絞らざるを得なくなっている情報氾濫時代の歩み方

余談

好む好まざるを得なくなっている情報過多の今、
人はどのように情報摂取していくことになるのか…

技能実習&特定技能の業界では、
本当に情報が命。

巷で何が起こっているのか。
法はどのように変わっていくのか。
誰がどこでどんな立ち回りをし、
どのような問題が起きているのか。

SNSのおかげで、数年前と違って、
ガラパゴス化もそこそこ和らいでいるように感じます。
(未だにSNS一つ使えない、見ない経営者先では、相変わらずですが)

そんでもって、行政(法などのルール)もまた、
人権保護と多様化尊重の流れに沿って、
かなりの細分化と、アップデート(上書き更新)が増大しました。

もはや、業界人は、溢れかえる情報社会の中で、
様々な情報に翻弄されていますし、
その偏り加減もまた、多様化しているように感じています。

結果、ヒトの脳は混乱し、自然と脳内での自身の治世を行うべく、
『ガンバってアチコチから闇雲に情報を拾おう的な摂取習慣』から、
『「特定の発信源」しか、見ない(チェックしおおせない)摂取習慣』へと、
移り変わってきています。
(特にスマホがレコメンド表示される発信源に限定されます)

SNSや検索履歴ではレコメンドしてもらえない
「公的情報」の確認も大前提ですが、
怠けたいヒトのサガもあって、
信頼できる人がまとめてくれた情報の摂取で、
代替してヨシという傾向も否めません。

要は…
「特定の誰か」からの摂取のみになっていく(いる)って状態です。

 
検索に応じてAI様がレコメンドしてくれたり、
隙間時間で、同類グループにノゾキに行くことで、
ある程度の多様性は享受できますが、
「人は信じたいものを信じる」ので、
結局は、「特定の誰か」の発信を追いかける習慣が出来上がっていきます。

となると…大事なのは、「人を見る目」になります。
では、この「人を見る目」とは、どのように養われるのか。
(どう判断すべきなのか)

ひとえに、その人の「リテラシー」次第になります。
つまりは、
その人が伝えている内容を、自分が、どう見て、どう受け止めるのか。

表層しか見えていないと、
上手いこと利用されて、食い物にされて終わる。

リアルでもネットでも、同じことです。

「誰からの発信をチェックするか」

ココ次第で、その人の道筋は、大きく変わっていきます。

 
前々から「誰と組むか」…が大事だと言い続けてますが、
現場の実務と同じく、
「誰からの情報発信を受け取るか…」も大きな問題です。

素直に言えば、
人には抗えない自分なりの反射的感覚ってのがありますから、
なんとなく言語化できずとも、
「この人とはどうもウマが合わない」って人の発信は、
追いかけられないと思います。
(私みたいな一般ウケしないタイプは、特にアレルギーのある方も多いでしょうね。涙)

要は、自身の琴線に触れる人の発信を追いかけていくコトに
どうしてもなっていく。

コレが、どういう状況になっていくかと言えば、
その人に対しては、
その誰かからの「情報の独占(寡占)」が生まれるって意味になります。

という事は…、
フォローする「誰か」にどうしても左右されてしまう。

ソコに自身の主体性があれば、
むしろ能動的に有効活用しているコトになりますが、
自頭で判断せずに乗っかるだけだと、
自分で自分を振り回す結果に。

だからこそ、
そのフォローする「誰か」は、「ドコ」を目指しているのか。
「ナゼ」、ソコを目指しているのか。
リテラシーを発揮して、この辺りをキャッチしておくことが大事になります。

 
特に、現場に取り組む方々は、日々目の前の業務に追われて、
命でもある情報の摂取時間は限られますし、
一つ一つ十分に吟味する時間も多くは取れません。

であればこそ、
情報密度の高い発信をする「誰か」に集約して、
フォローすると良いのではと思います。

追伸
なお、特定の一人だけ…をチェックしているのは、最適とは言えません。
常に複数人の発信をチェックし、
自分なりのバランス感覚を養うべきでしょうね。

なおなお、私のような口うるさいクドイ人間は、何かと敬遠されがちです。苦笑

取っつきやすく、タイムリーな話題を振りまく人の方が、
たくさんのフォロワーがついて、
たくさんの人に指示されてると見えれば、
その誰かは素晴らしいと人は認識し、
そんな動きのできる方が、評価されるんだと思います。

私にはデキナイ行為だから、ウラヤマシイ限りです。

ただ、その分、悩みの強く濃い方々、
何かとどうにかしていきたいという強い意志の方が集ってくださっているのは、
大変ありがたい限りです。

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自分で言うのもなんですが、業界人は特に、登録しとくと良いと思います。
だって損はないんですから。
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