最賃格差が広がるほど日本の地方の若者たちは東京へ出ていく…

受入企業向け

もはや、外国人の出稼ぎ労働者の問題ではない。

だって、地元の853円より、東京の1,113円のほうが良いから。
172時間計算だと、
853円☓172h=146,716円
1,113円☓172h=191,436円
その差、44,720円/月
1年だと536,640円の違いに。

家賃こそ高いものの、それ以外は刺激溢れる選択肢の多い便利な大都会。
出稼ぎで働くだけなら、数年前我慢して若い時代を謳歌してから、
落ち着いて地元へ戻るかどうか決めれば良い。

50万以上の違いも、毎年の上昇を加味したら、
地元にいるよりも勝手にドンドン上がってくんだから、
それも地元よりもよほど大きく…。
2年で勝手に100万以上、4年で200万以上…。

地方にいるだけ損だし、
なんなら少しは仕送りもできるかもしれない。
優しい親思いの子供なら、むしろ東京へ出稼ぎに行くのかもしれない。
親も子供の幸せを考えて、都会へ行かせるかもしれない。

昭和の初めの頃に逆戻り。
リンゴ農家の赤いほっぺの娘たちが、都会でギャルをやってるのかも。

この差は毎年毎年開く一方。
有識者の方々がアレコレ考えて議論してるようだけど、
行きつくとこまで行って崩壊するまで、グダグダ続いてるんだと思われる。

当然、下々の我々は他人事なんかじゃ済まない。

ドンドン動いて行く。

上流にいる日本人たちは我が事とは到底思えない。
保身も働き、保守的で変化を嫌う日本人から非難も受けたくないからと、
過激なことは言えないし、手を打てない構造的な問題。

無論、実際に大きな変化を突きつけられたなら怒りだす優しく常識的な日本人。

頭がよく行動力のある方々は、どんどん海外へと活躍の場を移していく。
別に愛国心なんてお腹が膨れない物よりも、
自身の活躍の場とより大きなヤリガイ、ikigaiを求めて…。

意識も知識も人間性も、価値観も常識も、全て2極化していく。

変化に適応しなきゃって動いている人たちはたくさんいる。
情報格差は薄まってるのに、人間性の格差、教育、知見の格差は、広がるばかり。

そう、東京どころか米国、欧州などの、先進国へと有能かつ行動が先の日本人は果敢に動いて行く。
時給も4千円?5千円?6千円?
もはやナニジンなんて関係ない。

グズグズ言ってる人は、グズグズ言い続けて人生を終えられればラッキー。
転落して誰かのせいにして、いたたまれない人生を送る確率大。

本当に年々加速している。
先を行く人はどんどん行く。
まるで「置き去りにしない…」なんて他人事の皮肉みたいに響く。

流れは誰にも止められない。
(コロナは止めたどころか加速させてるし…)

労働者頼りで事業経営している方々は、
いったいどうやってこの時代を乗り越えていくんだろう。

ほとんどの人たちが、片道切符で生きているように思えてならない。

陸に上がるまで、浦島太郎は気づかない。
そう、陸に上がっても、気づいたときには、社会はすべて変わっている。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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