外国人労働者の受け入れ先で、ナゼ不正行為先が行政処分にならないのか

問題解決

たまにお問い合わせが届くので、
メンドクサイからコチラにメモっておきます。

なお、あくまでも私の一個人としての感想です。
どこのどなたの公式見解でもないので、
勘違いなさらぬよう…

以下のような残念なあるある相談は、
どのコンサルにも届きます、、、特にマトモそうに見える人には。苦笑

ココでこんなヒドイ実態が起きている。
日本人として恥ずかしいし、
なにより騙されて奴隷労働かのごとく働かされている実習生がカワイソウだと。

自分はこんなところで悪事の片棒を担ぐなどやってられないから、
とっとと辞めたけど、関わった子たちがあまりにも不憫で、
何とかしてあげたいけど、どうすれば良いのかわからない…

技能実習の場合は特に、
ヤクザのような受入側とチンピラ監理団体側がグルになってるパターンですね。
ああ、腐った送り出しもグルか。

まず基本的には、
各種駆け込み寺へ、全て駆け込むことです。
外国人技能実習機構、JITCO、入管、労働基準監督署、警察、などなど
また、ググれば色々出てきそうですが、
企業を訴えることを仕事にされている方々、
弁護士やシェルターや、色んな組織や団体が出てきますので、
片っ端から助けてください!とダメ元で全てに訴えていきましょう。

しかし、中途半端な助けは、よりヒドイ現実へと彼らを追い込む場合があります。
どれだけひどい実態かを訴えたくても、言葉がろくに話せない。
今いる住まいを抜け出した後、暮らせる場所がない。
手助けするアナタが、その全てを賄えない限り、
安易に訴え出ることすら助けてあげられません。

機構は保護の責任も負っているハズなので、
機構の事務所まで直接乗り込んで訴えるってのも手かもしれませんね。
帰るところもないままに、否応なしってヤツ。

ホカっとけば、失踪して不法就労者に成り下がるのみ。
機構の事務所へ直接連れて行って、
いっそ当事者だけで訴えてきなさいと、
置いてくるのも手かもしれません。

ひどいと思われるかもしれませんが、
機構事務所もいい迷惑なので、同行者がいれば必ず押し付けられますから。

また、機構側も在留カードを確認して、
元受入先や監理団体に引き受けに来いと連絡を取りたがると思われるので、
絶対に連絡をして欲しくない、助けて欲しいんだと、
連絡を取られる前に強く訴え出ることですね。

今の時代だから、可能ならば録画、せめて録音くらいできるようにしておいて。

えっと、話がそれるので元に戻します。

ちなみに、最近、こういうことが起こっているわけでもなく、
今までもいくつか起きてきた問題です。

それらは、
どうして表ざたにならないのでしょうか。

マスコミも頑張って取材し、悪質な実態を目の当たりにして、
義侠心的マスコミ魂を燃え上がらせ、表に出してきた方も、
少なからずいらっしゃいます。

証拠まで取り揃えて、管轄機関へ様々提出された方もいます。

ナゼ?行政処分にならないのか。

ナゼ?公的に処分されて公表されないのか。

それは、国際問題になるからだと思われます。
経験豊富な方はよくよくご存知のことと思われますが、
日本側にしたら、自らが自らの責を認め、次から次へと公表していけば、
それは第二の慰安婦問題にすらなりかねません。

送り出し国側にしても、それらをわかっていて何も動かないわけにもいかず、
日本側を訴えなければならなくなります。
そしたら、ODA的な様々な資金援助や、本制度事業にぶら下がり、
様々な甘い汁を吸っているお役人連中が、ことごとく自身の利権を失います。

要は、両国ともに国際問題になりかねないってことです。

コレが前提。

かつて日本は数百人を抱える団体を潰したりしてました。
でも潰したはいいけど、その後、結局行く先の無くなった中国人実習生(研修生)たちは、
中国へ帰国することになりました。
日本の入管の課長クラスが、中国まで謝りに行ったとか。

例のごとく漏れ伝わってくる話です。
ホントかどうかなど、かつての当事者にしかわかりません。

でも、十分ありうるお話ですね。

大手であればあるほど、
お役所は潰しにくくなります。

後始末をする責任も、またお役所にあるのだから。

また、現実を知る方であればお分かりでしょうけど、
転籍なんて、そう簡単にできるもんじゃない。

受け入れる側にすれば、潰されるようなユルユルテキトー監理や
好き勝手の受け入れ先を、わざわざ自監理団体のルールに従わせて、
受け入れることの、リスクを抱えることの大変さを想像できない組合ばかりじゃない。

そして、だからといって、
大所帯になればなるほど、
組織としての神経網が機能せず、
末端では好き勝手も始まりやすいし、
半強制的な不適正なルールも作られやすい。

要は現場の現実がどこで何が起こっているのか、
上までちゃんと上がってこない分、
トップはより浦島太郎化し、
マネーゲームに走るようになる。

ぶっちゃけ、大手と言われる先で、
あまり良い話を聞くことが無い。
いや、全てとは言わずとも。

まぁ、そんなヒガミはともかく、
大手であればあるほど、社内管理上、
ハウスルールも細かくなり、
安定はするけど、細分化され、全体がつかみにくくなっていく。
=やりがいって見えにくくなっていく。
=モチベが薄まる。
そんな流れがあって、個人的にはあんまり好きじゃない。
全体が見えていて、そのうえで、ミクロにあたるべきだと思っているから。

またそれた。😢

えっと、話を進めます。

要は、私の推測があっているかどうかは別にしても、
結果、行政処分はもっとたくさんあるはずなのに、
処分されず、公表もされない。

さて、ココからが問題です。

シメシメ、じゃあ何やっても処分されないなら、
好き勝手やったほうがマシじゃないかと、
人間なら誰もが、つい考えちゃいますよね。

残念。苦笑

よく出来ているものなんです。

相手先へは内政干渉にあたるから何も言えない。

ならば、自国内でちゃんと権力をふるおう。

そうなるのも自明の理。

入管も機構も労基も、取り締まる側もバカじゃない。

要注意先を野放しにしておけば、
その分、自分たちが駆り出される仕事が増えます。

だから、ココはヤヴァイと思った先には、
安易に技能実習計画を認定したくはありません。
在留資格を認定したくはありません。
在留資格変更を許可したくはありません。
期間更新を許可したくはありません。

あまり仕事をしない行政機関は、
マスコミにも叩かれます。

悪い奴らはこんなにいる。
=自分たちはちゃんと仕事している。
そうおためごかしで終わる人ばかりじゃありません。
(あぁ、大衆はこれで騒げば気が済むのかな)

ま、つまり、悪質先と見受けられるところは、
情報は集約蓄積され続けていますので、
要注意先とマークされれば、
そもそもの許可がスムーズではなかったり、
難癖付けて下ろさせない権力を行使します。

許可が下りなきゃ、そもそも受け入れできないし、
事業にもなるワケがない。

まぁ、要はそうは問屋が卸さないってことです。

ただし、ホカっとけば、誰も要注意先と警鐘してあげることにならないので、
匿名で良いから、管轄機関へ悪事は訴え出てあげてくださいね。
マスコミに録画や録音データを流すのもアリです。
ただし、くれぐれもリーク者の名前が出てしまうと、
大変なことになるので、十分お気を付けください。

ヤクザは手を変え品を変え、
名義を変えて、住所を変えて、衣替えをして、
次から次へと取り組むかも入れませんが、
そこまでして割に合うのかな?苦笑

いや、実習生から200万、300万と吸い上げられれば、
元が取れるのかな。

バカバカしい。

えっと、いつもそうなんですが、
こういうことを考えること自体がむなしいので、
正直なところ、被害にあう方々はカワイソウなんですが、
救い続けることには、私は気力を保てません。

というか、おかげさまでマトモな人たちしか集まってこないので、
そういう被害を撒き散らす方が周りにいない。汗

私は、どちらかといえば、
そもそもそういう世界をなくすことにこそ、
注力したくなり、燃えるタイプです。苦笑

どうすればそういう輩を駆逐できるのか。
いや、そもそも退治するというよりは、
水を清くしていけば、棲みたくても棲めなくなるんじゃないか。

清い池ばかりになれば、
薄汚れた池には、誰も寄り付かなくなるから、
そういう流れを作ったほうがよくね?早くね?

そういう感じで、くよくよと考え、コツコツと動いています。

道のりは長く、時間も労力もコストもかかるんですが、
まぁ、性分なので、どうしようもない。

そう、だから、
行政処分はされない現実も多いけど、
それ以前に、嫌がらせされて、
事業自体が立ち行かなくなることも多いので、
やっぱり、悪いことはしちゃダメねってことでした。

私が言いたかったことは。

ご参考まで。

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