リーダー?!
私、そんな柄じゃない…
多くの方はそう思われるかもしれません。
ちなみに、コレは、以前もお話ししましたが、
受入先で現場担当する方も、
日本国内で監理団体や登録支援機関で現場担当する方も、
送り出し側で現場担当する方も、
外国人労働者以外で、ポジション的に3者それぞれの立場で、
直接、外国人労働者と接する側の方、全員に言えるコトです。
なぜならば、
他の誰でもなく、自分自身がこの4者の関係上、
リーダーという立ち回りをすればするほど、
自分自身の役割を全うしやすくなるからです。
この意味、どうか分かっていただきたいなぁと。
関係者全員(この場合は外国人労働者を除く)が、
同じ絵(セイムページ)を描けていないコトには、
そのストーリーを歩もうと互いに協力し合って、
スムーズにストレスなく事を運ぶためには、
主導的なコミュニケーションが必須になるからです。
たぶん、マウント?を取りやすいのは、
監理団体、登録支援機関(有料職業紹介事業者)のポジションかと。
右(受入先)と左(送り出し先と、両方を見ながら、
自身のポジションも含めた、調整を図るにイチバン適したポジションだからです。
特に監理団体は全体の流れまで監理監督すべき役割もありますので。
例えば、面接に行くのかどうか。
いつ行くのか。
求人票はどう取りまとめて、どう手配すれば良いのか。
申請手続きは、日本国内サイド、送り出し国サイド、
いつまでに何をどのように手配すれば良いのか、
その後のやり取りの橋渡しは、どのように交通整理すべきなのか。
入国時には、いつどこの空港へ何時の便で来日してきて、
空港へ降り立った後は、どういう工程を経て、配属先まで行くのか。
入国後の国内の内容については、すべからく日本国内での整理が主ですが、
送り出し側との連絡調整などの連携も、場面場面で必須になってきます。
(ココは特定技能では送り出し側が送り出した後は関与しない可能性もあるので、
何とも言えません)
帰国時にも当然です。
(一時帰国や途中帰国の際も同様です)
リーダーって、そもそも、どんなイメージでしょうか。
辞書を引くと、「指導者」なんて出てきますが、
別にここでは、経営者や部長などの偉い人のことを言っているわけでは
決してありません。
関わる仲間を導く人。
仲間同士のグループ内の調和を保つ人。
ココで言うならば、セイムページの絵を描き、
仲間へ伝え、共にその絵を実現させるリーダーシップを取れる人。
コレが、ココで言いたいリーダー像です。
法的申請について、取りまとめて、
スケジュールを確定して、手続きを進める人。(進めてもらう人)
トラブルの時に、真っ先に向き合って、
どういう舵取りで収めていくかを適宜判断し、
共有し、指示ができる人。
そういう人のことを言います。
コレ、主導権を取れた方が、
自分のポジションとしての役割も、無理なくこなせられるように、
ハンドリングがしやすい。
また、コレができるためには、
関わる仲間を一人ひとり、よく知っていて、
一人ひとり、きちんとケアできる人が望ましい。
すぐに連絡が取れる人が望ましい。
この人が言うコトならば、
何はさておき、すぐ対応しないといかん!と、
仲間が自発的に協力したくなる人が望ましい。
4者から、信用し、信頼を寄せられている人が望ましい。
うん、プロとしての法などの知見の高さや深さや厚さから、
やはり日本側業者のポジションが望ましいのは確かです。
*別にできる人が、その人なりに、できるように立ち回れたらいいので、
送り出し側でも、受入先側でもリーダーシップは発揮できます。
こう列記すると、
改めて、私なんかに務まらない…と思う方が多いと思いますが、
いやいや、それをやらねば、アナタの仕事がこなせないのも、
また現実だって、おわかりでしょうか。
できなければ、
全てにおいて振り回されるばかりか、
自分の先まで相当振り回す立場にいるのが、主たる関係当事者の4者です。
じゃあ、どうやってリーダーになればいいか。
コレを細かく書き出そうとすると、
相当かかるので、答えだけ。
4者にとってのセイムページは何なのか。
そのセイムページを4者間(3者間)で共有するには、
どう立ち回るべきなのか。
自分の置かれた環境で、4者それぞれの立場を考慮して、考えてみるコトです。
4者で描けて、4者が同じ方向を向けたなら、
向き続けられたなら、
自分が期待する仕事の結果が実現します。
リーダーになろう!
あえて言葉にしてみましたが、
意識してみるだけでも、たぶん絶大な効果が表れるコトと思います。
ぜひとも、頑張ってください!
というか、頑張るとくたびれるので、楽しんでください。笑
楽しんで自然と取り組めていて、
アレ?いつの間にか私、頼られてる?!となっているのが、
チョー理想的です。
ストレスなんて感じてる暇はないので、
ドンドン、邁進していきましょう。
ご参考になれば幸いです。
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