昔から、どうやればいつの時代でも社会から必要とされる付加価値を、
世に提供できる大人になれば、生きて行けるのではないかと思い、
どうしたらいいのかなぁと、ツラツラ時折漠然と考えて今に至っています。
自身の20代の頃(90年代)から振り返ってみれば、
2020年と早30年の月日が過ぎ去りました。
バブルがはじけて、日本の成長が止まったこの30年であっても、
時代は大きく様変わりをしました。
当時を思い起こせば、ポケベルが出始めて、
ワープロからパソコンへと移行が始まり、
数年後には携帯電話(ガラケー)が世に広まりだしました。
同時に、ネットもEメール、HPなど少しずつ広がっていき、
アポを取るのも、段々と翌日化していったように思われます。
ネットのスピードも年月を追うごとにドンドン早くなり、
できるコトが増え始めました。
いつの間にか、海外との国際電話も高い通話料を支払う必要もなく、
今では毎日、何時間でも話ができます。
なんならTV電話でも問題ありません。
SNSも台頭し、様々な情報交換が可能となり、
かつてなら出会えることなく一生を終えたであろう人とも、
つながるご縁が広がることとなりました。
この間、わずか30年。
60年代から90年代までを振り返ってみれば
またわかりやすいかもしれませんが、
かつての100年、いやもしかしたら数百年をかけてきた進化のスピードを
はるかに上回る飛躍と同時に社会(人ひとりひとり)が変化にさらされています。
そりゃ生活パターンだって、
価値観だって、
常識だって、
色々様変わりして当然です。
それでも、人は変化をストレスと受け止めがちです。
特に年老いた方であれば無意識にそう思うことでしょう。
生活の根底にある、「稼ぐ=働く」ということについても
同様に大きな変化を求められています。
90年代は、確か、24時間働けますか?!の時代。
ハードワーク、ワーカホリックこそ美徳であり、
高収入を目指して、みんな右へ倣えの風潮が蔓延していましたし、
そこに異を唱える人など、ほぼ皆無でした。
つまり、強いものほど、競争に勝てる人ほど、
お金持ちな人ほど、幸せであるという一つの価値観を疑う人はいなかった。
強い人が正義。。。
いっぽう、2020年の今、
様々な情報が開示され、一定の透明化が進み、
働き方改革、同一労働同一賃金、最賃の上昇継続など、
稼ぎ方も、90年代とは大きく異なっています。
多様性を保全し、マイノリティーにも焦点が当てられ、
様々な権利や弱者救済を尊重することが当然の時代です。
つまり、
強い人、競争に勝てる人、お金持ちの人だけでは、
尊敬に値しない=社会的に認められない=絶対正義ではないということ。
アレもケアしなくては法令違反。
コレもケアしなくては働いてくれる人を維持できない。
安直に考えたなら、経営側よりも労働者側にいて、
ひたすら重箱の隅をつついているのが、よほど楽に見えそうです。
でも、またこの先の2020年代も大きく変わっていきます。
人=労働者ではなくてもできる機械やシステムが年々ジワジワと浸透していくことでしょう。
それは、言われ続けているように、
人=労働者は要らない時代の到来なのかもしれません。
無論、様々なハードルもあるので、2020年代では、
その一端を垣間見る、肌身で感じる場面が多い程度かもしれないし、
いや、もうすでに高い人件費を排除すべく、
配置転換などに直面している人もいるのかもしれません。
この切り口で見ても、過渡期ってヤツですね。
こんな時代なので、自分の生活を安定させることに対して、
相当なストレス社会にもなっています。
かつて、社会全体が同じ一つの方向性に向かって、
全く同じ価値観を強制させ、
それぞれに悩み考える必要もなく、
猪突猛進さえしていれば良かった頃と比べてみると、
一人一人が、それぞれに様々なことに配慮せねばならなくなり、
考えさせられることが圧倒的に増えています。
かつては、
大きな流れに乗っかって流されていればそれで良かったし、
そうせざるを得ないという言い訳も通用したし、
今よりは狭い選択肢しか見つけにくかったから、
割り切れもしたものです。
なにより、その流れが行き着く先を許容できたのですから。
(年功序列、終身雇用から外れなければ、安定した生活を送れた)
今では、
自分で自分の人生を決めなくても良い時代とは、
大きく変わってしまいました。
様々な権利が担保されるからこそ、
自分の人生は、どうすれば幸せに彩っていけるものか、
自分で考えて決めて切り開いていきやすくなったのですから。
根本的に、どう生きていくのが、切り開いていくのが、
自分のデザインしたい人生となるのか。
特にこの時代の社会に生きる私たちは、どうあると生き易いのか。
品行方正…
くそマジメぶった言葉を使いたいワケではないのですが、
人を傷つけず、相手を騙して出し抜こうとせず、
反社会的勢力とは縁を持たず、
不倫など非社会的な行為をせず、
自身の健康と自分なりの人生のやりがいを求めて、
どこまでも自身の成長を目指す。
そんな仙人のような達観を求められているように感じます。
そして、確かに、
そうあるほうが、生き易いのも現実です。
誰かに恨まれ、大切な金を奪われるリスクなど、
ない方がストレスもないに決まってますから。
ただし、
そんな生き方を求められて、いったい、どうやって稼いでいけばいいのか。
ストレスは目の前の相手との軋轢から生まれるコトがほとんどです。
ストレスから逃げるには、誰とも接点を持たず、
例えば、山奥に一人こもって、自給自足しながら、
ひたすら土と向き合って茶碗を作るとか、
絵を描くとか、音楽を奏でるとか、
そうやって生きて行ければいいのかもしれませんが、
ほとんどの人は、一人じゃ生きてはいけません。
むしろ、ストレスの源となる他人と関わることでしか、
自分の幸せを実現できない人が大半ではないでしょうか。
であれば、
人と関わりながら、ストレスを生まない関係性構築がとても大事になります。
ストレスを生まない関係性を相手と構築するためには、
いったいどうしたら良いのでしょうか。
今まで私の書き連ねてきた内容と長くお付き合いくださっている方には、
お分かりですよね。
そう、同じ方向性を向いて共感、共鳴し、
更には強くコミットすらできる仲間と共に、
その方向性へ共に歩んでいければ、
まず、根本的なストレスは軽減されます。
もう一つ、根本的かつ逃れられないストレス要因があります。
先に解決策を言えば、コミュニケーション能力。
どれだけ同じ仲間といえど、人は一人ひとり性格や得手不得手などが違います。
生まれも育ちも常識も、細かく言えば言うほど、
誰一人として全く同じ人間はいません。
コレラのミスマッチングを解決できるのは、
コミュニケーション能力にほかなりません。
互いに分かり合えて、認め合い、支え合い、寄り添い合えるならば、
ストレスどころか、暖かい気持ちにもなれます。
個人的には、たぶん、そういう人が、
今の時代は生き易く、結果、社会に求められていて、
なおかつ、高いレベルで和合を成立させることが可能な人ほど、
付加価値が高く、結果、稼げる人に自然となっていくのではないかと。
ポイントは、勇気をもって考え方を逆転させるというコト。
お金を稼ぎたいから、誰かのために頑張るのではなく、
誰かのために頑張った結果、お金が自然とついてくるというコト。
お金が自然とついてこないのは、
誰かのために、目の前の相手の為に、
頑張りが足りないってこと。
もしくは、アナタのその頑張りは相手にとっては的外れなのかもしれない。
それは相手の為といいつつ、自分の為なのかもしれない。
お金はどう介在させるべきかを学べていないだけなのかもしれない。
以前、稼ぎたいならば、副業を頑張りましょうって書きました。
これも同じですが、
たとえ本業であっても、一サラリーマンであっても、
稼げる人は稼いでいるし、
稼げない人はいつまでたってもうだつが上がらない。
求められる人は、どんな時代でも、
どんな社会でも、求められるべくして、求められていく。
仙人になることが求められている時代なんて書いていますが、
別にこの外国人労働者支援業界ではそうであるべき要素が強いのであって、
仙人にはなれないなんて人は、もしかしたら違う業界へ行く方が、
自分の幸せな人生をデザインしやすいのかもしれない。
適性だって大きな要因。
例のごとく、だんだん、何が言いたいのかわからなくなってきましたが、
つまりは、
今の時代なりに、自分で稼ぐことのできる人の方が、
息苦しくはない時代だってことです。
そして、それらは、自分次第でたとえリーマンだって、
可能なんだってことです。
やり方がわからなかったなら、自分で色々調べて学んで、
気づけばいいだけです。
めんどくさがって、忙しいからと惰性で生き続けていると、
私のように、50を前にしてやっと、少しだけわかってくる程度です。
自分はどう生きたらええねん?
そんな方、私なぞにそうお聞きくださるような方が多ければ、
私なりに体系的に色々整理してみようかなと思います。
人それぞれにタイプもあるので、結構バラバラですが、
何パターンかに分かれるものですので、組み合わせれば、
大概はカバーできるものですし。
そんで、ロードマップって、やっぱりあったほうが、
便利ですからね。
あぁ、言っちゃった…でもまぁ、そんな奇特な人はほぼいないから良いかな。笑
趣味で作ってみたい気もしているのですが、
先にやりたいこと、やるべきことが、まだまだあるから、
そっちが先かな。
ストレス社会から解放され、
自分で自分の稼ぎを構築したい人は、
ご参考になればと思います。
ぜひ頑張ってください。
(ここまで書いて相変わらず思うのは、
色んな意味でなにより自分に言い聞かせているってことです。涙)
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