外国人労働者に潰される会社と乗り越える会社についてお話をしてきました。

問題解決

先日、色々お話してきました。
今はタイムリーなのでしょうか。
お話を終えた後も、
いくつか、直接ご相談もありました。

中身を簡単に言えば、

法令違反は数千万の支払い強制に直面するので、
税理士や社労士と顧問契約をするように、
悪質ではないプロに相談するべきであり、
経営者自らの姿勢が問われている時代だと。

そんなお話をさせていただきました。

もちろん、ものすごく端折っているので、
長いお付き合いをいただいている方くらいにしか、
これらの行間にある膨大な意味をご理解いただけないかと思います。

しかし、
やってみて思いましたが、
とても有意義な時間だったと思います。

ここでもおさらい的に、一部だけフォーカスして取り上げてみます。

外国人労働者に潰される会社というのは、
具体的には、こういう会社です。

今年一月に大企業での行政処分が公開されました。

ご関心のある方は、コチラのリンク先よりご確認ください。
https://www.otit.go.jp/gyouseishobun/

ナゼ、潰されるとまで言えるのか。

確か、記憶をたどってみると、
罰則として、結果、落ち着いたのは、
一人頭10万円×残存月数×人数+行政処分が確定するまで待機させていた期間の生活費など…
を受入企業側が支払わされています。

こうなったのも、
どこぞの労働組合が実習生救済の為と銘打ち、
大企業に訴えかけた結果、
法令違反という明確に認めざるを得ない非がある以上、
大企業の立場としても、結果飲まざるを得ない条件となったことでしょう。

たぶん、100人近かったはずなので、億いってるかもですね。

そして、
外国人技能実習機構にも、
おそらくは入管にも、
いや、労基にまで、
これらは判例として、
労使でのトラブルの際に、法令違反の場合は、
企業側へ求める賠償的相場の一つにもなりうるということです。

さらには、
重箱の隅をつつけば、世界広しと言えども、
法令違反を犯していない企業など、一社もないということ。

それだけ、法の場にまでトラブルが行きつけば、
是か非かでしか答えが出ないから。

そして、
外国人だからこそ、少なくとも日本国内では弱者の部類に入り、
厳重に保護されているから。

日本人の比じゃないほどに。

これらを、
今の時代の法の温度を、経営者が、担当者が、責任者が、
理解できていないと、こういう事態に陥るということです。
方針や指導が行き届かないと、クリティカルな事態になるということ。

特に中小企業にとってみれば、
それがたかだか数百万であっても、
存続の危機にすらなりかねないということ。

わざわざ外国人労働者を招聘し、自社で働いてもらうために、
事前に小さくはない金額を負担したうえで、
自社で活躍してもらうはずが、
逆に、多額のお金を支払って、帰国してもらうことに。

稼ぐ労働者のはずが、支払いと徒労だけを残す結果に。

今の時代、
特に中小企業で、それほど体力や労力にゆとりのある会社は、
そう多くはありません。

先々のことを考えると、
どれだけ入口でちゃんと交通整理をしておくべきか。

知らなかった、気づかなかった、
そんなことが、法治国家で許されるはずもありません。

そして、糖尿病と同じく、
目が潰れるぞ!
インシュリンなしには生きていけなくなるぞ!
と医者に診断されて初めて、
薬を飲み、運動をし、食生活に気をつけるようになるのと同じ。

人は予防にお金は使いたがりません。

結果、痛い目を自ら見ないコトには、
これらの怖さは、身に染みて理解できない方ばかり。

こういう会社が、
外国人労働者に潰される会社だということです。

じゃあ、どうすればいいのか。
どう解決すべきかについては、
簡単ながら、お話してきたので、端折ります。苦笑

お知りになりたい方は、
個別にご意見などお寄せください。

もしくは、
お求めいただければ、お話しに伺わせていただきます。

今回、本当に良い経験をさせていただきました。

どんなセミナー講師?も同じだと思いますが、
当日、どんな方がお集まりいただいていて、
どういう切り口でどこまでどのように伝えれば、
その方々に届くのだろうと、
色々考え、思いを馳せますが、

いざその場になると、
お伝えしたいコトも
このブログのように、一呼吸置きながら
整理してリライトすることもかなわず、

初めて当方とご面識をいただく方に、
はたしてどれだけ伝わったのか。

自分の力不足を痛感します。
(こういうのも、場慣れとか必要なのでしょうね)

それでも、思ったことは、
やっぱり、『生…リアル』はいいなぁと。

少なからず、熱量を伝えられます。

プロジェクターは使いますか?と聞かれましたが、
あえて、使いませんとお答えしました。

ご参加いただいているお一人お一人のお顔や、
目を見てお話したかったから。

今回は、20~30人くらいだったので、余計に。

わずかばかりとはいえ、質問も受け付けました。

それぞれに聞きたいことは違うでしょうから。

そして、このブログもご紹介し、
ご質問やご相談などあれば、コンタクトフォームよりどうぞと、
ご案内してきました。

今になって思いますが、
セミナー的なことをやった後で、
個別に相談を受け付けるって、
そんなセミナー講師って、あんまり見たことないかなぁと。苦笑

別に営業的な意味合いでお伝えしたつもりではなかったのですが、
宣伝みたいに受け止められてしまったのかなぁとも。

もしご要望あれば、
以下ご参照いただいたうえで、
ご相談いただければ、できる限りお応えいたします。

トークLIVE
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えっと、それこそ宣伝みたいになりましたが、
少なからず、コチラご覧の皆様並びに、関わる企業先では、
外国人労働者に潰されない会社づくりを、
心掛けていただきたいなぁと思います。

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