特定技能ビジネスの今後の流れ…成功する人、しない人。

問題解決

成功する会社、しない会社とも言えますね。

今までさんざん事前の懸念事項は書いてきたので、
もう一歩踏み込んでいってみましょうか。

「選択」と「集中」を考えると、
「東京」において「ベトナム」の「宿泊」に特化して取り組むと、
他の誰よりも特化された「強み」を持ちます。

「大阪」で「タイ」の「建設」など、
なんでも構いませんが、
オールマイティというよりは、
選択し、集中特化すると、道が切り開けるやもしれません。

特に、ご自身に強みがあれば、
当然その範囲で競争したほうが、
勝てる確率は高まるのでしょうね。

でも、アナタ以上に詳しい人。
アナタ以上に実績も豊富な人。
アナタよりもよほど人脈が、顔が広い人。

そういう人が現れたら、
キレイごと抜きに移り変わっていくのでしょうね。

逆を言えば、
アナタが「名古屋」で「インドネシア」の「溶接」に強かっただけだとしても、
アナタを信用し、アナタに信頼を寄せているならば、
「地元」での「ミヤンマー」の「介護」に対してのニーズであっても、
その選択にどれだけ集中特化している人が周りにいたとしても、
知らない他の誰かよりは、
まずはアナタに相談が行くのでしょうね。

そう、
「場所(地域)」と、
「国」と、
「職種」についてが、
アウトラインとして、大変重要になってきます。

もしかしたら、
「在留資格」についても重要です。
「技能実習」なのか、
「特定技能」なのか、
「技人国」なのか、
「インターンシップ」なのか、
「ワーホリ」なのか、
そもそも「就労資格系」ではなく、
「身分系」なのか。

もう、コレだけで、マッチングは不可能です。
分母の問題にもなりますので、
結局、関東圏、「東京」がまだ、
マッチングが成立しやすいのでしょう。

この「選択」と「集中」戦略が、
よほどのマイナー選択でない限り、成立しやすいのかなと。

田舎の、マイナーな国の、マイナーな職種(分野)。
頭数ビジネスとすれば、
とてもじゃないですが、人数がある程度扱えない限り、
事業自体、成立しません。

いわゆる最大公約数理論なんですね。

でも、ココにさらには、
「アナタ」についても、
当然ながら、イチバン重要な問題です。

先にあげた要素の、例え一つだけでも良い。

周りから、

カンボジアなら○○さんですね。
ミヤンマーなら○○さんのところ。

建設なら○○さんに頼れば、何とかなる。
介護なら○○さんにお願いすれば、まず間違いないんじゃないか。

せめて、この辺りだけでも、
特化できると、また流れが変わるのかと。

辛いのは、時間がかかること。
調べるコト、整理すること、調整すること、
交渉すること、
またあまりにもまだまだ不透明な部分が多く、
確定成立路線が敷き切れていないので、
手間がかかりすぎる。

その間、どうやってメシを食っていくのか。

ココで分かりやすく言えるのは、
長年の受入側が、本業とは別に、
この事業を立ち上げていく。

行政書士の先生方が、
既存の事業とは別口で、
特定技能の申請業務にも対応していく。

技能実習の監理団体が、
技能実習事業の延長線上で、
特定技能の事業にも、取り組んでいく。

大手が圧倒的な資本力で、
新規事業を展開していく。

こういう別で生計をたてられているお財布があればこそ、
この特定技能への事業にもとっかかり、
悪戦苦闘を利益が入ってこなくとも、
継続して取り組むことができる。

そう、軸足を定めて、
特化継続して行ける先であればあるほど、
また間違ってはいない方向性にコミットして皆で歩んでいられるならば、
いつかはたどり着ける事業成立。

結論を言えば、
大手は大手だけに、どんどん独自のレールをカスタマイズして、
整備していきます。

中小は右往左往し続け、
力尽きていきます。

明確かつ間違えないハンドル操作がとても大事です。

時間が経てば結果という現実が、この正解を教えてくれますが、
本当に、戦略というモノがとても大事だということですね。

どこまでも競争社会にそって、
みんながパイを争う次第公約数の荒波に乗り出し、競い合っていくか。

よく今はベトナムが最大公約数だから、
ベトナムのプロになろうと考える人がいますが、
10年前は中国しか考えられませんでした。

工場の製造業系がイチバン外国人が働きたがるから、
その分野に特化していこうと考えがちですが、
すでに昔から脈々と受け入れを続けている先は決して少なくありません。

誰もあまり取り組んでいないマイナーな部分で、
競合先など、どこにもいないステージにまで、
自身を引き上げていくか。

先にあげたように、頭数的に事業そのものが成立しないかもしれません。

人間、出来るコトは限られているので、
何かしらの道を「選択」して「集中」していかねばなりません。

こういう要素を整理して、
自身はどう歩むべきか。

また、そもそも歩み続ける意味はあるのか。
想定している事業実績は、予定通り積み上がっていくものなのかどうか。

コレラの不確定要素を、様々ちゃんと織り込んで、
様子を見ながら軌道修正していけるだけの、
余力があるのかどうか。

一つだけ言えるのは、
成功する人は、
成功するまでやり続けられた人でしょう。

失敗する人は、成功するまでやり続けられない人です。

コレだけの不確定要素があると、
予定や見通しなど、ぶっちゃけあまり意味はありません。

それこそ、世界はどこに向かってどう収束していこうとしているのか、
こういう問題と同様です。

結果を出せる人は、相当限られているのではと。

私自身に言い聞かせますが、
井の中の蛙だと、謙虚に受け止め、
様々な現実を見聞きし、常に軌道修正をかけつつ、
新しい特定技能という在留資格には、
「お試し」くらいで、取り組んでいき、
結果、事業になるほどのボリュームになった…

これが成功する人(会社)と、周りから言われるようになるのではと。

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