外国人労働者の就労支援業界に関わる人の、とっても大事なポイント

問題解決

このお仕事、本当に一人じゃできないと痛感することが
とても多く感じられます。

それはすべからく、様々な問題がアチコチで勃発し続けるからです。

そして、それは、一担当者でコントロールしたり、
対応できたりする問題ばかりじゃないということ。

また、単なる役割分担という仕事的な考えだけで、
解決に至るものではない場合も少なくないということ。

ここで指摘したいポイントは、

『情報共有』ということ。

例えば技能実習制度事業では、
(コレ、特定技能での登録支援機関でも同じ意味です)

受入側の担当者と実習生、
実習生と監理団体職員、
実習生と送り出し機関の担当スタッフ、
監理団体職員と送り出し機関スタッフ、

局所的に、ちょっと上げただけでも、
コレだけのやり取りが、常に行われえています。

そして、継続的に勃発するトラブルについて、
時系列的かつ、アッチとコッチが重なった背景から、
目の前のトラブルが発生したりもする場合がよくあります。

例えば、

体の具合がよくない中、病院へすぐに連れて行ってあげられない。
パスポート更新が迫っているけど、対応が遅々として進まない。
現場での指導がどうにもまだ体育会系的な乱暴な指導。
様々な不安が折り重なって、帰国しようと思います…

みたいな。

体の具合がよくないならば、早めに病院へ連れて行ってあげるべきです。
これを、企業側がすぐにちゃんと対応しない。
監理団体側も、企業側がすべきことであり、当事者意識を植え付ける一環で、
対応に少し様子を見ている。

パスポートくらい、個々の問題でもあるので、
行き方や更新手続きなど調べてあげるも、
自分で行きなさいと指導しても、
一人じゃ大使館(領事館)まで辿り着けなそうだから、
だったらしょうがないから帰る。

その背景にあるのは、
受入側でそれほど丁寧にケアしてあげねばならないのは、
日本人と同等どころかお客様扱いではないかという、
現場での指導環境との齟齬。

よくありがちなのは、社長は良い人だけど、
現場の指導員は愛想もなく意地悪な人。

コレって、全てが関係していて、
基本的には監理団体の職員がフォローすべきことですが、
受入側も送り出し側も、懸命に相互に連絡を取り合って、
互いに当事者意識をもって事に当たることが求められます。

そして、
こういう事態を乗り越えたからこそ、生まれる信頼関係や、
相互理解が進むことは、よくあるお話です。

この際、
どこまでもビジネスライクに、
コレはアナタの責任だとか、
このトラブルはオマエが責任もって対処しろとか、
目の前のことに対応することを面倒くさがり、
結果責任を背負いたくない輩は、
ことごとくケツをまくり始めます。

ある意味、リトマス試験紙みたいなものです。苦笑

話がそれましたが、
こういう場合、誰が誰といつどんなことを話して、
対応したかについてなど、
『情報共有』は欠かせません。

そして、今の時代、
LINEでもfacebookでもメールでも、
なんでも便利な無料ツールはたくさんあります。

事前に情報をキャッチしていて、
それらを早めに共有かけていれば、
対処ももっと早くできる場合もあるし、

なにより、少なくとも繋がっていれば、
自分の不安を伝えられる先が、
伝えていれば何らかの対応をしてくれる信頼できる相手がいる、
その相手と繋がっているという安心感があります。

当然のことですが、受入側も監理団体側も送り出し側も、
同じチームで事にあたっていくものなのです。

なので、コレらが体験的に理解できてくると、
何でもかんでも共有するようになります。
つまり、こういうことがあったと互いに知っておいて損はないし、
むしろトラブルがあった際に、解決の足しになることはよくあることだからです。

これらをうるさがる方も、確かに多くいます。

でも、一人一人と付き合って、お世話をすることって、
こういうことの積み重ねだと思います。

そして、こういうことができない人は、
現場で苦労すると思うし、自分には合わないのではないかと思う場合も多そうです。

別に友達でもなんでもありませんが、
仲良くなって、互いの得手不得手ややり方を理解して、
共に事にあたれる仲間って、本当に大事です。

そうした信頼関係を受入側とか、送り出し側とか、
ある意味、立場関係なくやり取りし協力できる間柄の構築は、
この事業を進めていくうえで、かけがえのない部分でもあります。

そうやって、共有の度合いがどんどん膨らんでいくと、
私のように、コレってみんな困っていることじゃないかなとか、
事前に知っておいた方が、みんな助かるんじゃないかなというような内容まで、

また、個別に寄せられる情報まで、シェアすることが多くなることも。苦笑

やり方はそれぞれです。

別にイチイチ細かく共有しなくても、
自分一人で解決できちゃう場合もあるのかもしれません。

でも、どうせなら、色んな人と接する機会が多いこの業界で、
様々な人と共有協力して、一人じゃできないことまで、
乗り越えていけれるならば、とっても楽しく嬉しくやりがいもあることなのではないでしょうか、

自分が何を考えているのか、相手に伝え、理解に努めてもらうことは、
とても大事です。
同時に、相手が何を考え、どうしようとしているのかも、
察するというよりは、コミュニケーションを具体的に図って、
確認しながら理解に努めることは、
特に外国人の方相手には、大切なことでもあります。

共有という言い方をしましたが、
発信と受信とも言えます。

こういうポイントを、ぜひ大切にお考えいただけると、
上手く事が運ぶのではと思いますので、
宜しければぜひご参考になさってください。

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