私たちが目指すべきは,
多様性が尊重され,
お互いの人権や尊厳を尊重し合って,
生き生きとした人生を享受することができる
共生社会を実現することです。
・・・我らが日本の法務大臣は、こう述べています。
コレを実現するためには、
いったいどれだけのコストや、マンパワーが必要となるのか、
皆さん、お考えになったコトはありますか?
『多様性が尊重される社会』
多様性を尊重するために…と、
ルールはドンドン細分化されていく。
細分化されればされるほどに、
全体の横断的な整合性もまた、矛盾のないよう求められますが、
そのための労力や時間、コストは、決してバカにならない。
そして、
苦労して良かれと細分化された各種ルールは、
その把握すべき量が膨大になり、
ルール一つ守るコトすら、一般人にはままならなくなっている。
それでも、ルールはルールとして、
定められたならば、粛々と守らねばとアップデートさせていく人たちがいる。
プロを名乗り、お金を介在させ、責任を負っているならば、
言い訳もせず、当たり前のようにルールを守れなくては、
何のために、プロに頼んでいるのか、わからないではないか…
=ルールを守らないなんてケシカラン!と自粛ポリスさながらの方々も少なくない。
とはいえ、
プロと言っても、誰にでも初心者の頃はあり、
小学生にとって、いきなし東大の問題など解けるはずもなく、
プロと言っても全てをギチギチに守り切れている人など、
誰一人としていない…今、すでにこの状態で。
(言える人は、何もしてない人。外野で好き勝手言ってるだけで、現場に立ち矢面に立ってない人。苦笑)
毎日毎日、マニアの世界で、アチコチ全部をチェックし続けている膨大な時間を割ける人は、
時間を割かれている分、現場とロクに向き合わずに済んでいる人…私みたいに。汗
どれだけ膨大かつ複雑なルールであろうとも、
定められ施行されっと同時に、ルール違反は厳しく罰せられねば、
残念ながら、意図的に違反を顧みずに好き勝手やって、
不適正な利益をむさぼる人たちがはびこるのは歴史が証明しています。
ルールをキャッチアップして守って動けなくなっている人たちのおかげで、
真面目に守っている人たちは、多大な損失や迷惑をかけられ、
裏腹な現実になることもしばしば。
なので、じゃあと、
取り締まり摘発部隊を作るには、
それ相当の人件費、マンパワーが求められる。
こうしてルールが細分化され増え続けるコトで、行政コストは膨らみ続け、
いったい私たちは何のために税金を払って、
自分たちの首を絞め上げ続けているのか、意味がわからなくなっていく。
コレらを解決できるのかどうか。
人の知恵が上回って、妙案が生まれてくるのか、
仕組み化ができて、ルールの浸透、ソフトランディングのための時限措置などが、
功を奏していくものなのか。
IT技術やAIの進歩発展が、容易く様々実現し、
結果として、「多様性が尊重される社会」が実現できていくものなのか。
いずれにせよ、現時点で、その解決策の見通しは、
私にはわかりかねます。
だって、すでに今でもルール違反者を取り締まれることはないし…
どうしたものなのでしょうかね。
追伸、
多様性とは、一人一人の個性、得手不得手、考え方、見た目、生き方全てを、
社会が公平かつ平等に、認めて、許容することにほかなりません。
ぶっちゃけ、人に譲り合う時点で、多様性が尊重されないとも言える。
じゃあと、自分は自分、相手は相手と、互いに好き勝手始めていたなら、
どんな社会になるか、想像に難くないですよね。
同時に、外国人労働者の就労支援関連業務に携わる私たちが感じているように、
法の下の平等、公平性なんて言葉もありますが、
現実は、平等でも公平でもありません。
違反者が必ず処分されるわけでもないし、
政治家使って、優遇措置を受ける方々もいらっしゃるし。
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