外国人技能実習制度ないし特定技能の説明会に参加する方へ

セミナーや座談会、他

ナゼこの業界の説明会などが多く開催されているのか。
そして今後ももっと開催され続けるのか。

そして、それらはどれだけ有効なのか。

個人的には、
ナゼ説明会や研修会が開催されているのか、
を考えて言葉にしてみると、

ケアすべき膨大な「法」や「各国各人の現実」、
この「奥深さ」と「すそ野の広さ」と、
知らなかったから、ケアが十分でなかったから、
起きうる「トラブルの深刻さ」が、
一般の方々はおろか、いっぱしの経営者の方々にも、
想像すらできないレベルにあるから…

だと思いたい。苦笑

(いつも自分で書いていても、
 マッチポンプかと考えてしまうのですが、
 現実なんだから、しょうがない。)

AIなどの技術がこれらを穴埋めできるようになってくれるのかも、
イマイチ、ピンとこない。

ある方とちょっとしたお話をしていて、
自分で何度目か、色々と考えてしまったことです。

フツーは、まず色々とネットで調べてみるところから。
そして、たどり着くのは、
中途半端に断片的な知識ばかり。

たぶん、検索のスキル一つとっても
一般的には大きく違うのでしょう。

そして、ネットは検索のみならず、
様々なSNSの口コミ情報もとても貴重。

いや、そういう頭すらない方も。

そして、そういう中で、やっぱり何が本当で、
自組織にとって、どうしていくべきなのかもわからないから、
説明会にも参加してみようかと思う。

いや、ぶっちゃけ、自分で調べてみるコトすらせずに、
とりあえずよくわかんないから、
説明会に参加しようか…そんな方も少なくないのかもしれない。

そういう方々に、何をどのように伝えるべきなのか。

法を伝える。
メリットを伝える。
デメリットを伝える。

知識を伝える、経験則を伝える。

まぁ、参考にはなるでしょうけど、
来場者にとっての答えになるのかなぁ。

説明会、研修会は、主催者側の思惑によっても、
その性質は大きく変わってきます。

お役所が単に上から降りてきた予算消化として、
やっつけ仕事的に行う研修会。

業者が自社の利益につなげるために行う説明会。
(ステルスマーケティングって言われるものですね)

およそこの2種類に分類されることでしょう。

ナゼって、説明会や研修会の集客には、
有料無料問わず、相当にコストも労力も時間もかかるからです。

よっぽどのお金持ち団体でもない限り、
こういう行為はなかなかできません。

強いて言えば、
お役所と言っても様々な心ある方もいらっしゃるので、
そういう方は懸命に講師を探します。

ちなみに、
業者側は自社の営利につながることでしか開催できませんし、
その分、集客ができる講師をセットアップします。
この際、何を語れるかではなく、
どれだけ客寄せパンダとして効果的かどうかがポイントです。

注:あくまでも一般論としてお話しています。
もちろん、良心的かつ優良な業者が開催する説明会もあります。

ナゼ、説明会を開くか。
ナゼ、研修会を開催するのか。

そして、誰が主催するのか。

ココがキチンと想定できていない限り、
掌で踊らされ、食い物にされてしまうのかもしれません。

行政側(行政色の強い団体)、業者側、
どこが催すものであっても同じ。

その組織の中の、誰が魂を込めるのか。

やっつけ仕事で、テキトーに名の通った講師を呼んで、
無難に表っ面をこなすのか、

はたまた、せっかく来場くださるので一人でも多くの方に…
と考えに考えて、講師を選び、招く努力をしているのか。

そんなことまで考えて、
想像を巡らせて、
説明会に望んでいる人なんて、一人もいないのかもしれませんね。苦笑

せっかくなので、講師についてもあえて触れておくと、
まったく同様です。

完全に商売にして壊れたレコード化しているビジネス講師と、
相手を慮り、どうやれば伝わるかにまで色々苦慮されている講師と。

ちなみにぶっちゃけ、
恥ずかしい講師を招いての説明会になっている場合があるってコト、
ご存知でしょうか。

業界的には、
え、この人?有料無料問わず、行きたくねー!みたいな方や、(苦笑)
え、こんな内容でおカネ取るの?みたいな方まで、
実際に複数の方からお話を聞くことがあります。

講師もする側が情報弱者な場合も、かなりありますし、
それは怠慢だけではなく、思い違いも多くありますから。

少なくとも、ソクラテスの「無知の知」をわかっている人の方が、
よっぽどマシ。

まぁ、開催する側もよほどちゃんと講師選定しないと、
恥をかくことにもなりかねないってことですよ。

それだけ、講師する側も、色々見られているってことですね。

えっと、説明会や研修会にいくら参加しても、
知識や経験を補うことはできても、
クルーシャルな解決策にはなりません。
まぁ、そんなことはわかってますよね。汗

私がイチバン大切だと思うのは、
説明会や研修会で最大公約数的トークとなると思われるのは、
受け入れ側も業者側も、全ては心の持ちよう、ありようについて。

*現時点でのことでまた移り変わるかもしれませんが、
 まぁたぶん大筋変わらないかと。

それ以外は、全てケースバイケースでピンポイントでは当てはまりません。

個別の解決は個別に寄り添う以外、手段はありえない。
あぁ、自身のレベルたステージを
必要十分に上げ続けられる手段を
わかって実践している人には、
誰に頼ることなく自分で階段を上っていけるのですが、
そういう方はかなりマレだと思われ。

まぁ、どうせ説明会とか行ってみようと思うならば、
これくらい考えて臨むと、また違った受け止め方や、
見えてくる世界が増えると思いまして、
書いてみました。

ご参考まで。

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