現場の苦悩と非現場の苦悩…技能実習&特定技能業界は悩ましい

余談

私はいつだって、
現場の人こそ手厚くされ、
評価されるべきだと考えています。

現場で経営者と向き合っている人、
技能実習生や特定技能者と向き合っている人、
どんだけの「組織の仕組み×人間力」で立ち向かっていることか。

最新情報を適宜キャッチアップして、
ルールがこう変わったから、貴社ではこの点、早めに留意しケアすべきだとの先回り指摘…。

外国人の顔を見て、目を見て、話をして、
あの人材はちょっとこの点が気にかかるから、見ておいてください…。

裏では、
次に何がやってくるから、どの準備を整えねばならないのか。
この点の資料は、コレで十分か、抜けや漏れ、軌道修正すべき点はないか。
全て段取りまで考慮に入れて、相手との調整にも余念がない。
これらの膨大極まりない業務量と闘いながら、
毎日毎日、過ごしている。

当然、トラブルも突発的に発生する。
組んでいた段取りを、見事にひっくり返してくれることもしばしば。
(一定以上行くと、トラブル自体も相当減るので平和な日々も多くなり、安定する)

膨大な資料と格闘し続けている事務方。
アラート含め、どう考えても俯瞰的な視座から、
いつまでに、何を、どのように、どれだけの内容で、
整えていかないと間に合わなくなる…って部分と、
毎日毎日、流れ変化する業務と向き合って軌道修正し続けている。

コチラもまた、机上の世界だけではなく、
現場と常に交通整理しながら、
上手な連携力が求められる。

書類が命のこの仕事。
一番現実をわかっている現場の人が、そのまま書類作成、管理している先も少なくない。

本当にこれでもかと、目くるめく色んなストーリーが、日々、一日を彩る。

苦しんで頭を抱えてやってる人もいれば、
楽しんでやってる人もいる。

どちらにせよ、事件は現場で起きている。
 
特に業者側の人たちは、
どれだけ受入先、外国人を支えていても、
当事者ではなく、当事者にはなれない。

でもだからこそ、
現場で血が流れてはいけない。

現場に出ていない中間管理職や経営者側の方々は、
そんな現場で悪戦苦闘している職員たちがいるからこそ、
組織が成り立っていることを忘れてはいけない。

そして、この業界では特に、
現場で何が起こっているのかを知らずして、
組織体制や経営判断なんぞ、適正適切にデキルわけがない。

それでも、キレイごと抜きにお金も稼がねば、
職員たちに報いることもできない。

たとえ現場の負担が増そうとも、
変わったルールには適応していかねばならない。

どれだけストレスなく、後顧の憂いなく、
現場を盛り立てていけるかが、非現場の方々の責務。

上司がすべき業務をサボっていると、
現場は現場さえ続けられなくなる。

 
この業界は、情報が命
様々な断片情報、個別具体的な情報の共有があってこそ、
それらの土台の上に、適正適切な判断ができる。

どれだけストレスなく共有ができるか。
どれだけ漏れと抜け(ミス)をなくし、
少ない頻度で、より多く、深く、届かせ、響かせていかねば、
回る現場も回せない。
(端的に言えば、常時適正適切な情報シャワーの環境づくりがベスト)

結果、現場も、非現場も、人間力そのものが問われていく。

中身のない人間に、この業界は続かない。
薄っぺらい信念、
安っぽい価値観、
目先の利益、
そんな程度じゃ、事業としても、安定しないし、続かない。

問題は、その度合いや、ケアすべき広範囲さが、
目に見えて、数値化されて、わからないこと。

この業界、無知は罪とさえ言える。

そして、人は一朝一夕には育たない。
「知」も「人間力」も、そう簡単には育たない。

人それぞれに、得手も不得手も違うし、
タイプこそあれ、一人として同じ人間はいない。

歴史に学べるものも多いけど、
経験からでないと学べない、腹落ちしない部分も多い。

 
あぁ、また延々と長く続いてしまう😢

何が大事なのかは、取っ散らかってはいるものの、
だいたいは理解しテーブルの上に載せてある。

後は、どういう順番で、どう構成立てて組み上げ、
どう伝えていけば、相手にストレスなく届くのか、響くのか。

結果、安全、信用を担保し、
安心感、信頼感、満足感を、
相手とどのように育んでいくべきものなのか。

分かっている人には、今時の手段こそ大事なんだと思う今日この頃。、

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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