私が言うと、ポジショントークと思われるかもですが、
実際にそう思うのだから仕方ない。苦笑
技能実習なくして、特定技能はない。
現状、ほとんどが技能実習上がり。
功罪は数多あれども、
もしかしたら、既存の受入先に「初期でお金と月日がかかるもの」との認識を植え付けられたのは、
良かったのかもしれない。
転職転籍ブローカーがどれだけ騒がしく賑やかに踊ろうとも、
踊らされる未成熟者が多かろうとも、
技能実習(育成就労?)はなくならない。
ただ、ややこしいから、実感のわかない経験弱者は、みんな同じ落とし穴へ。
ひとえに…『誰でも良いわけじゃないから』。
在留中なら安いと言って、目先のコストしか追わないと後日膨大なコストが、クリティカルリスク付で返ってくる。
※平気で虚偽隠蔽、窃盗、身勝手な性格であったらマイナスしか抱え込まないし、そもそも自社への適性をより求める分、相対的であっても良質な人材の中から選べなければ、採用側は納得しがたい。
選べないとはリスクそのもの。(選ぶに値しない人材ばかりなら無意味にリソースを費やし続けるのみ)
ナニジン問わずよく言われるのは、
「下手な経験を持っているより、まっさらな人材の方が、自社色に染めやすい」って話。
自分流と会社流では違う場合も多いので、どうせならゼロから教える方がまだ問題は起きないって話。
転籍・転職組は、より高く楽な仕事を求めて移動していく分、
自分の脳力を発揮してより会社に認められて高い給料をと望む。
結果、主張や自意識が高い分、自己流を貫き、手に負えない場合も少なくないリスクは否めない。
外国人とは、得てしてそういうもの(もちろん人と抱える背景や諸事情にもよる)。
育成が大事とか、キャリアパスとか、色々枠にハメたがるけど、
そんなのは考え方以外はどうでも良くて、
素質のある人材、真剣な人材、聞く耳をもってマジメにコツコツと励もうとする意欲的な人材であれば、
受入側は自然と育てるし、経験を積んで成長していけば、
なんら給料を上げることに問題はない。
だって、ソレだけ戦力になることを目の当たりに実感できているのだから。
反面、逆の人材であれば、
当然、育てる気もなく、早く退社してくれないかと機会を虎視眈々と待つばかり。
どこまでいっても、一丁目一番地では、
「マッチング」が肝であるということ。
注:ただし、以前と違う傾向は否めない。
わかりやすく言うと、日本語も技能検定も、実質的には全く必要ない業務であっても、
今後はこれらを身に就けねば3年と言えども働けなくなり、企業側のコスパが悪くなるので、
最低限、日本語も技能検定もパスできるだけの地頭が人材側に求められる。
率直に言って、勉強が苦手な外国人は何年も働けない。
=30代、40代の吸収力の弱い人材はテーブルに上がってこなくなるということ。
具体的に言えば、中国受入やベトナムでの低賃金でも働きたいという高年齢層は、この先、難しいってこと。
勉強嫌いなフィリピン人も確率論的には同じかも。
そう、育てるといっても、
育て甲斐のある人材、かつ育てても何年かは働き続けられそうな人材さえ、
入口でマッチングできていれば、
後の流れは、ソコまでストレスを感じなくても済むのです。
なんのことはない、基本線は全く変わらない。
海外からわざわざ時間もコストもかけて採用するのは、
在留中の外国人材を採用できるなら、ナンセンス。
そう感じる方々が多い中、
今まで数十万人を受け入れてきた日本の各企業では、
どちらを取るのか、見ものですね。
経営者が背に腹買えられないと、目先のコストだけを追うタイプなのかどうか。
器?レベル?実力?が、今まで以上に浮き彫りになっていきます。
あ、「労働力」としてしか見ていないのか、「労働者」として見ているのかも。
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