日本企業の外国人労働者採用の課題(問題)とは

問題解決

労働者の採用に関して、あまりに知らない人が多すぎる。
知ろうとしない経営者や担当者が多すぎる。

哲学者ソクラテスの教えに、

『無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり』

なんて言葉もあるようです。

世の中はバカや無知な人間を搾取するように作られている…

なんてことまで、言われているほどに。

最近、改めて思います。

『外国人労働者就労支援士』

なんて、士業資格ができるんじゃないかと。苦笑

世の中には、税理士や社労士などの商売があります。
コレとホントに同じ。

いくら顧問契約などお願いしていても、
脱税行為は、指導している税理士の問題ではなく、
脱税をした会社の問題です。

労務違反を指摘され、勧告や指導を受けるのも、
社労士ではなく、雇用主そのものです。

それでも、会社は、複雑怪奇な各法については、
プロの意見にお金を支払ってまで、耳を傾け、
指導を仰ぎます。

もうホント、そんな時代だと言えるほどに、
外国人労働者を、日本の企業が適正に受け入れるためには、
プロの導きが必要だと言えるのではないでしょうか。

でも、問題は、
技能実習のプロもいれば、
技人国…通訳≒英語教師の受入プロもいれば、エンジニアの受入プロも。
そして、ビザ取りに長けた行政書士の先生方も。
特定技能はもちろん、
ワーキングホリデーや、
インターンシップや、
短期滞在、家族滞在、
はたまた、
ベトナム?
インドネシア?
フィリピン?
中国?
タイ?
ミヤンマー?
…国ごとにそれぞれ法もルールも常識も文化も言葉も考え方も全部違います。

アナタの会社が、どの地域にあって、
何のために、どういう人財を、
どの国から招聘したいのか、
また、日本国内に滞在している留学生の中から、
どうやって見つけ出し、めぐり合い、
採用すべきなのか。

はたして自分(自社)で思いついたこの考えが、
実現できるのかどうか。

安易な業者は何でも任せてくれれば大丈夫と言ってくるけど、
ホントに大丈夫なものなのか。
まともそうな業者は、考えられないほどのコストがかかると
いってくるけど、はたしてホントにそれだけかかるのか。

もう、何からどう手を付けて良いのか、
わからない。

すべて、アナタの無知が引き起こしていることです。

この状況に陥っている方は、
いわゆる情報弱者という立場ですね。

何が正しい情報なのかわからない。
正しいであろう情報の見極め方すら皆目見当もつかない。

また、
どれだけ勉強してみても、自社にとって、
コスパや労力などに見合うだけの答えが見つけられない。

もうどうしようもないのが、
日本企業にとっての、いわゆる一般的な問題だと思います。
(受入経験先のない会社にとってです。)

そして、ネット検索などで、
ちょろちょろっと聞きかじった知識で、
その是非も判断してしまう。

アレコレ考えるに、
業者側、いわゆる仕掛ける側に立てば儲かるんじゃないかと、
ニワカ知識で、事業に取り組み、
結果、おカネを使うだけ使って、
時間を費やして、ポシャる。

課題は、自身がどれだけ無知かを、よくよく知ること。
そして、どうやって無知を少なくしていくべきかということ。

今までの自分の経験則からだけで、
これはこう転がっていくハズだとか、
コレで間違いないなどと安易に突き進まないこと。

俺様は絶対正しいと周りに言い聞かせて、
結果、振り回すだけ振り回して、潰れていく先を、
何度か見てきています。

受入側も、
業者側も、
謙虚に、日々アンテナを張り続け、
まるで生き物のように移ろいゆく法や各国の現実を、
チェックし続け、対応し続けないと、
外国人労働者の受入については、
海外免疫のない日本企業にとっては、
上手くいくワケがありません。

相手を知り、己を知る。

これらの情報格差があればあるほど、
悪質な輩は、上手におカネばかり取り続け、
いつまでたっても理想にはたどり着けません。

もうクドクドと私自身が耳タコですが、
自らが様々勉強し、
組む相手が悪質かどうかを見極め、
日々成長し続けていかねば、
道は切り開けません。

受入側は特に、
本業があってのことなので、
いうほど力を割けないのは当然ですが、
だからこそ、
『誰』と付き合うかを見極める術を持たねば、
とてもじゃないですが、
自社の課題を解決できません。

ぜひとも、良い業者を見極める目を養ってください。
養い方など、個別に聞きたい方は、
コンタクトいただければ、多少なりともお付き合いさせていただきます。

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