今でもライブツアーをやってた。
すごいです、本当に若い頃と声が変わらない。
そのくせ、40年前よりも良い…重みも渋みも年季も何もかもが違う。
それでも、色褪せず、今の時代の背景が映し出される。
路地裏の少年
作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾
真夜中の校舎の白い壁に
訣別の詩 刻み込んだ
朝焼けのホームに
あいつの顔 探したけど涙で見えず
「旅に出ます」書き置き 机の上
ハーモニカ ポケットに少しの小銭
あー「さよなら」の意味さえも知らないで
あー訳もなく砕けては手のひらから落ちた
あれは おれ16
遠い空を憧れてた路地裏で
アルバイト 電車で横浜まで帰る頃は午前0時
古ぼけたフォーク・ギター
窓にもたれ 覚えたての「風に吹かれて」
狭い部屋で仲間と夢描いた
いつかは この国 目を覚すと
あー「裏切り」の意味さえも知らないで
あー訳もなく砕けては手のひらから落ちた
あれは おれ18
肩窄めて待ち続けた路地裏で
赤茶けた工場の高い壁に
倒れかけた帰り道
家を出て初めて故郷の母に
“元気です”と書いた手紙
恋に落ちて戸惑う熱の中で
いつしか二人で過ごす夜毎に
あー「やさしさ」の意味さえも知らないで
あー訳もなく砕けては手のひらから落ちた
あれは おれ21
細い肩を抱きしめてた路地裏で
口づさめば悲しい歌ばかり
届かぬ想いに胸を痛めて
あー今日もまた呼ぶ声に応えては
あー訳もなく砕かれて手のひらから落ちて
今は おれ22
初めて知る 行き止まりの路地裏で
勝手でテキトーな妄想ストーリー…
路地裏の若手職員
真夜中の宿舎の白い壁に
あいつの名前 刻まれてた
朝焼けのホームに
あいつの顔 探したけどもちろん見えず
「旅に出ます」書き置き など何もない
気になる 手持ちも少しの小銭
あー「さよなら」の意味さえも知らないで
あー訳もなく砕けては手のひらから落ちた
あれは おれ 1年目
遠い空を憧れてた路地裏で
(入職した直後に、失踪案件でもあったのでしょうか。)
(1年目じゃ、さすがに「さよなら」の意味は、わかりようもないですね)
(それでも、遠い送り出し国の空に、憧れを抱いている頃です…早く現地へも行ってみたいと)
訪問日 電車で横浜まで 帰る頃は午前0時
古ぼけたスマートフォン 窓にもたれ
故郷からの子供の泣き声
狭い部屋で仲間と夢描いた
いつかは この国 目を覚すと
あー「裏切り」の意味さえも知らないで
あー訳もなく砕けては手のひらから落ちた
あれは おれ 2年目
肩窄(すぼ)めて待ち続けた路地裏で
(定期訪問で会社へ伺った後、寮へも顔を出し、様子を見て話してたら、帰りが遅くなるのは当たり前)
(彼ら彼女らが持つ古いスマホからは、母国の家族の声が聞こえる)
(目を覚ますのが早いのは、送り出し国なのか、日本国なのか)
(「裏切り」…出稼ぎの仕送りを使い果たし、金を送れなくなった時点で消える母国の恋人だったり、弟妹のためにと送金したお金はお父さんお母さんが別の使い道へつぎ込んでしまっていたり、揚げ句、日本へ行けば稼げるからと多額の借金をしたのに、給料が少なくて、失踪する以外の選択肢がなかったり…「裏切り」には、日本人では想像だにデキナイ理由を個別に抱えている事を、まだまだ分からない2年目)
赤茶けた工場の高い壁に
倒れかけた帰り道
家を出て初めて故郷の母に
“元気です”と書いた手紙
恋に落ちて戸惑う熱の中で
いつしか二人で過ごす夜毎に
あー「やさしさ」の意味さえも知らないで
あー訳もなく砕けては手のひらから落ちた
あれは おれ 帰国の日
細い肩を抱きしめてた路地裏で
(あれこれ駆けずり回り、仕事を終えると思わずよろけるくらいのときもある)
(誰も彼もが人の子だと思うと、自分もまた、親がしてきてくれたことを思い出し、おセンチになるときもある)
(お世話をする実習生が増えて行く中で、ついつい慕ってくれるカワイイ子と仲良くなって、ダメダメと思いつつ、恋心を芽生えさせてしまう時もあったのかな?)
(「やさしさ」…甘やかすのと、厳しく接するのと、本当はどちらが正解なんだろう…本当の優しさって…と、少し慣れてきたかなって頃には、こんな事も考え込んでしまう…この子と本気で付き合うなら籍を入れて実習生としては終わらせるべきか、それとも、色々抱えて来日した事を思えば、付き合うよりは実習を全うさせて無事に帰国まで見届けてさよならする方がいいのか…)
(答えもわからないまま、結局、はぐらかし続け、肩を抱く程度で帰国させるほかなかったあの日…)
注:血も涙もない私には、このような甘酸っぱい記憶は、残念ながら、ない。
注:本当は恋にせず、「理不尽に戸惑う熱の中で、いつしか仲間と過ごす夜毎に…」と変えても良かったんだけど、なんとなくそのままにしてみた。
口づさめば悲しい歌ばかり
届かぬ想いに胸を痛めて
あー今日もまた呼ぶ声に応えては
あー訳もなく砕かれて手のひらから落ちて
今は おれ 3年目
初めて知る 行き止まりの路地裏で
(色々と、悲しいほど厳しい現実と向き合うことも多くあった…自分ではどうしようもない現実もたくさんありすぎて…)
(呼ぶ声があれば、やはり応えなくてはと重い腰も上がるほどには、彼らが抱える背景や諸事情も、厳しい現実もわかってきた)
(送り出し国へも行けたけど、現実もルールも、知れば知るほど、どうしようもない絶望を実感してしまうくらいには、業界の事もわかってきた)
(そのうえで、初めて、じゃ、どうしたらいい?どうすべきなんだ?自分は何がしたいんだ?と、本当の問いと向き合うこととなり、答えが出せない自分に歯がゆい、行き止まりを感じる3年目)
経営者や労働者という表舞台で活躍する方々もいれば、
その後ろ…路地裏で、表舞台を整え、支え、励ましてる私たち。
路地裏でも、路地裏なりに、十人十色で、色んなストーリーがあります。
願わくば、みんなちょっとでも成長できて、
救える人、支えられる人、背中を押せる人を増やせるといいなって。
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フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
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