育成技能?なんて、無理なく自然と乗り越えてしまう方法

外国人育成就労制度
Laughing girl with daisy in her hairs, showing thumbs up.

有識者会議の最終報告(案)が出たようですが、
(これを書いてるときは出てない。苦笑)

行く末なんてミンナ薄々わかってると思うんだ…。
わからないのは手段のみ。
手段もわかってる方々は、でもヤレナイ、ヤラナイだけの話。

 
み~んな、当たり前すぎてわかっていないだけ。
細目ばかりに目が行くから、ヨレてねじれて根本から離れていくだけ。

1stステージ「ルール化されたからと強制的に相手が取り組まざるを得なくなる」

このステージにいる方は悩みも苦労も絶えませんね。
そして、永遠にその状況から脱することができず、
メンタルヘルスは健全を保てなくなり、ノイローゼになり、
この業界を去っていきます。

 
2ndステージ「相手を思うからこそ、やり続けてあげないとな…って適性のある方」

手段は別にして、何かしら困っている悩んでいる部分に、
良かれと、余計なお世話を始める方々。
俗にいう(一般的な)、「優しい日本人」ですね。
この辺りは、自身の良心に従って自分の感覚で自分のテンションや許容量に応じて、
属人的に対応が進むので、均一ではありません。
特に自身の業務量が超えると漏れたり、相手によっては自然と接し方が変わります。
が、伝わり響く相手は、色々と変わっていきます。
(業界的に残っている方はこういう方がほとんどでしょうね…個人差はあるにしても)

 
3rdステージ「オモロイ、楽しい、笑顔が見たい、相手に伝わり感謝されたことがあり、病みつきになってる方」

適性が普段より十二分に発揮され、組織として設けたガイドラインを超えて、
朝晩どころか休みもいとわず、色んなお世話を焼き続けます。
そもそもが、お金だけで動いていません。
外国人側からも個別に相談が届き、応えるべく懸命に努めますので、勝手に成長し進化を遂げていきます。
ただし、経営側だったり、現場側だったりと、直接間接の違いはあります。

 
要はね…

いつもながら、相手の顔が思い浮かび、
『どげんかしてやらんといかんわなあ…』
って思えば思うほど、
自分で調べるし、わからなかったら問い合わせたり誰かに聞きに行くし、
結果として、普段の言動に現れてくるんです。

大上段に構えて、
人材育成ガー!なんて言ってたり考え込んでいる人に限って、
具体的には、人ひとり育てたことが無かったりするもんなんですよね。
(あ…私の事だ。汗&涙)

こういう部分から、考えることなく、自然と歩みが進んでしまう流れを生み出すことが、
結果として、人材育成ができる人材へと昇華していくんだと思っています。

大変さにフォーカスするんじゃなくて、
オモロさ、オモロイこと、相手が喜び自分も嬉しい事から始めて、

・こんなことしたげたら喜ぶかな~?
・こういう選択肢を教えてあげると相手のためになるかな~?
・こんな事態が巷では起きてるから、注意喚起しとくべきだよな~?

そんな風に自然と思えるのが、ほとんどの『優しい日本人』です。

また、相手に対してそう思えるのは、例えば、

・採用面接し、受入招聘を意思決定した当人であったり、
・その後の一連の流れに責任を持つ監理団体職員だったり、
・自ら手塩にかけて教育指導した送り出し機関の日本語教師だったり…。

そうやって、利害でも構わないから責任を負うことになったり、
自然と深く関係性ができたり、トラブルを共に乗り越えたりしていく過程の中で、
自然と育まれていくものです。

※だから大手の役割分担が細かくなっていくのは、個人的にはあまり好きではありません。
一定以上の質の担保や、業務の均一化を図る上では、仕組化って大事なんですが、
意思決定自体は属人的でしかないし、
人が人に寄り添うことが求められているのに、相手が局面ごとにコロコロ変わったなら、
それは「寄り添う」ではなくなるから。

 
あまり難しく考えずに、目の前の相手を大事に大切に思い遣り、
そのために何ができるか、何をしてあげるべきか、どの程度が望ましいのか、などなど、
試行錯誤しつつも、次から次へと色々と手を差し伸べていけば、
自然と自分自身が育成され、それを見ている相手もまた感化されて育成されていくものだと。

願わくば、優しい日本人が、ストレスなく、自然と育成してしまっている業界になることを祈って。

 
追伸
振り返ってみてください、現在、頭一つ二つ抜きんでている方々は、
すべからく苦労はされていますが、何より多少は色合いが違えども、
前述の通り、なんやかや、好きで楽しくてオモロクて取り組み続けている方々ばかりじゃないですかね?笑
注:金儲け、パワーゲーム好きな方々は、まったく眼中にない話ですけども。汗

実習生の面接と同じく、適性って一丁目一番地さえ間違えなければ、
その適性を十二分に発揮して育てられれば、何ら苦労はないと思われます。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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