【意思決定】という仕事に「重み」と「期限」が迫る時代

余談

AIによるアシストが「びっくりする程の的確さ」と「クリアしてくれる難易度」が上がり続ける今、
この業界でも、
『人にしかできない仕事≒責任を伴う【意思決定】』といった仕事に焦点(重点)が定まってきているように感じています。

同時に、
常に移り変わる「法律」と「現場の現実」とのバランスを整えるお手伝いもまた、
その意思決定に至る判断材料を適宜、的確、適正にトスアップせねばならない事から、
大変重要な業務となります。
(同時に、AIにはできかねる業務です)
(単なる下請け使いっ走りは、マトモな先では必要としていないとも言えます)

こういうアシスト、トスアップを、巷ではコンサルティングって言うようです。

わかりやすい具体例としては、
先日開催したN5ハードルセミナーでしょうか。

法改正をキャッチし、理解し、精査し、現場の現実を鑑みて、
選択肢をトスアップする。

・コストかかるけど、N5未満 or N5で受入しますか?
・N4で受入しますか?

こういった判断材料が無いと、経営者は意思決定できませんからね。

てか、こんなポイントばかり、山ほどありますけども。苦笑

 

最近、富に、突き付けられ、逃げられなくなってますよね。

そのポイントの多くは、
多くの経営者たちが、先送りを続けてきた『経営の第二領域の部分』です。
上記の【意思決定】に言い換えることもできます。

・賃金の昇給制度 → 計画的・客観的・合理的な昇給制度が定められない経営者たち
・人事や労務における社内方針、組織体系、役割分担、個々の定期面談など → 直接お金が儲からない間接部門の整備には注力しない経営者たち
・一か月、3カ月、半年、1年、3年、5年、10年スパンでの労働者確保スケジュール → 面倒だしどうせ変わるからって、作らない作れない経営者たち

その他、やれ就業規則の定期的な見直しや改訂とか、
外国人労働者の受け入れをしているならばの、各種社内資料の都度翻訳とか、
怒られないと、指摘されてイエローカードもらわないと、
とてもじゃないけど、リソースを割けず、重い腰を上げられない経営者たち。

割に合わないとボヤくくらいなら、
とっとと辞めればいいものを、
しがみつきたい経営者たち。

人事マネジメント=コミュニケーション力も、人間力も、育成力も、何の実力もない経営者たち。

個人的には、労働者に依存せずに済む事業へとシフトチェンジした方がよろしいと思われます。

 
あ…外国人労働者を受け入れる事業者の事のみならず、
労働集約産業とは、当該業界の業者側にも、全く同じことが言えますからね。

だって、
常勤ロボットなんていませんから。
講習受講ロボットもね。
登録日本語教員ロボットも。

 

手を打ち続けてきた経営者は、
それらが必要十分をクリアし続ける限り、
どこ吹く風ですが、

必要十分にやってこなかった経営者は、
自分を棚に上げて言い訳ばかり。

 
経営者を選べない労働者も、ガチャの世界から逃げられない。
※社会や大人ってそういうものだと残念な経営者同様に甘やかし慰める他ない。

 

そんな時代に私たち業界人が受入先へ出来る事は、
前述通り、
意思決定に必要な判断材料を、
適宜、速やかに提供する事。

わかりやすいのは法改正情報のアナウンスですが、

上のステージだとそれらを踏まえた「考え方」や「知恵」、「工夫」、
それらの「手段」や「方法」等まで例示した提案。
何なら人事や労務に関わる社内方針まで、骨太に言語化の手助けまでする。

業界という角度から、
常にナナメ上のポジションでいる事。

一定以上の「質」と「量」をこなし続けてると、
相手は勝手にアナタに信頼を寄せ、頼ってきます。
=離れられなくなる…離れて行かなくなる…同業他社に目移りしなくなる…独占的求心力となる。

でも、お分かりのように、
これらって、「経営の第2領域的業務」なんですね。

「すぐ今日明日でやらねばならない事ではないけれど、重要な業務」

そう、経営者でもないのに、現場職員は、経営者よりも経営者的業務に取り組む必要があるし、
そうコツコツやり続けてきた方々は、
それこそ、当たり前の習慣になってるし、環境整備も整ってるから、
どこ吹く風で、対応しています。

 
経営者も、業界人の現場労働者も、
意思決定に準じる業務がメインどころです。

あとは、間に合うかどうか…ですけどね。

…言いたかないけども、

長年悩んで失敗し苦労して積み上げてきて、
初めて一定以上を超えるのだとしたら、
今から積み上げて、積み上がりきるものかどうか。
 
————————————————————–
年明け期間の募集なので、9年目に突入…続いてしまってる解体新書企画を再度募集。
アナウンスしてるメルマガ無料登録(LINE無料登録)はコチラ
自分で言うのもなんですが、”目覚めたい業界人”は、届くご案内をご参照ください。
————————————————————–

コメント

タイトルとURLをコピーしました