「縁の下のイミグレ」見てみた、実にオモロイ!

余談

数日前にSNSで拡散されてましたね。
ご覧になった方も多いのでは。

今月いっぱいドナタでも見れます。
ぜひ、GWの終盤、お時間あるときにどうぞ。

縁の下のイミグレ

(1:17:27)

最初、業界病で細かいツッコミどころ満載でスタートしますが、
中身は実に面白い。

色々と端折ってたり、部分的にフィリピン人がベトナム特化なのも少し気になりましたけど、
それでも問題の本質部分や、一気に奥底まで触れてるのが、共感持てます。

それでいて、所々に笑いも散りばめているので、
本当によくできた脚本であり、配役であり、作品だと感嘆しました。

何よりも、
くだらないメディアの耳目を集めるための見せ方になっていないのがいい。
ただただカワイソウ…だけをこれでもかと訴えるだけで終わる浅い作品じゃないのがいい。

業界人もけっこう評価高いんじゃないですかね。

ホント、監督さん、スゲー!
スタッフの方々含め、お礼を申し上げたいくらいです。

 
原作者はデフレが問題の根幹だと説いてますが、
私がこの業界で感じるのは、一つ二つの問題じゃなくて、
いくつもの、何者もの思惑が、複雑に重なり合って、
一つ一つのストーリーを生み出しています。

そしてその根っこは、「人」という1点で共通しているものです。

だから、誰と組むか…なんて言い続けています。

組む相手が残念な会社(経営者)、残念な中間業者、残念な外国人だった場合、
当然、残念で悲しいストーリーが生まれます。
そしてそれは、社会にも直接的に悪影響を及ぼします。

反面、良い会社、中間業者、外国人だった場合は、
当然、素敵なストーリーが紡がれていきます。
無論、社会にも間接的に良い影響を及ぼします。

 
今はこんな素晴らしい作品まで生まれる世の中です。

昔と違って、
ITやAIなどの進化によって、情報格差は少なくなり、
世界の距離は明らかに縮まり続けていますので、
公平、平等は、次の段階へと進んでいるとも感じています。

少子化を止められない人類は、滅亡の一途を突き進みますが、
その手前で、かつてとレベチな融合が進むのも現実ではないかと。

私達は、改めて、矛盾だらけのこの業界で、
一人じゃどうにもならない大きな絶望を前にしても、
目の前の一人ひとりをちゃんと見ていくことでしか、
自身の存在意義を健全に立証していく手段はありません。

どちらに転ぶかならば、良い方に転がせたい。

フツーに、誰もが思い、願うことに、
関係当事者全員の折り合いをつけるべく、
今日も明日も明後日も、
一日一日、向き合って寄り添っていきましょう。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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