暗くキツイ二年間を耐えて、
やっと入国が始まる。
おそらくほとんどの業界人(受入先、外国人含む)は、
ただただ、お金と精神力いうリソースを、
イタズラに消耗し続けただけの方がほとんどなのでしょう。
再開を迎えても、
洞察力の鋭い諸先輩方は、
夏までは行列が解消しない…
秋口以降でやっと正常化?になるのかも…
なんて、先読み、分析合戦を繰り広げている。
ソレもコレも、この先、また止まらないとしたならば…のこと。
先日、こんな話を聞きました。
55歳になる方が、コロナ感染を理由に、
会社をクビになったとのこと。
失業保険で食いつないでいる間に、
次の就職先を決められるかどうか心配です…
理由は何でもよくて、
会社にゆとりがないので、
不要な人材はドンドン切り捨てられていくタイミングみたいです。
私はずいぶん前から、
『全社会人個人事業主化』
も、掲げています。
上っ面しか読み取らない方は勘違いされそうですが、
別に独立を推奨してるワケじゃない。
最悪、唐突にそう追い込まれても、
何とかなるくらいの力を身に着けておきましょう。
そういう意味です。
ぶっちゃけ、適性ってあります。
私みたいに、
営業が苦手、
金額を決めるのが苦手、
請求書をいちいち送る作業など本当に苦手、
損得勘定や交渉、駆け引き、ズル賢い相手も嫌い…
言いたいことは言ってしまうという、空気の読めない性格…
何より、自分が興味関心のあるコトにしか動けない。
そんなタイプは、
本来独立すべきじゃないのかもしれません。
でも、独立せざるを得なくなる状況になったので、
しただけのこと。
今の時代、本当にやりようはいくらでもあります。
適性が違う者同士、
お互いに相互扶助の関係性で、
仲間と共に取り組むってのも、アリです。
相互にカネが介在して壊れない間柄であれば。
結果的に、そういうのが会社を興すってコトですから。
一人で興すか数人で興すかの違い。
ただ、タイミングが合うかどうかですかね。
なんにせよ、
この業界にいる強みとしては、
目の前の業務に真摯に従事しているだけで、
今後ますます、社会から求められる人材として成長していけるってこと。
後は、どれだけの加速度をもって、
無理なく自然と成長してしまう環境に身を置けるかどうかってコト。
結果的に、独立を迫られたとしても、
どうにかできるだけの自分まで、
『昇華』させてしまえば、
怖いものはありません。
もはや問題は、
1年、2年でその域まで達するのか、
何年かけてもうだつが上がらない状態を繰り返すのか、
「時間」がかかることと、
「選択」によって、大きく変わるってコトでしょうかね。
生殺与奪の権利を、経営者に丸投げしてる“だけ”なんて、
激動のこの時代を、
振り回されないよう歩みたいとするならば、
ちょっと難しいんじゃないかなと思う次第です。
追伸、
キツイ、苦しい思いを一切することなく、
昇りつめられる人もいますが、
たいていは、厳しい思いをするからこそ、
二度と同じ想いを繰り返したくはないと、
頑張る、踏ん張る“根性”が身に付きます。
北風と太陽の太陽を目指してますが、
最後にモノをいうのは、覚悟であり、根性、やり抜く力などになります。
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