機構が昨年度、実地検査をした結果、
監理団体にどんな指摘事項が多かったのか。
特に業者側は、ココ、注意してみていきましょう!
さて、こっちでもやってみる勝手にランキング。苦笑
さすがに、受入先よりは断然数が少ないものの、
指摘の重さは何十倍!汗
栄えない1位は…
1位 543件 『各種管理簿が適切に作成などされていなかったもの』
コレ、アホな実地検査員によっては、
全てプリントアウトして、棚に色鮮やかなファイリングで整理整頓されており、
見た目で、「おーっ、ちゃんと管理できてるじゃないか!」的なパフォーマンスは、
一定以上の好印象を与えます。笑
もちろん、中身も揃ってないとマズイと思いますけど。
しかし、総理がデジタル庁を創設するくらい、力を入れてるんだから、
誰でも手にとって見れる状態よりは、
個人情報管理の観点からも、
たとえ捺印書類といえど、
PCの中に留めておくべき流れのようにも感じていますけどね。
捺印すら、ハンコ不要のデジタル化の流れですし。
ただ、どこまでもタイムラグのある法の世界では、
法として決定、確定、公表、施行されない限り、
彼らも許容してはくれなさそうですが。
同時に、やはりオミヤ的な意味も含まれているようにも感じます。
2位 433件 『監査・講習・指導・相談などの記録が適切に作成などされていなかったもの』
3位 196件 『業務運営規定が事業所内に提示されていなかったもの』
これも1位同様かな。
4位 191件 『その他(実習実施者の管理・指導に関するもの)』
コレ、このカテゴリー自体が、悪質対象そのものと言える指摘事項ばかり。
具体的な項目に入らない、様々な違反事項がそこそこ多いってこと。
サボってちゃダメってことです。
責務は果たしましょう!
5位 174件 『監査終了後に遅滞なく監査報告書を作成・提出しなかったもの』
作成して、提出しましょう。笑
6位 167件 『実地による確認を適切に行っていなかったもの』
これはそのまんま(4位の具体的指摘事項)。
アホな監理団体の極みですね。
法で明確に定められている仕事をしなさいって意味です。
7位 161件 『外部役員・外部監査人の設置・監査が適切に行われていなかったもの』
ココもテキトーに表っ面だけ整えておけば…って考えてる先が、
指摘されてるのでしょうね。
コレ、外部役員や監査人になる行政書士や社労士?弁護士?の方の、
資格はく奪行為まで追い込むと、名義貸し的なやっつけ仕事はなくなると思われ…
だけど、現実的には、税理士も社労士も、顧問契約を結んでいても、
違反行為で検挙されるのは、企業側だけですからね。
士業の業界内でも、あまりに悪質な場合、はく奪処分もあるようですが。
8位 124件 『監理団体の許可に係る変更や事業の休廃止届を適切に提出していなかったもの』
まぁ、潰れるとこ、休業するとこは、ほとんどがなるべくしてなるので、
対応できない先は少なくないのでしょうね。
9位 117件 『その他(監理団体の運営・体制に関するもの)』
10位 102件 『事業所の設備や帳簿を適切に確認していなかったもの』
総じて、マトモな先が多く、
オミヤ的な指摘事項が大半ですが、
特に『実習実施者の監理・指導に関するもの』の違反、
また、出すべきものを出していない、管理すべきものを管理していない、
名義貸し行為など様々な悪質と思われる行為をしない、
基本的には、ごくごく当たり前の点について、
指摘事項について、気を付けるべきかと。
コミュニティの中でも、
貴重品の保管状況の指導についてが話題になりましたね。
具体的にどう対応すべきなのかまで。
人の振り見て我が振り直せではありませんが、
要は、全ての原因は『メンドクサイ』=質の高い労力と時間を費やす=コストがかかる。
ココに集約されているように思います。
解決策は、シンプルです。
ちゃんと調べて学んで、すべきことするだけ。
学校などもなく、全ては公的機関のHPに載ってます。
できない人じゃなくて、『やらない人』がいるだけ。
あと、実際の現場の現実を知らない人が多いだけ。
やりましょうねー!
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