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2極化は、送り出し機関や日本語学校などでも進む

(昨日の続きなので、話の流れは昨日をご参照ください)

受入先や監理団体/登録支援機関のみならず、
当然ながら、送り出し機関や日本語学校でも進む。

未だに何の知恵も工夫も努力もトライアンドエラーもなく、
ただただ、出稼ぎへ行きたいって人を集めて、
何のスクリーニングもなく、面接のひな壇に並べてくる送り出しも未だにあれば、

日本語ハードルが高まったからと、
募集先や募集方法から模索し直し、
日本語教育部分の抜本的な改革や改善に取り組み、
襟好みができる程度の営業力があり、
日本側の変化から、残念な監理団体や職業紹介事業者や登録支援機関などとは縁を切り、
ドンドン次のステップへと進化し続ける送り出し先もある。
(制度やルールの改正とは関係なく、進化を続ける先ですね)

 
日本語学校も同様に。

未だに、「学んだ日本語を活かす出口」の用意もなく、
国家資格化した日本語教師の育成すら促さないような、
ただの金儲け事業と手間暇かけない先もあれば、

周りの批判や否定的目線など気にも留めず、
生徒の集め方から変えて、
eラーニングを軸に日本語教師の役割の変化も恐れることなく、
いかに人材の日本語能力が早く効果的にレベルアップするかに、
果敢に取り組み続けている先もある。

送り出しや日本語学校を例に挙げてみましたけど、
先々生じる結果は、当然、前者と後者で大きく変わります。

もちろん、後者と組んで道を切り拓いている先も、大きく変わって行きます。
2極化の乖離が加速するのは当然ですよね。

 
この業界では、近江商人の三方よしでは収まらず、
win4allなんて私でも言うくらいに、
「受入先」と「日本側業者」と「送り出し国側業者」と「出稼ぎ労働」者の、
主に4人も当事者がいる。

そんな誠に複雑怪奇な業界にもかかわらず、
そこにはさらに、通訳や士業の方や日本語教師、職業紹介事業者やら管轄先や検定機関など、
幅広な分、特化した専門家の役割もまた、重くなってきている。

 
自身の前も後ろも、右も左も、何なら上も下もと、四方八方に目を行き届かせて、
なおかつ時系列的な流れの変化までキャッチして、
自分の立ち位置や役割のバランスを取り続けるのが大事なのに、

本当に様々な視点、観点がいくつも必要で、
なおかつ俯瞰的だったり、局所的だったりと、
ズームイン、ズームアウト、広角、挟角、360度、
まあ、本当にバラエティーに富んだモノの見方を迫られる。

私の価値観的には、未だにドコと組むかではなく、ダレと組むかに変わりないものの、
そのダレに巡り合うための動きは、さらに加速させていかないといかん。

もっともっと、求心力を自然発生させてかなきゃ、追いつかん。

でないと、次のステージへは、永遠にたどり着けないから。

でもね…逆を言うと、今までに見たことないステージが、待ってるって話(^^)/

 
この2極化が進む先々では、
もっともっと様々な現実が生まれていることを知っておかないと、
誰であっても「井の中の蛙」に知らずとなりかねない。
(自組織だけでは追いつかないって、こういう意味です)

盲目は罪であると同時に、本当に不可逆的な大損でしかないので。

 
追伸
そんなの無理だよ…ってフツーは思う事を、現実化している先がある。
ウチにはそんなのできっこない…って諦めてる事を、具現化させている先もある。
人の知恵と工夫、熱意、情熱には、限界ってない。

スンゲー!!!って方々は、この世の中、いるとこにはいらっしゃるんですから。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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