みんなHowが知りたくて…でもWhyがわかってないとHowも活きなくて…

余談

みんな、諸問題を“どうやって”解決していくべきなのかを知りたい。

ソコは明確に自分の中に問題意識があって、
“痛い”レベルだから、その時、その場で、
解決してくれることに対しては、
お金さえ喜んで支払う。
なんなら、その先まで自らの足でお金を支払いに行く。

おなかが痛い、足が痛い、肩が痛い、腰が痛い…
解決したいから、病院へ行きますよね。

でもね。
そもそも処方箋をもらって、服薬すれば、
その時、その場では痛みから逃れることができても、
また、どこかで、再発しますよね。

結果、
体調を、体質を、生活習慣を改善していかないと…
一定期間以上、取り組み続けないと、
再発しますよね。

偉そうに言ってる諸先輩方も、
当然、私も同様に、
医者の不養生さながらに、
糖尿病を抱えていたり、
どこかしらに不調不良を抱えているものです。
(私は今のところ、ギリ?セーフ…)

家族の関係性なども同じ。

コレが、技能実習でも、特定技能でも、
まったく本質的には同じことが言えます。

つまり、
人は、自分に何が足りないのか、
本来、わかっているんです。

日々の運動だったり、
食事内容だったりのように、
日々の勉強だったり、
人としての接し方であったり。

学ばない、気づかない…

だからお金を使うしかない。

わかっていても、家系ラーメンやカロリーの高いスイーツなどを、
食べたくなるし、食べるんです。

運動した方が良いとわかっていて、
運動せざるを得なくならないと、
運動しないんです。

運動(健康)でいえば、
肩が痛いのに、腰の運動しても意味がない。
目が悪いのに、歯医者へ行ってもどうにもならない。

コレラは、自分の身の上に覚えがあるから、
誰よりも自分自身がピンとくるし、
どうすべきかについての解決策は、
そこらへんにいくらでも転がっているのをわかっています。

でも、この業界で難儀なのは、
その“ピンとくる”人って、
目に見えないからか、
以上に少ないんです。

みんな腰が痛くなって、
初めてコレ(今のまま)じゃダメなんだってわかる。

それまでは、
どこも痛くない=お金を支払ってまで予防をしない。

だから、法令違反も人権問題も賃金不払い詐欺も、
未然防止はおろか、再発防止もできない。

周りにどれだけ糖尿病患者が多くいても、
自分がならないと、気を付けない。

人間、えてしてそういうものなんです。

なので、痛くなってからHowを探すんです。

 
変化に適応するってのは、
間に合うってのは、

糖尿になってから、カラダのケアをするんじゃ遅い。
周りが糖尿になってるから、
自分も糖尿になってるのはアホだ…
そういう意識から、
間に合うように、ケアを始めるわけです。

外国人労働者が、にっちもさっちもいかないレベルに陥ってから、
受入先がどうにも致命的な行政処分を受けることから逃げようもなくなってから、
やっとケアを始めても、まったく意味がない。
間に合わない。

Howの手前で、
Whyがわかっていないコトには、
ロキソニンを渡すしかないし、
ロキソニンばかり渡されても、
都度都度お金ばかりかかるし、
もっと取り返しのつかない事態になる。

それらは、人は本来、
わかっているのに、できない。

ホント、難儀な業界です、技能実習や特定技能ってヤツは。

だから、
糖尿で苦しんできた人の話を聞きましょう…
ナゼ、糖尿になるとツライのかって理由を、
自分がピンとくるレベルで聞きましょう…
(実感させてもらえるほどのトーク力にもよるんでしょうね…届く、響くってヤツです。)

Howを求めている間は、
特に人として不慣れな方々にとっては、
一定期間は必要です。
なぜなら、気づかないから。

でも、何度か目で気づくと、
Whyの方が重要だとわかるんです、人はそんなにバカじゃない。

 
願わくば、こういった意味で、
業界人全員が、人として、
大きく成長していけるようにと、
自分自身を振り返りながら、
常々、個別具体的なオファー作りに励んでいる次第。

だって、ソレが、一番、自分自身が、
糖尿病にならずに済む手段(How)なんだから。

実は、メッチャ大事なお話でした。

 
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