あるクローズドな匿名参加のSNSグループで、
こういう会話のやり取りが行われていました。
・二重帳簿を付けろと組織ぐるみで指示されてるんだけど、みんなそうなの?
・実習生宛に弁護士から請求書が届いたけど、コレって詐欺?
・特定技能へ資格変更したとたんに転職されたりと、
外国人の動機って金でしかないから定着化は難しいんじゃない?
・育つってどういうこと?
・インドネシア人を特定技能で雇うのにはいくらくらいかかりますか?
…などなど、
そして、色んな方々が、それぞれのご経験から、
玉石混合なコメントが散見されていました。
当然です、だってソコに集う方々が、どういう方々なのかわかんないのだから。
実際の身元も、所在も、立ち位置も、何もかも。
そして、良かれと言っていたり、愚痴を吐き出すだけだったり、
暴言的な「庇(かば)い手」のない言葉だったり…。
いわゆる無法地帯とも言える「場」ですから、
注:このグループは制限も何もないわりに、それでもけっこう健全な部類のほうです。
「ただの無資格ブローカー」と「情弱外国人」の『食い散らかしの場』となっているグループと比べたら雲泥の差です。
何が言いたいのかと言えば、「場」は選びましょうってコトです。
ある意味、無法地帯かつ匿名性が担保されていれば、
遠慮のない本音が飛び交うことも多くあります。
ただし、振り回されるのは、軸が定まっていない方々、自分を持っていない方々。
特に、この業界での確固たる信念を自分なりに築けていない方、
新規参入者にとっては、「毒」とさえなりかねないリスクもはらんでいます。
(この点、想像や理解が及ばない方も少なくないかもしれませんけどね)
ならばと、こんなSNSの成熟期を迎える前から、
良心的かつ一定以上の信頼のおける相談「場」を、ないならば作ろうって、
始めたのが、チャットワークでのクローズドの限定グループ。
最近、直接のお付き合いのある方には、
私が余計なお世話として、直接お電話にて詳細トークしてる方もいらっしゃるくらい。
匿名性の担保としても、私を通して代理投稿して質問相談されてる方もいらっしゃる。
その全ては、こういう場合、いかにしたら笑顔と感謝の結果に繋がるのか?って回答。
当然、どなたもお返事いただけない場合を加味して、それぞれのプロに応答をコミットいただいていますし、
フツーに自然と、お仲間の方々が率直かつ適正かつ良心的なご意見を下さいます。
もうね、リソース勝負なんです、とっくの昔から。
リソース…時間、お金、労力、情報、良心などなどの原資のことを言います。
そう、時間も労力もお金も、何もかもが限られている中で、
どれだけ効果効率を高められるか。
どれだけ経済的な損失を回避し、成果を最大化するか。
この点をかなりのレベルでブラッシュアップさせていないと、
とてもこの業界では“間に合わない”、”追いつかない”。
誰もが余計な暇なんてないんです。
実習生や特定技能の面接と同じく、マッチングって一丁目一番地で肝心要。
当然、業界人同士だって、マッチングできていないと苦しむのはご本人たち。
こういう当たり前の根底をしっかり地に足付けていられる方々だけが、
マトモにお天道様の光を全身に浴びて、真っ直ぐ歩んでいけるんだと思っています。
特にお金は、上手に使わないと。