送り出し機関の選び方

視察ツアー

主観的と客観的、信頼と信用、アナタは何に重きを置きますか?

10件もの送り出し関連先を見てきて、
本当に違いが様々あります。

同時に、共通する部分もあり、
どの送り出し機関も一長一短です。

例えば、共通する部分は、
提携に至る手続きなどの国としての仕組み、
生徒?候補者?の
募集の仕方や
教育によるおおよその日本語習得スピードや、
その家族や地域の所得の度合いなど。

共通しないのは、
教育の仕方(軍隊型や非軍隊型)、
服装などの身だしなみ(ワイシャツ、ネクタイ、靴下、教室や校舎内の片付け、整理整頓など)、
具体的な個々の日本語能力のレベル、
日本人スタッフが常勤専属でいるかどうかや、
日本語教師がいるかどうかや、
現地日本語教師であっても、そのレベル、
合宿型や通学型などの違い、
そして、
なによりも、人柄、性格、印象、信念、などなど、
そこに中心的に関わる人そのもの。

おそらく同行者も提携するならば、
どの送り出し先を、何の基準で選ぶべきか、
この辺りが自身の中の判断基準やその優先順位が、
しっかりしていないと、
ちゃんと選ぶことが難しいと思います。

たぶんプロの方々は(いや誰でも)、
ご自身の過去の経験に照らし合わせて、
日本語教育のレベルの高さ、
その送り出し先の今までの実績、
社長や担当者の人柄や印象、
この辺りの肌感覚で選ぶことでしょう。

でも、そのためには、相対的な比較対象が無ければ、
個々の送り出し機関の良し悪しなど、
判断しようがありません。

また、当然ながら、その判断材料は、
多数あるほどに、よりその個々のポイントのレベルがわかります。

そう。
お互いに選べる選択肢が多いほうが、
よりよりマッチングにつながるということです。

多すぎても混乱して収拾がつかなくなるし、
少なすぎてもダメです。

更には、そもそもとして、
悪質ブローカーと裏で手を組んでいるかどうかについて、
ある程度のスクリーニングがかかっている送り出し機関を、
事前に何件もピックアップしてあってのお話です。

手前味噌になるかもしれませんが、
今回は、本当に多数の方々にご尽力いただき、
それぞれのルートから、
少なからず何年もインドネシアに関わってきた方、
少なくともこの外国人労働者招聘関連業界について、
闇を知ったうえで、どうやって乗り越えていこうかと、
取り組み続けていらっしゃる方々とのご縁を頂戴し、
10件全て、そのキーとなる人に会いに行ってきたつもりです。

たぶん、フツーの監理団体であれば、
どこにどんなお付き合い先があるのかわかりませんが、
一つ二つの送り出し先の評判を聞いて、
何とか段取りを組んで視察へ行ってくるくらいでしょうけど、
コト今回のケースに至っては、
4ヵ所の地域を周り、素晴らしい姿勢で取り組んでいらっしゃる方々ばかり、
10件も会って見て話をしてくるような、
送り出し視察ツアーは、私の知る限り、まず難しいことでしょう。

さらに、立場の違う、現役で活躍中の、
この業界の様々なコンサルに取り組む複数の方々との視察は、
自身にはない視点からの確認や指摘もあって、
より漏れなく深く、理解が及ぶものとなりました。

これらは、追って特に私たちの活動に大切なお金までお支払いくださった方々へ、
より具体的な内容を共有報告させていただきますが、
ココまでの視察ツアーが展開できたのは、
本当に様々な心ある方々のご尽力の賜物です。

どこからどう見てもプライスレスで、
おそらくこの業界で誰一人として
こういうツアーの開催は出来なかったように思います。

現役のコンサルプロの方が、
普段の視察の3倍は中身が濃いものであったと、
素直に実感くださっています。

送り出し先は本当に様々です。
実績を積み上げ続けてきた方。
これから実績を積み上げるべく、もがき続けている方。
誰かから助けを得ながら取り組み続けている方。
逆に助けに入って取り組み続けている方。

ニワカな方は一人もいません。

でも、それでも、全てを一度の、数日のツアーで見て聞いて会って話しして、
肌で感じてこれることはありません。

他にもたくさんの良いところ、悪いところ、
あることでしょう。

それでも、
どこかを選んで、提携して実際に歩んでいかねば、
外国人労働者は、日本へは、自社へは、来て働いてもらえません。

無論、自らも探してみたり、
勉強することはとても大切です。

そうやってもがきながら、自身の正解を自分なりに築いて、
積み上げていかねば、道は切り開けないということです。

安易に、安いところ、リップサービスだけのようなところ、
OKOKしか言わないところ、
言ったからには、責任はオマエにあると
送り出し先へ何でもかんでも押し付けようと駆け引きや交渉ばかりする人、
そういう人は、絶対にこの事業はうまく回っていきません。

ホンモノじゃないと、
どこかでけつまづいたり、
後ろめたい気持ちを引きずりながら、
日々を過ごすしかなくなります。
(たまに後ろめたさすら感じもしない情けない日本人もいるようですが)

誰もが楽をしたい、面倒なことは避けたい、
だからこそ、実績や利便性、コストばかりで、
判断しがちですが、
それだけで判断すると、困るのはアナタ自身。

現実を踏まえて、乗り越えていくことを十分に理解したうえで、
実績や利便性、コストは、その判断材料の一つでしかないことを、
総合的に冷静に見極められるのであれば、
それらすら、やり方ひとつで共に考えて乗り越えていけるような話し合いがちゃんと可能な、
アナタと同じ方向を向いて取り組める送り出し機関と、
めぐり合うことが大切です。

色々伝えたいことがあり過ぎて、
いつものごとく、てんでバラバラしてしまっていますが、
なんかこう少しでも伝わればなぁと思います。

そして、どうか言葉通り捉えていただきたいのですが、
お金が全てじゃないにせよ、
相当にお金がかかっている中身であることも、
また少しでも慮っていただけるなら幸いです。

相当な方々の費やしてきたコストや時間、労力の賜物が、
詰まっている中身であることも。


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