最賃1500円を訴える労働者が直視しない現実

お金

先月より今年もまた最賃議論が始まっています。

武見大臣会見概要
武見大臣会見概要について紹介しています。

1500円になったら、自分の生活がなんとかなるって目先の事しか見えていない。

1500円になったら、自身が勤める先が倒産するかもしれず、
また新たな職を探すことになり、
どれだけ人手不足だと騒がれていても、
自分が働きたいと願う都合の良い職場があるとは限らないって想像力ってないのかなと。

でも1500円にならないと、今の生活もままならない。

なら、どうしたら良いのか。

この答えも持ち合わせていない中、
安直に1500円って騒ぐことに、どうしてもナンセンスさを感じてならない。

時給1500円と騒ぐ前に、
時給1500円支払ってもお釣りがくる人材に成っているかどうかの部分を、
まったく考えていない=自分の事しか考えていないように感じてしまうから。

なお、そこまでの人材へと教育指導して育てるのが会社の責任だと訴えるのも、
これまた他責でしかない。

労働者の自分がいなくなったら、人手不足で困るのは会社だろ!と言わんばかりに。

他責を追求し続ける人たちは、決して幸せには成れない。

なのに人は、いつまで経っても成長もせず自己を省みることもせず、自責思考を身に着けられない。

なぜかって、優しい人権派やジャーナリストなどが、
社会的弱者に位置するアナタ(労働者)は何も悪い事はしていないから救われるべきだって、
訴えたもん勝ちだって、長い年月かけて頑張って周知してきたから。

別に悪い事だけじゃないんだけど、この側面から目を背けてはならない。

本当にそれだけで良かったのかって。
自分の存在意義を示したかった…自分の金儲けのためじゃなかったのか…って。

別に私が強者だから、こんなひどいことを…なんて微塵も思ってない。

てか、明らかに経済弱者である私…
時給換算したら500円にも満たない労働?をし続けてる。
そんな最賃に守られてもいない弱者の私でさえ、こう感じているのに、
そんな一般的に最賃以上はもらえてる方々が、何の努力も成果もなく、時給1500円って騒ぐのは、全く理解が難しい。

結果なんて後からついてくる。
必要なお金なんて、稼ぎたかったらいかようにも稼げる手段は、今の時代、いくらでもある。

ナゼ、私が納得できないのかといえば、全くそういう努力もすることなく、
ただただ、乞食のように、もっと金をくれ!としか言ってないように聞こえてくるから。

それを、さも時代の象徴かのように正当化して見せる連中が嫌いだから。

自分の値段なんて、自分で決めればいいのに、
そう在ろうとする私は、一般的には、おかしい部類なのでしょうかね?

 
いまどき、外国人の若者たちだって、話せば理解が及び、
ガンバって自身の付加価値を上げていこう!って努める方々は少なくない。
(そういう苦労話は世に出てこないだけで、決して少数派というわけではない)

国としての経済格差を見込んで出稼ぎに来日する外国人労働者たちが、
もっと高い時給先を望み求める方が、まだわかる。

それでも、彼ら彼女らは、説明すればわかる人たちが多い。
(わからないような人材を選んで招聘してる先は知らんけど)

時折、どっちが先進国の住民なのか、わからないときがある。

追伸
自責他責を問わず、労働者を育てない、大切にしない、労働者の事を考えてない会社は遅かれ早かれ淘汰されてくし、そういった先にしがみついてるよりは、よほど根本的に別の選択をした方が良いんですけども…その判断も決断も他責思考者にはそもそもしないし、頭に表れもしない。
「そんな会社は探してもわからない…周りにはない…」
だったら、あるとこへ行くか、そもそも論として既存の会社にすがり依存することを良しとしなければ、自分で独立独歩すればいい。
そのために、今先を我慢し、なるはやで、そう在れる自分に成っていけばいい。
そうやってジタバタして、人は生きていくものだから。
許容範囲はそれぞれだし…ねえ。
端的に言えば、昔から時給1500円以上の先へ、転職すればいいだけなんだから。
実際、有能な外国人の方々は、自己責任でそう動いているんだから、
先進国の日本人ができないワケがない。

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