想定される技能実習&特定技能、ひいては日本の最悪の近未来…

余談

本日、大変恐縮ながら、わざと上から目線で書いてます。
ごめんにょ。

法の流れ…
私が2017年からずっと定点観測してきた、
この業界の流れ…ひいては法制定までの流れ。

世間で人が死ぬ悲惨な事件が「多発」する。
これでもかと、何度も、色んな悲惨な事件が、何年かかけて頻繁になるほど発生していく。
世論が騒ぎ始めて、何年もかけて大きな声になり、
政治家や官僚もホカっておくと自身の立場まで危うくなるまでに、大きくなる。
専門の学者や団体の長といった有識者会議なるものが設定される。
何年かかけて政府への提言がまとめられる。
(この移民問題にまで直結する大きな問題は、横断的議員連から各種業界団体?まで、すでに何年も前から議論され続けてる)
やっとこさなんとか、非難轟轟の中、専門専属の法ができる。
ココで初めて罰則も制定。
当然、移行するまでのソフトランディング期間も一定以上設けられる。
役人が啓発啓蒙にあたり、アナウンス周知期間が設けられる。
(スマホのナガラ運転のようにわかりやすいルールと罰則じゃないから)
少しずつ、おっかなびっくり、厳罰に処された案件が公表され始める。
少しずつ、役所の中でも交通整理と実績が積み上がり、処分が量産され始めていく。

他にも他にも、たくさんの背景や理由が折り重なって、
結果として、何年も何年もかかるのが、法の、今の社会体制の現実。

 
一方…

我々が日々ジタバタすったもんだしている現実は、
そんなに悠長に事を構えていない。
水面下で被害者は続出する。
なぜならば、上記の法の隙間をぬって、悪質なヤカラが好き放題していくから。
どうやっても時間がかかるプロセスの問題を逆手に、
法治国家では訴えられても明確な根拠となる法そのものがなければ、
何したって捕まらないから。
せいぜい、入管や労基に裏でブラックリストとして名が残るだけ。
当然、身代わりを立てて、悪い奴らは決して表に出ることはない。

この過程(タイムラグ)の中で、
どれだけの外国人が、悲惨な被害にあうのでしょう。
アンテナの鈍い勉強してるヒマもない経営者たちは、どれだけむしり取られるのでしょう。
騙されるのはいつだって情報弱者。

詐欺師は相手を巧みに混乱させ、
上手に唯一無二の救い手は自分しかいないと持ち込む。
近視眼な情報弱者に、後々で窮する流れなどみじんも見せずに、
巧みに先にお金を支払わせる。
心と理屈にくさびを打って、
がんじがらめで逃げられないようにして、
むさぼれるだけ、根こそぎ奪い取る。
後は野となれ山となれ。

詐欺が割に合わなくなるまでは、
=市民権を得られるまでには、
延々とカモが現れ、搾取し続ける。
だって、情報弱者から抜け出せない方々の方が圧倒的に多いから。
(オレオレ詐欺もまた、未だに悪質ビジネスとして続いてますもんね)

今はまだ、良い人の方が多い日本。

だからこそ、悪質な事件ばかりがフォーカスされ、
メディアは巧みに業界=奴隷商売業界と洗脳していく。
彼らにもまた、国の将来など憂うはずもなく、
目先の稼ぎ=注目度の高さ至上主義だから。

哀れな情報弱者の若者たちにとっては、
善良なレールが少なくなり、
悪質なルートばかりが増えたなら、
間違いなく国際問題そのものとなり、
争いを望まない日本人メンタリティーを最大限発揮する日本政府は、
ひたすらに謝り、金を擦り続け、お金で解決し続ける。

少子高齢化の呪いをかけられている日本は
国内需要も消費者層の減少によって、
ドンドン国力は落ちていく。

外国人にとっても、
かつて魅力的だった日本。
今はまったく魅力のない日本としか映らない。
他にたくさん魅力的な国はある。

 
本当に怖いのは、集団心理的なイメージのチカラ。

実際にそこまで落ち込んでいなかったにせよ、
世間様はイメージのチカラで支配されていく。

外国人労働者が増えれば職を奪われると信じてやまない情報弱者な日本人。
決してそんなこともないのに、
怖い怖い病に呪われてるので、国のかじ取りさえ前に進めない。

沈むべくして、沈んでいく日本。

そんな泥船を直視もせずに、
ミンナで乗って沈むならそれまで…みんな同じなら怖くないという同調圧力も加わった幻想のチカラ。

私が偉そうに伝えてきた数々の提言的つぶやきは、
既に過去のものとなりつつすらある。

例えば、全社会人個人事業主化もまた、
皆が副業など始める頃には、もはや手垢のついた市場と手法ばかり。
(ニッチはいくらでもあるけれど、見つけられる目を持てない)
それでも、間に合う範囲でと、唱え続けていきますけれども。

 
私はすでに、沈む日本のリスクヘッジも少しずつ考えている。

てか、やることやり続けてたら、
ある意味、勝手に選択肢が増えつつある。

アナタの将来へのリスクヘッジは、どこかにありますか?

時に、サイコーと最悪の、両方を振り切って考える。
そして、最悪へも備えていくべく、たまには意識を寄せてみる。

でもね。
目指す方向、進む道が見えて、
ソレが間違ってなくて、
実際に進んでいくと、
実は自然と道は拓けていく。

私自身の課題は、
もう少し解像度を上げていかないといけないかなって軌道修正。

そんなことを思った今日この頃。

 
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