企業倒産1万件？！陣取り合戦は既に終わってるかもしれない…

陣取り合戦…自分の領域を少しでも大きく確保しようとして争い合うこと。

今更なにをわかりきったことを…って記事です。
https://toyokeizai.net/articles/-/754809

良いお客さんには、相応に良い付き合い先が付いてるものです。

責任者や担当者が異動などでアホに変わると、
良いお客さんだった先は、残念なお客さんになっていきますけども。

なので、業者乗り換えはタイミングが命。

色々言っても社会は広いし、
遅れて門戸の開いた職種作業や分野などでは、
未だに良質な受入先が新規で口を開けてカモネギ状態の場合もあるかもしれません。

ただね…先見の明のある先なら、
当の昔にトライしてるところ。

ま、何が言いたいかといえば、言葉通り、良い受入先は、
そのほとんどが良い業者とお付き合いしている事でしょう。

そして、そういう意味で、
今回の陣取り合戦は「既に終わっている」といいたかったわけではないんですよね。

　
そもそも論として、
かつて何度か言ってましたけど、

【競争に参加している時点で、へたくそだ】って話です。

久々に書いてみます。

アッチは監理費2万円だった…
アソコは支援費1万円だった…

ハイハイ、ならソチラでどうぞ~♪

特に金額で争ってない先では、ほぼほぼ、こういう感じです。

強いて言えば、
2万円の根拠を確認し、
3万円（自組織提示が3万だとしたら）の根拠を説明します。

で、相手が納得するかどうか。
理解を示すかどうか。

コミュ力（人としてプロとしての厚み）の問題でもありますかね。

　
まあ、他人様の事を言うより、自身のケースで例示してみましょう。

私がどんなことをしているのかといえば、

・常にLINEでその受入先に合った情報提供をしています。
・要がなくてもしばらく空いたかと思えば、メッセージを送ったり、電話したりしてます。
・訪問時には、なんやかや2時間～3時間近くはいます。
・常にナゼお金がかかるのかを、上手に暗にお話しています。
・受入側にとって特に見えない送り出し国側や送り出し機関側の現実も話をします。
・奴隷商売とみられて致し方ない観点と同時に、だからこそ奴隷商売ではないプライドを持って対応していることを話します。
・外国人の方々とは、必ず目を見て、顔を見て、問題なさそうかどうか、話をするし聞きます。

この辺りだけでも、同じことしてても、たぶん中身の濃さと中身そのものが、
特に新人さんたちとは違う事でしょうね。

加えて、

・受入側の売上が増えるお手伝いをします。
・受入側の社内体制の整備についても、様々な角度から提案し、意識づけができるよう刺激を与えます。
・業界として、どんな動きがあるのかは、常に先々の方向性と半歩先の具体的なポイントをわかりやすく伝えます。
・必要に応じてMA的な話も引っ張ってきます。
・技能実習や特定技能以外の外国人労働者や派遣のお世話も相談にのって行動します。

要は、当たり前の事以外も、輪をかけてそこまでする？それはアナタの仕事じゃないよね？って事まで、
相手にカスタマイズして、常に寄り添います。

なんなら、エッジの利いたプチ経営コンサルくらいの事をし続けます。
次から次へと、同じことではなく、新たな提案を…。

　
ぶっちゃけ、どんな大手がいくらで来ようが、
相手にしたら付き合いを切りたくないって強く思わせ、
言い方悪く言えば、盲目依存にさせます。
※当事者責任、当事者意識は、区別し自律的に持っていただいたうえで。

そこまでやってても、世の中何が起こるかわからないので、
自分自身でも、今、お付き合いのある受入先が、全滅したとしても、
別段、困らない態勢を構築しておきます。

だからこそ、受入先にバイアスの強い対応はせずに済みます。

そうか…組合としての一次事業的な感覚ですかね。苦笑

　
そこまで積み上げられると、何者にも振り回されません。

競争とは無縁の世界です。

そもそもが、競争というテーブルに乗っかる時点で負けている。

1万件が倒産しようが、
倒産するような先とは付き合わないし、
付き合っていただいてる限り、可能な限り、倒産させないし、
最悪は、倒産しても、困らない。

大変僭越ながら、
共育が行き届いていると、
間に合っていると、
一定以上に十分であったならば、
受入先も進化を遂げていくので、そう簡単には倒産もしない。
（する部類に入らないレベルにはなっていく）

それっくらいの自意識過剰レベルで、取り組んでいけば、
それこそ競争なんて悩む余地もない。