まるで、特定技能は主ではなく、
あくまで技能実習の改正だと言わんばかりに、
まったくもって特定技能については、片鱗さえ見えてこない。
ある意味、暗黙の了解かのごとく、
誰もこの点に改めて注目しない。
なぜならば、技能実習の延長線上の事なんでしょって認識だから。
よって、技能実習を学んできた特定技能関係者だけが、その対策の流れが読める。
オレは特定技能をやってて、技能実習なんか知らん!なんて浅はかな先は、まったく想像もつかない。
技能実習関係者は特定技能の厳格化には一顧だにしない。
既に適応してきたから、ちょっとした応用で、今よりも技能実習的に手間かかるようになるだけだと認識してるから。
歴史も法も、飽きもせず凝りもせず、同じような道のりを繰り返す。
踏むべきステップの速度が速まっただけで。
まずは、恐怖政治よろしく、
刑事罰と民事罰が同じように明記される。
禁錮刑やら罰金刑やら。
先日のアナウンスのように、
3ヶ月に一度は必ず支援に足を運ぶ事や、
ルールを守らない先は許可取り消しとなる。
※届出ではなく許可制への変更は言わずもがな。
※アホみたいに行った証拠も求められるので、準備することとなる。
そんなこんなが、すべからく明文化されていく。
残念ながら、より複雑に、読み込むべき運用要領のページが膨大に増える。
支援の過程で踏むべき踏み絵もまた増えていく。
あれもこれもそれも全部、入管や分野毎の管轄先へ報告を上げるようにと。
厳格化は、摘発体制も強化されていく。
実地検査が定期的に実施され、業務を否応なく止めて付き合わねばならなくなる。
現状の仕事量に慣れてる現場の方々は、こぞってこんなんやってられないと騒ぎ出す。
メディアはまたぞろ7割違反だと騒ぐ。
ジャーナリストは、どれほどひどい実態があったのかを、鬼の首を取ったかの如くアピる。
ね、歴史は繰り返す。
いつまで同じことを続けるのでしょうね。
逆を言えば、わかってる方々には、
絶好のチャンス。
どこに旗を立てて、
どのように先手を打って取り組んでいくべきか。
経営者の器や実力が問われ、
明暗が分かれることとなります。
さあ、アナタはどっちの経営者?
はたまた、どんな経営者に付き従って日々を生きていますか?
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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