先々の生活がままならないことがわかればわかるほど、
帰国していく人は少なからずいるように思われます。

要は、滞在と就労を許可されても、働いて稼げる先がない生活がずっと続くので、
おそらく日本が帰国旅費を負担して、帰国させる流れとなるように考えられます。

送り出し国側としても、
新たに受け入れ国へ送り出す組よりは、
まず帰国する母国国民を最優先するのは、
国として当然の措置ですから。

*送り出せるからこそ発生するワイロのために、
 送り出すことを最優先するのかもしれませんけどね。苦笑

「入り」がないのに、「出」はあるのですから、
当然、その数は目減りしていきますよね。

それと、こんな意見=考え方もあります。

特にベトナムのような国においては、
結果的に、国民を外国へ送り出すことによる外貨獲得がままならない。
同時に、内需発展のほうが、より外国に依存することなく、
国や国民を潤すことに気づき、役人も利権を様々生み出せる。

二国間取り決めなど、面倒なことに付き合わずとも。

*特技のベトナム国からの公式スキームが公表されるまで、
 一年はかかったことを覚えていますか?
 今回のコロナ対応の件は、そこまでかからないとは思われますが、
 利権が絡むと、すぐには結論が出ないことは、ままあるものです。

そして、国民性や人口ボリューム、地理的なポジションとしても、
ベトナムは十分内需発展して行ける地力を持ち合わせています。

中国なんて、世界で孤立するかのようで、
例えそうであったとしても、あれだけの内需国ですから、
それなりにどうにかできる部分は多々あると思われます。

例え外国への渡航自体を禁止して、鎖国化を続けても、
どうにかなるのでしょう。

インドネシア、フィリピン、ミャンマー、他、
各国それぞれに諸事情も違いますが、
大きくかじ取りを切り替える絶好のチャンスでもあり、
どう転がっていくのか、まだまだ不透明です。

つまり、
それぞれの国ごとの内需は旺盛であり、
外国から利権をむさぼる権利者が行き来できないとすれば、
その利権は崩れかねない。
法規的にも崩されかねない。

そして、そこに新たな産業が自国内で興る可能性も少なくはない。
(自国内でその利権を完結させようと考えることは自然だと思うので)

そこには必然的に労働力が必要となり、
わざわざ外国にまで行かずとも、
家族をお別れしなくとも、
生活を発展させていくことが可能となっていく選択肢があるってことです。

…テキトーにあてずっぽうでコメントしてます。汗

つまり、アメーバのごとく、それぞれの思惑で、
生き物のように変化していくので、

そもそも日本へ出稼ぎに来る魅力が、以前ほどはなくなる…

貧困にあえぐ層にとっても、稼ぐにせよ、外国へは行けずとも、
自国内で稼げる選択肢が見つかり、それが浸透する…

としたならば、
以前ほどには希望者は多く見つからなくなるってことです。

マインドが冷めている、リスクを拭(ぬぐ)えない、
他の選択肢がある、となったなら、

それらをわかりやすくはるかに超えるほどの魅力がなければ、
この業界は埋没していく可能性がある。

例としては、
埋没した中国のように、先行者メリット的にも、
よりクオリティの高いチカラのある4者(3者)でなければ、
事業は続かない可能性もあるということ。

つまり、
良い労働者を集め、きちんと過不足ない教育ができて、
送り出せる送り出し機関。
外国人労働者にとって、人気で希望者が列をなす受入企業。
そんな力のある送り出し機関と、ちゃんとした受入企業とのお付き合いのある、
これまたちゃんと過不足なく関係性を昇華させていける監理団体。
(特技の登録支援機関)

前々から言い続けているように、
スケールアップではなく、クオリティアップへと進化できる先だけが、
生き残っていけるように感じています。

もはや、スケールアップでは事業として成立しない可能性すら考えられます。

そして、クオリティアップの足元は、
一人一人のレベルに直結してきます。

つまり、レベルの高い貴重な人財をどれだけ抱えているのかどうか。
どれだけその組織に、高い求心力があるのかどうか。

クオリティ…便宜上、一言で言っていますが、
そう容易(たやす)いことではありません。

業界知識、経験、思考力、応用力、知恵、工夫、
相手の心をつかむコミュ力、
リーダーシップ、
仕組みを構築する力、
変化に順次対応できる力、
IT力なんかもそうかもしれません。

で、これらに気づくとしても、
どうやって自身の様々なクオリティ(力)を上げていけば良いのかわからない。

厳しい言い方、マッチョな言い方ですが、
しょうがない部分もありますね。

今まで気づくこともなく、今に至っているから。

気づくチャンスは何度もあったけど、
所詮、他人事だとしか考えてこなかったから。

気づいていたとしても、
どうすればいいのかわからないまま、時が過ぎてきたから。

私なりの解決策は、今まで何度も提示してきている通りです。

ホンモノと同じ空気を吸う。
同じ価値観、方向性を向ける人たちと共に繋がっている環境に身を置く。
自分の頭で考える。

漠然としていつつも、とても大切な根っこになるマインド的なことから、

解体新書企画をはじめとした、様々なリリースラインナップにいたる、
具体的な切り口まで。
最近では、外国人労働者業界に固執せず、人事評価制度についても、
とてもタイムリーで本質的な切り口だと思い、
取り組んでいます。

後は、アナタが行動に移すかどうかだけですね。

別に、私が提供しているリリースに乗っからなきゃならないこともありません。
自分で様々、乗り越えていけるなら。
他にもっと良いやり方があれば、ぜひ教えていただきたいくらいです。

どういうカタチにせよ、
下道でボチボチで行きたい人、
バイパスを使いたい人、
高速に乗りたい人、様々ですが、
時間という概念も気にかけないといけない時代です。
つまり、チンタラしてたら、
あっという間に次の時代へ移り変わってしまっている。
浦島太郎ってヤツです。

お金は上手に使いましょう。

でも、今度は、あまりに失敗や損を恐れる人も多そうです。

1円たりとて、余計なお金は支払いたくない。
自分の選択が失敗だったなんて、耐えられない。

自分が抜け出したい大衆は、
得てしてそういう考え方とその程度の実行力です。
残念ですが、足踏みしていてください。

失敗を恐れず、答え合わせができる人たちは、
どんどん先へ歩みを進めています。

日本は失われた20年?30年?と言われていますが、
今度、失うのは、日本全体、全員じゃなくて、
アナタという一人の日本人かもしれません。

護送船団方式…赤信号、みんなで渡れば怖くない…

この昭和の価値観から逃れられない人たちは、
アップデートできずに引きずるのも、
みんなで沈んでいくのも、
これまた自業自得です。

私も人間で、聖人君子ではありませんので、
ホンモノ、ないし「ホンモノになろうともがきたい方」とだけしか、
お付き合いしている暇はありません。

あ、あと、色々面白がってくださる方。
コレ、最強ですよね、
面白がってアレコレやってると自然と様々な能力が身についていく。
なので、「アレコレと面白がっていただける方」こそ、
私も喜んでお付き合い願いたいですね。笑

えっと、日本側がいくら外国人労働者を求めても、
欲しいときに、欲しい人数だけ、自由に受け入れられないし、
この先は、もっと少なくなっていくことも、
十二分に考えらますね…ってことを言ってみたかっただけでした。汗%苦笑

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