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改めて、2極化が進んでるなぁって実感

先日、川上?というか先を進んでる方とお話してて、
改めて思ったのは、2極化の乖離はかなり進んでるんだなぁって。

未だに、失踪だの人権侵害だののメディア記事が流れる一方で、
そんな事態など起きたこともないって先もある。

これだけでもかなりの乖離ですが、
輪をかけて、むしろ特定技能2号に向けた階段、ストーリーが確立して何名も量産している先、
その後押しを力強く支えて促している監理団体/登録支援機関。
日本語能力だって、ちゃんと働きながらでも育っていくし、
企業側もまた労働者の育成に寄り添い、ちゃんと評価した昇給も進めている。

上には上がいるし、
下には下が、限りない。

制度上で3年クルクルしかなかった時でさえ、
実態の乖離は、現場で口にする話題が全く違っていたにもかかわらず、
出口の選択肢の幅が無限大に拡がってから数年経つと、
やはりこうなったか…の感が否めません。

 
幅、拡がりが進むと、「選択」の意味、価値が高まり続ける。

別に3年クルクルが悪いとは思わない。
奴隷制度だの奴隷商人だの好き勝手言われようとも、
受入側と労働者側が、それを望むのであれば、
逆に無理やり何年も働かせようとすること自体が、奴隷商人となる。

ただ、全受入先、全外国人労働者ではないにせよ、
それぞれに長期間の労働を望む方々もいる。

その場合、入口から出口までのストーリーは、
全く異なっていく。

 
この2極化がどんな意味を持つのかというと、
同じ制度であっても、実態では、全く理(ことわり)や提言・助言・ポイントなどが異なる。

そうなると人とは残念なもので、
3年クルクル先は、長期間就労への労力やコストなんかとても整わないってヒガミや否定が生まれたり、
長期間就労先は、3年クルクル先の取り組みを小バカにしてたり、
互いに尊重し合って、否定も批判も必要ないのに、
ツマンナイ状態も生まれかねない。

自身の正当性や合理性は、当事者間で心から納得していれば、
別に周りにとやかく言われる筋合いはないし、
言われようと気にも留めない。

どの国を選んでいようが、
どの職種や分野での事業展開をしていようが、
どんな経営者がどんな経営をしていようが、
どんな労働者がどんな労働をしていようが、
その結果は、良くも悪くも当事者が享受できるだけの事。

人間だもの、愚痴の一つもこぼしたって行けれど、
その愚痴に引っ張られて、自分がブレていくのは、ナンセンス。

 
わかりやすく具体的に言うと、

1.3年クルクル以外には手を出さない先
2.3年クルクルが基本だけど、受動的ながら有能な人材と労使相愛になれたなら、その道を拓こうって先
3.3年クルクルもやるけど、基本的には長期就労を目指す取り組みに重きを置いている先
4.3年クルクルは眼中になく、長期就労特化の先

が、今回の2極化の現在のグラデーションだと思われます。

もっと言うと、
国も職種も絞った専門特化で先々10年以上は事業を維持発展させていく腹をくくった取り組みは後者。
(大企業的で、将来への危機感からの、当事者意識のなせる業的な取り組みでしょうかね)
一方、
本音として最賃に毛が生えた程度で済ませたい、仕事もそこまで難しくない、むしろ長期間就労は互いに無理があるって先が、
その都度、国を変え、人数必須のため職種も増やし(長期間でない場合はそこまで専門不要?)、
いわゆる前者の動きとなっていく。

付き合う受入先に応じて、
1.中小も零細ばかり
2.1社、2社、大手的以外は中小零細ばかり
3.数社、中小零細もいるけど大手的な先ばかり
4.大手しかいない
になるのかなぁ。

別に、
1であっても、家族そのものの付き合いで、長期間就労へと結果なってしまっている先もあるでしょうし、
4であっても、ひたすら長年の奴隷労働を強いてる先もあるかもしれません。

 
どのみち、2極化はもっともっとジワジワと進み続けます。
この業界について情弱な一般人が、いつの世も膿み出てくるメディア記事一つで、木を見て森を焼き払えと騒ぐのを横目に、
水面下で、ドンドンドンドン先へと進みます。

選択…アナタはどの道を歩みますか?って意思の話。

 
追伸
介護や自動車整備など、国家資格の階段が出来上がっていて、
なおかつ、それらの会談も、それなりに実態にも適っているとしたら、
それが大中小問わず、4の道を求め築いていく一択かもしれませんし、
飲食料品製造でよく見られるように、単に手を動かす労働力が大量に欲しい場合では、
どれだけの大手であっても、1しか要らないって経営判断してる先もあれば、
それでも分母100人の中から、MGクラス人員の確保をとセレクション制度的な階段を設けている先だってあるでしょうし、
分かり良く事業規模で書いてみたけど、本当にケースバイケースでしかないんだと思います。

ちょっと関係する別視点を、明日続きで書いてみる。
 
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