人はナゼ、争うのだろう。
私なんて、争う以上に無意味かつマイナスなことはなく、
今では、互いのリソースがもったいないと考えてしまいます。
この件で言うなら、
役所が言っちゃいけないこと言う人材を配置させていたことか、
十分な教育を施されていない人材に受け答えの対応をさせたことが、
問題だったのでしょうね。
役所も会社も監理団体も同じ、末端がしでかした責任は、
その所属組織がとるのが当たり前。
私も若い頃は、自分の通す筋道が社会的に認められるのかどうかをどうにも確認したい感情にかられて、
相手を訴えて簡易裁判で争ったことがあります。
契約した際の履行がなされていないので、お金を返してください…って話だったかな。
確か当時、会社の看板は契約当事者として借りましたが、
自分なりに色々調べ、確か少額だったので司法書士に相談して訴えました。
その際、訴える諸経費はすべて自分が負担しました。
自分が会社に持ち込んで、取り組んだ事業だったので。
会社は争っても何ら利益が生まれないと判断していたし、
なにより自分が相手をやっつけたいという観点ではなく、
自分の主張が相手の主張と比べ、社会的に是々非々を問いたかったので。
結果は、勝ち負けで言えば勝ちましたが、
その後の、あまりにも不毛なあの虚無感。
儲かったのはその司法書士だけ。
ま、私情に付き合っていただいたので当然ですが、
私も当時、私にとっては決して小さくない額を費やし、
時間も労力も割いて取り組んだわりに、
相手にお金があるワケでもなく、
ただただ相手が付き合い切れず、
どうせお金を取られることはなさそうだから、
裁判上での勝ち負けは、好きにしてくれと。
そんな感じだったかな。、
私も、是々非々を問いたい気持ちは強かったものの、
その結果、強制力が働いて、
いくばくかでもお金が回収できると、無意識に期待もしていたのでしょうね。
争うことの無意味さを痛感し、
そんなんなら、もっと他のコトにリソースを費やした方が良いと考えるようになった良い機会だったのかもしれません。
そういう意味では、社会にはいろんな人間がいると、
我が身で、実体験してみる価値はあるかもしれません。苦笑
前振りが長くなりましたが、
ユニオンで訴える方々って、
私が考える建設的、生産的、健全的ではないから、合わないんですよね。
どうしても、
逃げられない相手を一方的に攻め立てているように見えてしまう。
嫌なら辞めれば良いのに…それだけの話なのに。
私のように、若かりし頃の衝動に駆られる方は少なくないとも思う。
社会に是々非々を問いたくなるのは、わからなくはない。苦笑
ただ、お気づきでしょうか。
こういうユニオンに出てくるのは、
そういう「青い若者たち」がほとんどだってコト。
こういう取り組みを30年40年続けている方々って、
ほとんどいないって現実を。
なぜならば、食えないからです。
この取り組みを何十年と続けていられる人は、
いったい誰から活動原資を確保しているのでしょうか。
コレはどこまでも私の主観でしかありませんけど、
受入先も監理団体も何なら送り出し機関も、
訴えられてちゃ、割に合わない。
まさか計算できない経営者はいないと思いますが、
ソコに巻き込まれ、付き合わされるリソースの損失といったら、
割に合うわけがない。
結果、最小限に収められるよう尽力するのみ。
だから、そもそもが訴えられないように、
一つ一つ丁寧に取り組むだけのコト。
たとえどれだけ膨大で、頭脳労働をせねばならないとしても、
それが仕事でありプロの矜持(プライド)。
それよりなにより、くだらない争い自体、起こさずに済ませるのが一番。
当たり前のことですよね。
約束は守る。
嘘はつかない。
仲良くする。
保育園や幼稚園で習った、当たり前のことです。
当たり前のことほど、実現を継続するのは大変です。
制度改正などよりも、
こういった経営者や関係当事者のための情操教育のほうが大事なんじゃないかと思う、今日この頃。
でないと、どんな制度になっても、
同じことをひたすらに繰り返すだけですから。
追伸、
最近、改めて、再度確認し続けるって行為は大事だなあって感じています。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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